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公開番号
2024148450
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-18
出願番号
2023061582
出願日
2023-04-05
発明の名称
釣竿
出願人
株式会社シマノ
代理人
個人
,
個人
主分類
A01K
87/04 20060101AFI20241010BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】釣糸ガイドを確実に固定することができ、しかも簡単に着脱することができる釣竿を提供すること。
【解決手段】第2番竿16にガイド固定部28が設けられる。ガイド固定部28は、第2番竿16の所定位置に形成された皮膜(ウレタン樹脂)からなる。ガイド固定部28の肉厚は、20μmである。釣糸ガイド14bは、嵌合ボス33を有する。嵌合ボス33は、第2番竿16と嵌合する。嵌合ボス33の内壁面36に接触平面37が形成される。接触平面37は、第2番竿16の軸線23に対して傾斜し、竿元側25に向かって前記軸線23に近づく。嵌合ボス33が第2番竿16に嵌め合わされると、接触平面37がガイド固定部28に押圧され、ガイド固定部28が弾性変形して接触平面37と面接触する。ガイド固定部28と接触平面37との間に楔状の隙間43が形成される。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
ガイド固定部を有する釣竿本体と、
前記ガイド固定部に取外可能に接続される筒状部材を有する釣糸ガイドと、を備え、
前記筒状部材の内面に、前記釣竿本体の竿先側から竿元側に向けて前記釣竿本体の軸線側に傾斜し、前記ガイド固定部と接する接触平面が設けられている、釣竿。
続きを表示(約 250 文字)
【請求項2】
前記ガイド固定部は、前記筒状部材よりも軟らかい皮膜を含む、請求項1に記載の釣竿。
【請求項3】
前記皮膜は、前記ガイド固定部の周方向の一部に亘って設けられ、前記皮膜の厚さは、10μm以上40μm以下である、請求項2に記載の釣竿。
【請求項4】
前記接触平面は、前記筒状部材の軸線に対して1°以上5°以下の角度で傾斜している、請求項1又は2に記載の釣竿。
【請求項5】
前記接触平面の形状は、台形である、請求項1又は2に記載の釣竿。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、釣糸ガイドを備えた釣竿に関し、特に釣竿本体に対する釣糸ガイドの取付構造に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
釣糸ガイドを備えた振出式釣竿の場合、釣糸ガイドは、いわゆる遊動式にて釣竿本体に着脱自在に取り付けられる(たとえば特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に開示された従来の釣竿の場合、釣竿本体の所定位置にロック部が形成され、このロック部に釣糸ガイドの支持部が嵌め合わされる。具体的には、前記ロック部は、軸方向に延びる突条を有し、前記支持部は、ガイドフレームを支持する筒状部材を有する。この筒状部材が前記突条と嵌め合わされる。
【0004】
前記釣竿本体の外径は、この釣竿本体の軸線に沿って竿先側から竿元側に向かって漸次大きくなるように変化している。すなわち、前記釣竿本体の外形に所定のテーパT1が形成されている。他方、前記筒状部材の内径は、前記軸線に沿って竿先側から竿元側に向かって漸次大きくなるように変化している。すなわち、前記筒状部材の外形に所定のテーパT2が形成されている。したがって、前記筒状部材が前記軸方向に沿って竿元側へスライドされつつ前記突条と嵌め合わされると、両者が互いに食い込み合うようにして嵌め合わされる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2003-284456号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従来の釣糸ガイドの取付構造では、前記筒状部材と前記突条とが食い込み合うので、釣糸ガイドは、釣竿本体に確実に固定され、実釣において釣糸ガイドに大きな外力が作用した場合であっても釣糸ガイドの緩みや位置ずれ等が防止される。
【0007】
しかしながら、従来の釣糸ガイドの取付構造では、釣糸ガイドは釣竿本体の所定位置に確実に固定されるが、前記筒状部材及び前記突条が互いに食い込み合うため、釣糸ガイドが釣竿本体から取り外される際に前記突条が損傷を受けるおそれがある。もっとも、この問題が回避されるためには、釣人は、釣糸ガイドを前記軸方向に沿って竿先側へ丁寧にゆっくりとスライドさせる必要があり、これでは実釣において特に撤収時に煩わしい作業を強いられるという別の問題が生じる。
【0008】
本発明はかかる背景のもとになされたものであって、その目的は、釣糸ガイドを確実に固定することができ、しかも容易且つ迅速に釣糸ガイドを着脱することができる釣竿を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
(1) 本発明の第1側面の釣竿は、ガイド固定部を有する釣竿本体と、前記ガイド固定部に取外可能に接続される筒状部材を有する釣糸ガイドとを備える。前記筒状部材の内面に、前記釣竿本体の竿先側から竿元側に向けて前記釣竿本体の軸線側に傾斜し、前記ガイド固定部と接する接触平面が設けられている。
【0010】
この構成によれば、釣糸ガイドが釣竿本体の軸線に沿って竿元側へ移動されると、釣糸ガイドの筒状部材が釣竿本体のガイド固定部に嵌め合わされる。前記筒状部材の内面に設けられた接触平面は、前記釣竿本体の竿先側から竿元側に向けて前記軸線に近づくように傾斜している。したがって、前記接触平面及び前記ガイド固定部は、互いに食い込み合うように当接する。一方、前記釣竿本体の外径は、前記竿先側から竿元側に向けて拡大しているので、前記接触平面と前記釣竿本体の外周面との間に楔状の隙間が形成され、この隙間は、前記竿先側ほど大きくなる。このため、ユーザが前記釣糸ガイドを操作して前記隙間が小さくなるように前記筒状部材を傾斜させることにより、すなわち、前記接触平面が前記軸線に平行となる向きに前記釣糸ガイドが傾けられることにより、前記筒状部材と前記ガイド固定部との嵌合が緩くなる。したがって、ユーザは、釣竿本体に損傷等を与えることなく、釣糸ガイドを素早く取り外すことが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)
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