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公開番号2024129584
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-27
出願番号2023038895
出願日2023-03-13
発明の名称駆動装置
出願人株式会社やまびこ
代理人弁理士法人IPX
主分類A01G 3/04 20060101AFI20240919BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】構成が簡単で操作性に優れる回転ロック機構を備える駆動装置を提供する。
【解決手段】駆動装置は、装置本体と、ハンドルとを備える。装置本体は、対象物を刈払又は切断する剪定部を有する。ハンドルは、装置本体に対して回転可能に接続され、回転ロック機構と、駆動操作機構とを有する。回転ロック機構は、装置本体に対するハンドルの回転を阻止する回転阻止位置と、装置本体に対するハンドルの回転を許容する回転許容位置とに変位可能な回転ロックレバーを有する。駆動操作機構は、剪定部の作動を制御するスイッチと、スイッチを押し込む接触位置と、スイッチから離間する非接触位置との間で変位可能なスロットルレバーとを有する。スロットルレバーは、回転ロックレバーが回転許容位置にあるとき、回転ロックレバーに接触して非接触位置に維持され、回転阻止位置にあるとき、接触位置への変位が許容されるように構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
手持式の駆動装置であって、
装置本体と、ハンドルとを備え、
前記装置本体は、対象物を刈払又は切断する剪定部を有し、
前記ハンドルは、前記剪定部と反対側において、前記装置本体に対して回転可能に接続され、回転ロック機構と、駆動操作機構とを有し、
前記回転ロック機構は、前記装置本体と係合することにより、前記装置本体に対する前記ハンドルの回転を阻止する回転阻止位置と、前記装置本体との係合が解除されることにより、前記装置本体に対する前記ハンドルの回転を許容する回転許容位置とに変位可能な回転ロックレバーを有し、
前記駆動操作機構は、前記剪定部の作動を制御するスイッチと、前記スイッチを押し込む接触位置と、前記スイッチから離間する非接触位置との間で変位可能なスロットルレバーとを有し、
前記スロットルレバーは、前記回転ロックレバーが前記回転許容位置にあるとき、前記回転ロックレバーに接触して前記非接触位置に維持され、前記回転ロックレバーが前記回転阻止位置にあるとき、前記接触位置への変位が許容されるように構成されている、駆動装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
請求項1に記載の駆動装置において、
前記回転ロックレバーは、その前記装置本体側の端部に爪部を有し、
前記装置本体は、前記爪部が挿入される溝部を有し、
前記爪部が前記溝部に挿入されることにより、前記回転ロック機構と前記装置本体とが係合するように構成されている、駆動装置。
【請求項3】
請求項2に記載の駆動装置において、
前記装置本体は、円弧状に配置された複数の前記溝部を有する、駆動装置。
【請求項4】
請求項1に記載の駆動装置において、
前記スロットルレバーは、長尺のレバー本体と、当接部とを有し、
前記レバー本体は、その長手方向の途中で、前記ハンドルに回動可能に取り付けられ、
前記当接部は、前記レバー本体の前記装置本体側の端部に、前記レバー本体から前記回転ロックレバーに向かって延びるように接続され、前記回転許容位置にある前記回転ロックレバーに当接するように構成されている、駆動装置。
【請求項5】
請求項4に記載の駆動装置において、
前記当接部と前記回転ロックレバーとの当接面は、前記当接部から前記回転ロックレバーに付与される力とほぼ直交するように形成されている、駆動装置。
【請求項6】
請求項5に記載の駆動装置において、
前記回転ロックレバーは、前記爪部を有する第1の腕部と、前記当接面を有する第2の腕部とを有し、前記第1の腕部と前記第2の腕部との接続部又はその近傍において、前記ハンドルに回動可能に取り付けられている、駆動装置。
【請求項7】
請求項6に記載の駆動装置において、
前記当接部から前記回転ロックレバーに付与される力は、前記第2の腕部の長手方向に沿っており、かつ前記力が付与される方向に、前記回転ロックレバーの回動中心が位置している、駆動装置。
【請求項8】
請求項6に記載の駆動装置において、
前記回転ロックレバーは、さらに、前記第2の腕部を介して前記第1の腕部と反対側に、前記回転ロックレバーの回動操作を行う操作部を有する、駆動装置。
【請求項9】
請求項8に記載の駆動装置において、
前記操作部は、前記第1の腕部と前記第2の腕部との接続部又はその近傍に接続されている、駆動装置。
【請求項10】
請求項9に記載の駆動装置において、
前記スロットルレバーが前記接触位置にある状態で、前記回転ロックレバーの前記回転許容位置への回動操作を試みたとき、前記第2の腕部が前記スロットルレバーの前記当接部の側面に当接して、その回動が規制されるように構成されている、駆動装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、駆動装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
生垣や植木の剪定に使用する手持作業機械が知られている(特許文献1参照)。この手持作業機械は、駆動動力を発生するエンジンを有する作業機械本体と、作業機械本体に対して回転可能な後部ハンドグリップとを備えている。また、後部ハンドグリップには、エンジンの出力を制御するスロットルレバーと、後部ハンドグリップの作業機械本体に対する回転を規制するロックレバーとが設けられている。
【0003】
かかる手持作業機械において、スロットルレバーを操作していない状態で、ロックレバーによるロックを解除すると、後部ハンドグリップの作業機械本体に対する回転操作が可能となる。一方、スロットルレバーを操作している状態では、スロットルレバーに取り付けられたロックアームと、ロックレバーとの2つの部材の作用によって、後部ハンドグリップの作業機械本体に対する回転操作が規制される。また、後者の状態で、ロックレバーによるロックを無理やり解除しても、依然としてロックアームの作用によって、後部ハンドグリップの作業機械本体に対する回転操作が規制される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表2008-543275号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記手持作業機械では、回転ロック機構の構成が複雑である。
本発明では上記事情に鑑み、構成が簡単で操作性に優れる回転ロック機構を備える駆動装置を提供することとした。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様によれば、手持式の駆動装置が提供される。この駆動装置は、装置本体と、ハンドルとを備える。装置本体は、対象物を刈払又は切断する剪定部を有する。ハンドルは、剪定部と反対側において、装置本体に対して回転可能に接続され、回転ロック機構と、駆動操作機構とを有する。回転ロック機構は、装置本体と係合することにより、装置本体に対するハンドルの回転を阻止する回転阻止位置と、装置本体との係合が解除されることにより、装置本体に対するハンドルの回転を許容する回転許容位置とに変位可能な回転ロックレバーを有する。駆動操作機構は、剪定部の作動を制御するスイッチと、スイッチを押し込む接触位置と、スイッチから離間する非接触位置との間で変位可能なスロットルレバーとを有する。スロットルレバーは、回転ロックレバーが回転許容位置にあるとき、回転ロックレバーに接触して非接触位置に維持され、回転ロックレバーが回転阻止位置にあるとき、接触位置への変位が許容されるように構成されている。
【0007】
このような態様によれば、回転ロック機構の構成が簡単であり、その操作性にも優れる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
ヘッジトリマーを上側から見た全体斜視図である。
ヘッジトリマーを下側から見た全体斜視図である。
本体ケースの一部を取り外した状態の駆動操作部を示す側面図である。
図3から後ハンドルのハンドルケースの一部を取り外した状態の駆動操作部を示す側面図(回転ロック状態かつ変位ロック状態)である。
後ハンドルのハンドルケースの反対側の一部を取り外した状態の駆動操作部を示す側面図(回転ロック状態かつ変位ロック状態)である。
後ハンドルを取り外した状態の本体を後側から見た図である。
変位ロック状態を解除し、スロットルレバーによる駆動スイッチの押し込み操作を開始した状態を示す側面図である。
スロットルレバーにより、駆動スイッチを最も押し込んだ状態を示す側面図である。
回転ロック状態を解除した後に、スロットルレバーによる駆動スイッチの押し込み操作を試みた場合を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。
図1は、ヘッジトリマーを上側から見た全体斜視図である。図2は、ヘッジトリマーを下側から見た全体斜視図である。図3は、本体ケースの一部を取り外した状態の駆動操作部を示す側面図である。図4は、図3から後ハンドルのハンドルケースの一部を取り外した状態の駆動操作部を示す側面図(回転ロック状態かつ変位ロック状態)である。図5は、後ハンドルのハンドルケースの反対側の一部を取り外した状態の駆動操作部を示す側面図(回転ロック状態かつ変位ロック状態)である。
【0010】
図6は、後ハンドルを取り外した状態の本体を後側から見た図である。図7は、変位ロック状態を解除し、スロットルレバーによる駆動スイッチの押し込み操作を開始した状態を示す側面図である。図8は、スロットルレバーにより、駆動スイッチを最も押し込んだ状態を示す側面図である。図9は、回転ロック状態を解除した後に、スロットルレバーによる駆動スイッチの押し込み操作を試みた場合を示す側面図である。
なお、図中に示した「上下」、「左右」及び「前後」に基いて、ヘッジトリマー及びヘッジトリマーを構成する各部材の方向を規定する。
(【0011】以降は省略されています)

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