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公開番号
2024146146
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-15
出願番号
2023058878
出願日
2023-03-31
発明の名称
蓮根の栽培方法
出願人
西山商事有限会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A01G
22/25 20180101AFI20241004BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】水槽内で蓮根の栽培を行う蓮根の栽培方法であって、作業負担がさらに軽減された蓮根の栽培方法を提供することを課題とする。
【解決手段】種レンコン又は蓮根の苗である対象物を、その少なくとも一部を水槽内の栽培水に露出させた状態で該栽培水中に沈め、該水槽内に定着させる定着工程と、該定着工程後、対象物から生長した葉が栽培水の水面側に繁る状態まで生育する第1生育工程と、該第1生育工程後、対象物から生長した蓮根を収穫可能な状態になるまで生育する第2生育工程と、を有し、少なくとも第1生長工程では、栽培水の水面側を浮遊する浮遊物を遮光物として機能させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
水槽内で蓮根の栽培を行う蓮根の栽培方法であって、
種レンコン又は蓮根の苗である対象物を、その少なくとも一部を水槽内の栽培水に露出させた状態で該栽培水中に沈め、該水槽内に定着させる定着工程と、
該定着工程後、前記対象物から生長した葉が前記栽培水の水面側に繁る状態まで生育する第1生育工程と、
該第1生育工程後、前記対象物から生長した蓮根を収穫可能な状態になるまで生育する第2生育工程と、を有し、
少なくとも前記第1生長工程では、前記栽培水の水面側を浮遊する浮遊物を遮光物として機能させる
ことを特徴とする蓮根の栽培方法。
続きを表示(約 480 文字)
【請求項2】
前記浮遊物は、時間の経過に伴い、その少なくとも一部の成分が分解されて亜硝酸態窒素になり、前記栽培水中に溶け出す
請求項1に記載の蓮根の栽培方法。
【請求項3】
前記浮遊物は、前記栽培水中で時間の経過に伴って腐葉土に変化する
請求項2に記載の蓮根の栽培方法。
【請求項4】
前記浮遊物には、蓮の葉、稲藁又は藻である
請求項2又は3の何れかに記載の蓮根の栽培方法。
【請求項5】
前記第1生育工程又は前記第2生育工程の少なくとも一方の少なくとも一部の期間において、前記栽培水中に含ませる養分の濃度を、時間の経過に伴って段階的に増加させる
請求項1に記載の蓮根の栽培方法。
【請求項6】
定着工程では、前記対象物を位置決め具によって前記前記水槽の底面側に定着させた
請求項1に記載の蓮根の栽培方法。
【請求項7】
前記栽培水に用いる水として、竹林から湧き出る天然水又は雨水を用いた
請求項1に記載の蓮根の栽培方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、水槽内で蓮根の栽培を行う蓮根の栽培方法に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
水田で蓮根の栽培を行った場合、その上面から所定の高さまで水を張った土の中の深い位置で生長した蓮根を収穫するため、土の掘り起し作業が必要になり、負担が大きい。この作業負担を改善するため、浅いプール(水槽)内の底面から所定の高さまで土を入れ、その土の上から所定高さまで栽培水を張り、土中に種レンコンを植え付ける蓮根の栽培方法が公知になっている(例えば、特許文献1を参照。)。
【0003】
上記文献の蓮根の栽培方法によれば、プールの底が浅いため、蓮根の収穫作業の負担が軽くなる一方で、種レンコンをプール内の土の中に埋設させるため、蓮根の収穫時、土を掘り起こす作業は依然として必要であり、改善の余地がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-173104号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、水槽内で蓮根の栽培を行う蓮根の栽培方法であって、作業負担がさらに軽減された蓮根の栽培方法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、水槽内で蓮根の栽培を行う蓮根の栽培方法であって、種レンコン又は蓮根の苗である対象物を、その少なくとも一部を水槽内の栽培水に露出させた状態で該栽培水中に沈め、該水槽内に定着させる定着工程と、該定着工程後、前記対象物から生長した葉が前記栽培水の水面側に繁る状態まで生育する第1生育工程と、該第1生育工程後、前記対象物から生長した蓮根を収穫可能な状態になるまで生育する第2生育工程と、を有し、少なくとも前記第1生長工程では、前記栽培水の水面側を浮遊する浮遊物を遮光物として機能させることを特徴とする。
【0007】
前記浮遊物は、時間の経過に伴い、その少なくとも一部の成分が分解されて亜硝酸態窒素になり、前記栽培水中に溶け出すものとしてもよい。
【0008】
前記浮遊物は、前記栽培水中で時間の経過に伴って腐葉土に変化するものとしてもよい。
【0009】
前記浮遊物には、蓮の葉、稲藁又は藻であるものとしてもよい。
【0010】
前記第1生育工程又は前記第2生育工程の少なくとも一方の少なくとも一部の期間において、前記栽培水中に含ませる養分の濃度を、時間の経過に伴って段階的に増加させるものとしてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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