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公開番号
2024170267
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-06
出願番号
2023097330
出願日
2023-05-26
発明の名称
アフリカツメガエルの自給自足型養殖システム
出願人
個人
代理人
主分類
A01K
67/00 20060101AFI20241129BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】アフリカツメガエルの餌を養殖する自給自足型養殖システムを提供すること。
【解決手段】地下水を貯留する地下水貯留槽と、地下水をオゾンバブルに生成するオゾンバブル水槽と、前記オゾンバブル水槽にナノノズルを通して生成されるナノオゾンバブル水と、該ナノオゾンバブル水でアフリカツメガエルを飼育するアフリカツメガエル飼育水槽と、アフリカツメガエル飼育水を濾過して浄化する第1の濾過槽と、濾過排水をナノノズルを通して生成される濾過排水ナノオゾン水で前記アフリカツメガエルの餌となる水生イトミミズを飼育する水生イトミミズ飼育水槽と、水生イトミミズの飼育水で飼育する陸生ミミズ飼育水槽と、前記水生イトミミズ飼育水槽から排水される排出水を前記オゾンバブル水槽に再送水して循環させる第2の濾過槽と、を有するアフリカツメガエルの自給自足型養殖システム。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
地下水を貯留する地下水貯留槽と、
前記地下水貯留槽に貯留された地下水をオゾンバブルに生成するオゾンバブル水槽と、
前記オゾンバブル水槽にナノノズルを通して生成されるナノオゾンバブル水と、
前記ナノオゾンバブル水が注入され該ナノオゾンバブル水でアフリカツメガエルを飼育するアフリカツメガエル飼育水槽と、
前記アフリカツメガエル飼育水槽で用いられたアフリカツメガエル飼育水を濾過して浄化する第1の濾過槽と、
前記第1の濾過槽で濾過した濾過排水をナノノズルを通して生成される濾過排水ナノオゾン水と、
前記濾過排水ナノオゾン水が注入され該濾過排水ナノオゾン水で前記アフリカツメガエルの餌となる水生イトミミズを飼育する水生イトミミズ飼育水槽と、
前記濾過排水ナノオゾン水を利用した水生イトミミズの飼育水で、前記アフリカツメガエルの餌となる陸生ミミズを飼育する陸生ミミズ飼育水槽と、
前記水生イトミミズ飼育水槽から排水される排出水を前記オゾンバブル水槽に再送水して循環させる第2の濾過槽と、
を有するアフリカツメガエルの自給自足型養殖システム。
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【請求項2】
前記アフリカツメガエルの自給自足型養殖システムは、更に、陽極と陰極が隔膜で仕切られていない一室型電解槽を有し、該一室型電解槽で生成された微弱次亜塩素酸水により前記アフリカツメガエルの餌となる水生イトミミズと陸生ミミズを殺菌処理して給餌し、出荷時の殺菌処理をするための殺菌作用を促すことを特徴とする請求項1に記載のアフリカツメガエルの自給自足型養殖システム。
【請求項3】
前記水生イトミミズ飼育水槽は、水生イトミミズの寝床となる水生イトミミズ寝床を有し、該水生イトミミズ寝床は樹脂製ネット状の形状であることを特徴とする請求項1又は2に記載のアフリカツメガエルの自給自足型養殖システム。
【請求項4】
前記陸生ミミズ育成槽は、前記陸生ミミズを培養する培養土を有し、該培養土に適度な湿度を保つための散水を行うナノノズルと、該培養土に適度な酸素を注入するコンプレッサーとエアーチューブとを有することを特徴とする請求項1に記載のアフリカツメガエルの自給自足型養殖システム。
【請求項5】
前記陸生ミミズ育成槽は、槽の上部にLED照明が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のアフリカツメガエルの自給自足型養殖システム。
【請求項6】
前記アフリカツメガエルの自給自足型養殖システムは、更に、前記水生イトミミズと陸生ミミズを餌用に殺菌処理する水生・陸生ミミズ餌用殺菌処理槽及び前記飼育されたアフリカツメガエルの出荷時の殺菌処理を行うアフリカツメガエル出荷殺菌処理槽を有することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のアフリカツメガエルの自給自足型養殖システム。
【請求項7】
前記アフリカツメガエルの自給自足型養殖システムは、更に、前記陸生ミミズ育成槽、前記水生・陸生ミミズ餌用殺菌処理槽及び前記アフリカツメガエル出荷殺菌処理槽から排出された飼育水及び殺菌水を70℃以上に加温して外部に排出する排水熱処理外部排出水槽を有することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の自給自足型養殖システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、アフリカツメガエルの自給自足型養殖システムに関し、特に、アフリカツメガエルの高蛋白質でアミノ酸が豊富な食品加工原料を得るために、アフリカツメガエルを養殖し、その飼育水を濾過し、濾過排水を利用して、アフリカツメガエルの餌となる水生イトミミズ及び陸生ミミズを養殖し、それらを殺菌処理して給餌するアフリカツメガエルの自給自足型養殖システムに関する。
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【背景技術】
【0002】
食品原料となる食用ガエルは、栄養豊富で特に生物の成長に必要なアミノ酸が豊富に含まれていることがアミノ酸分析で証明されている。
【0003】
優れたアミノ酸には、人体に必要なアミノ酸の種類と量をバランスよく含んでいることが重要である。必須アミノ酸と呼ばれる体内で合成できないアミノ酸を豊富に含んでいることが望ましい。また、良質なタンパク質を構成するアミノ酸として知られる、リジンやトレオニン、メチオニンなどが含まれていることも望ましい。さらに、吸収しやすく消化しやすい形で存在することも、優れたアミノ酸の特徴である。
【0004】
人間に一番必要なアミノ酸は、体内で合成できない「必須アミノ酸」である。必須アミノ酸には、アルギニンを含む必須アミノ酸、ロイシン、イソロイシン、バリン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、トレオニン、トリプトファン、そしてヒスチジンの9つがある。
【0005】
図7は、アフリカツメガエルのアミノ酸分析表である。
【0006】
図8は、必須アミノ酸のTrp(トリプトファン)を1とした数値である。それらを各合計した56.0の数値は、アフリカツメガエルが必須アミノ酸のバランスが良く、人間の必要とするアミノ酸をすべてバランスよく含んでいることを示しており、この値は高く、優れたタンパク質源であることが期待できる。
【0007】
図9は、食用ガエルの可食部100g中の成分表である。食用ガエルは、魚類よりも多くのタンパク質が含まれ、ビタミン類も多く含まれている。
【0008】
ところで、食用カエルの種類として、欧米では、ヨーロッパトノサマガエル・ウシガエル、アジア(中国、インドネシア、ベトナム)では、トラフガエル・ヌマガエル・インドクサクイガエル、南米では、ナンベイウシガエル、アフリカでは、アフリカツメガエル、日本では、ナミエガエル、毛瀰(アカガエルと推定)等がいる。
【0009】
日本では、過去にウシガエルを養殖し、缶詰製品としてアメリカ向けに輸出されたドル箱であったが、農薬が検出され輸出禁止となった。
【0010】
そのためウシガエルの需要はなくなり、ウシガエルを放流しため、全国に生息し在来種に悪影響を与えるようになり、環境保全を要するために特定外来種と指定されて、移動や養殖は禁止されている。
(【0011】以降は省略されています)
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