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公開番号2024140332
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-10
出願番号2023051426
出願日2023-03-28
発明の名称ハーブの育種法
出願人個人
代理人
主分類A01H 1/02 20060101AFI20241003BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】 ハーブの新品種を気温や陽光、人工光そして植える距離を調整し、利用することにより意図的に突然変異を起こし新品種として変異させ、調香して育種する方法が無かった。
【解決手段】 親ハーブを植え付け、気温Tが10℃≦T≦35℃の時に、根の長短の相性を配慮した上かつ、陽光や自然光を調整することで突然変異を意図的に起こし、香りを調香してより香りの整った品種を誕生させる。
【選択図】なし


特許請求の範囲【請求項1】
カルボ酸を含む土に2品種乃至4品種の親ハーブを植え付け、気温Tが10℃≦T≦35℃の条件下でリンを含む液肥を毎日与えつつ育成し、根及び気孔を通じたガス交換を利用して交雑させるハーブの育種法であって、
交雑させる親ハーブの組み合わせは、相対的に根の長い品種と根の短い品種との組み合わせ、及び、異なる香りの系統の組み合わせであり、
隣り合う親ハーブの植付位置間の距離を、プラスチック容器での育種の場合は15センチ以上25センチ以下、路地育種の場合は10センチ以上、15センチ以下としたことを特徴とするハーブの育種法。
続きを表示(約 430 文字)【請求項2】
交雑して得られたハーブを収穫する工程と、
60分以上90分以内の間、外気に晒した状態で前記ハーブを放置する工程と、
前記放置する工程の後、24時間以上72時間以内の時間をかけて前記ハーブに香気成分を含ませた養液を吸収させる工程と、
を経て前記ハーブの香りを変異させることを特徴とする請求項1に記載のハーブの育種法。
【請求項3】
日中の気温T1が10℃≦T1≦20℃、夜間の気温T2が0≦T2≦10℃となる環境下で前記ハーブを2日以上5日以下の期間外気に晒した状態で放置する第1のストレス付与工程と、
ハーブを捕食する虫類により茎葉に傷を負わせる第2のストレス付与工程と、を経てハーブを捕食させる虫類に、葉と茎が最大30%捕食された状態で、7日から14日放置観察し生命維持ストレスを前草に行き届かせた状態を経て前記ハーブに香気成分を生成させることを特徴とする請求項2に記載のハーブの育種法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
今まで偶然や難しい技術及びゲノム編集などでようやく誕生していたハーブの新品種を気温や陽光、人工光そして植える距離を調整し、利用することにより意図的に突然変異を起こし新品種として変異させ、調香して育種する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
ハーブを突然変異を利用して意図的に新品種とする育種法は現在までなかった。
【0003】
ハーブ同士の自然交雑は稀に起こるが、香りが整っておらず香りの良い品種は極々稀にしか誕生できない。
【0004】
昭和30年代、非特許文献1の著者によるゲノム編集技術や従来技術での優良品種の育種が研究されていた。しかし、育種の結果が出るまでに種が発芽しある程度成長しなければ形状や香りの確認が出来ない。このことと、育種段階において香りのコントロールと新たな好気性の結合も出来なかった。ということか問題としてあげられる。それを参考にして育種期間を最大4週程度に短縮し、香りのコントロールと新たな香気成分の結合を可能にしたのが当発明であるハーブの育種法である。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0005】
細胞遺伝学的方法によるハッカ属植物の育種学的基礎研究,出版社 岡山大学農学部作物学第2研究室,著者 池田長守
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従来技術及び自然交雑では花粉を使用するため、成功の有無を確認するには発芽させる必要があるため、成功していても数年かかってしまう。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1に記載の発明は、カルボ酸を含む土に2品種乃至4品種の親ハーブを植え付け、気温Tが10℃≦T≦35℃の条件下でリンを含む液肥を毎日与えつつ育成し、根及び気孔を通じたガス交換を利用して交雑させるハーブの育種法であって、
交雑させる親ハーブの組み合わせは、相対的に根の長い品種と根の短い品種との組み合わせ、及び、異なる香りの系統の組み合わせであり、
隣り合う親ハーブの植付位置間の距離を、プラスチック容器での育種の場合は15センチ以上25センチ以下、路地育種の場合は10センチ以上、15センチ以下としたことを特徴とするハーブの育種法である。
【0008】
請求項2に記載の発明は、交雑して得られたハーブを収穫する工程と、
60分以上90分以内の間、外気に晒した状態で前記ハーブを放置する工程と、
前記放置する工程の後、24時間以上72時間以内の時間をかけて前記ハーブに香気成分を含ませた養液を与える工程を経て前記ハーブの香りを変異させることを特徴とする請求項1に記載のハーブの育種法である。
【0009】
請求項3に記載の発明は、日中の気温T1が10℃≦T1≦20℃、夜間の気温T2が0℃≦T2≦10℃となる環境下で前記ハーブを2日以上5日以下の期間外気に晒した状態で放置する第1のストレス付与工程と、ハーブを捕食する虫類により茎葉に傷を負わせる第2のストレス付与工程を経て前記ハーブに香気成分を生成させることを特徴とする請求項2に記載のハーブの育種法である。
【発明の効果】
【0010】
従来では花粉での育種やゲノム育種がメインなため成功率が低く成功しても数年の育種期間そして多額の育種費用がかかる。請求項1に係る発明によれば、根によるガス交換システムを利用して交雑するので、育種費用と育種期間を低減することが可能となる。例えば、育種費用は1品種1000円程度まで削減でき、育種期間を2週間から4週間へ短縮した。
(【0011】以降は省略されています)

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