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公開番号
2024134309
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-03
出願番号
2023044544
出願日
2023-03-20
発明の名称
農作業機
出願人
株式会社ササキコーポレーション
代理人
個人
主分類
A01B
73/06 20060101AFI20240926BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】回動による作業体の固定と固定解除を少ない構成部材によりなし、装置構成の簡素化、各部材の精度の厳格化防止が図られた農作業機を提供する。
【解決手段】第1リンク4、第2リンク5及び第3リンク6を備え、側部作業体3が中央作業体2に対し回動自在である。第1リンク4は本体部に回動支点42が設けられ、傾斜部に第1長孔41が設けられ、回動自在である。第2リンク5は一端部に回動支点51が設けられ、他端部に連結ピン8が回動自在に設けられる。第3リンク6は回動自在であり、第2長孔63が設けられる。第1リンク、第2リンク及び第3リンクが共通の連結ピンにて回動自在に連結され、連結ピンは、第1長孔及び第2長孔内に遊嵌され、第2リンクに連結されるシリンダ9の進退動作により、各長孔内での遊嵌位置を変化させる。側部作業体は回動動作により作業時には展開されて固定状態となり、非作業時には折畳まれて格納状態となる。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
第1リンク、第2リンク及び第3リンクを備え、側部作業体が中央作業体に対し回動自在である農作業機であって、
第1リンクは本体部と、該本体部に対し傾斜して形成された傾斜部からなる回動自在のリンク部材であり、上記本体部に回動支点が設けられ、上記傾斜部に長手方向に沿って長円形の第1長孔が設けられ、
第2リンクは長尺に形成された回動自在のリンク部材からなり、一端部に回動支点が設けられ、他端部に連結ピンが回動自在に設けられ、
第3リンクは長尺の連結部と該連結部に直交して設けられたリンク部からなる回動自在のリンク部材であり、該リンク部に上記連結部の長手方向に沿って長円形の第2長孔が設けられ、
上記第1リンク、上記第2リンク及び上記第3リンクが夫々共通の連結ピンにて回動自在に連結され、該連結ピンは、上記第1長孔及び上記第2長孔内に遊嵌され、上記第2リンクに連結される進退機構の進退動作により、上記第1長孔及び上記第2長孔内での遊嵌位置を変化させ、
上記側部作業体は回動動作により作業時には展開されて固定状態となり、非作業時には折畳まれて格納状態となることを特徴とする農作業機。
続きを表示(約 910 文字)
【請求項2】
請求項1記載の農作業機において、上記第1長孔には本体部側に連結ピンの第1位置が形成されるとともに、反対側に第2位置が形成され、上記第2長孔には連結部側に上記連結ピンの第3位置が形成されるとともに、反対側に第4位置が形成されることを特徴とする農作業機。
【請求項3】
請求項2記載の農作業機において、第3リンクの回動支点を中心にして回転半径の小なる位置に上記第3位置が形成され、回転半径の大なる位置に上記第4位置が形成されることを特徴とする農作業機。
【請求項4】
請求項1記載の農作業機において、上記第1長孔と上記第2長孔とは互いの長手方向が交差することを特徴とする農作業機。
【請求項5】
請求項1記載の農作業機において、上記第1長孔の長手方向の長さが連結ピンの直径の2倍以下であることを特徴とする農作業機。
【請求項6】
請求項1記載の農作業機において、上記進退機構が進退動作をするロッドを有するシリンダからなることを特徴とする農作業機。
【請求項7】
請求項1記載の農作業機において、上記進退機構が上記中央作業体に設けられることを特徴とする農作業機。
【請求項8】
請求項1乃至請求項7のいずれか一記載の農作業機において、上記第1リンクは本体部が上記中央作業体に回動自在に連結され、上記第2リンクは上記一端部が上記側部作業体に回動自在に連結され、上記第3リンクは連結部が上記第1リンクに回動自在に連結され、上記連結ピンが上記第1長孔及び第2長孔並びに上記第2リンクの他端部に回動自在に貫通されることを特徴とする農作業機。
【請求項9】
請求項1記載の農作業機において、上記中央作業体と上記側部作業体の一方に係合部が設けられ、他方に受部が設けられることを特徴とする農作業機。
【請求項10】
請求項1記載の農作業機において、上記中央作業体と上記側部作業体の一方に係合ピンが設けられ、他方に固定部材が設けられることを特徴とする農作業機。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本願発明は農作業機に関し、とくにその折畳機構に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
この種農作業機は図示しないトラクタに連結されて移動し、水田での代掻作業や耕耘作業等をする。
【0003】
農作業をする作業体は幅方向に長尺のため、折畳んだ格納状態で移動し、作業時に作業体を展開状態にして作業する。
【0004】
展開状態で作業しまた格納状態で移動する際、固定が確実でないと危険であるため、多くの部品を用いて作業体の固定やその解除を確実にしていた。
【0005】
従来はこのような構成であるため、部品点数が多くなり、かつ複雑化していた。このため各部品に精度が要求されるという難があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2006-158327号公報
特開2006-129764号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本願発明は、上記背景より、回動による作業体の固定と固定解除を少ない構成部材によりなすことにあり、これにより、装置構成を簡素化し、各部材の精度の厳格化防止を図ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題解決のため、本願発明による農作業機は、第1リンク、第2リンク及び第3リンクを備え、側部作業体が中央作業体に対し回動自在である農作業機であって、第1リンクは本体部と、該本体部に対し傾斜して形成された傾斜部からなる回動自在のリンク部材であり、上記本体部に回動支点が設けられ、上記傾斜部に長手方向に沿って長円形の第1長孔が設けられ、第2リンクは長尺に形成された回動自在のリンク部材からなり、一端部に回動支点が設けられ、他端部に連結ピンが回動自在に設けられ、第3リンクは長尺の連結部と該連結部に直交して設けられたリンク部からなる回動自在のリンク部材であり、該リンク部に上記連結部の長手方向に沿って長円形の第2長孔が設けられ、上記第1リンク、上記第2リンク及び上記第3リンクが夫々共通の連結ピンにて回動自在に連結され、該連結ピンは、上記第1長孔及び上記第2長孔内に遊嵌され、上記第2リンクに連結される進退機構の進退動作により、上記第1長孔及び上記第2長孔内での遊嵌位置を変化させ、上記側部作業体は回動動作により作業時には展開されて固定状態となり、非作業時には折畳まれて格納状態となることを特徴とする。
また、請求項2記載の農作業機は、請求項1記載の農作業機において、上記第1長孔には本体部側に連結ピンの第1位置が形成されるとともに、反対側に第2位置が形成され、上記第2長孔には連結部側に上記連結ピンの第3位置が形成されるとともに、反対側に第4位置が形成されることを特徴とする。
また、請求項3記載の農作業機は、請求項2記載の農作業機において、第3リンクの回動支点を中心にして回転半径の小なる位置に上記第3位置が形成され、回転半径の大なる位置に上記第4位置が形成されることを特徴とする。
また、請求項4記載の農作業機は、請求項1記載の農作業機において、上記第1長孔と上記第2長孔とは互いの長手方向が交差することを特徴とする。
また、請求項5記載の農作業機は、請求項1記載の農作業機において、上記第1長孔の長手方向の長さが連結ピンの直径の2倍以下であることを特徴とする。
また、請求項6記載の農作業機は、請求項1記載の農作業機において、上記進退機構が進退動作をするロッドを有するシリンダからなることを特徴とする。
また、請求項7記載の農作業機は、請求項1記載の農作業機において、上記進退機構が上記中央作業体に設けられることを特徴とする。
また、請求項8記載の農作業機は、請求項1乃至請求項7のいずれか一記載の農作業機において、上記第1リンクは本体部が上記中央作業体に回動自在に連結され、上記第2リンクは上記一端部が上記側部作業体に回動自在に連結され、上記第3リンクは連結部が上記第1リンクに回動自在に連結され、上記連結ピンが上記第1長孔及び第2長孔並びに上記第2リンクの他端部に回動自在に貫通されることを特徴とする。
また、請求項9記載の農作業機は、請求項1記載の農作業機において、上記中央作業体と上記側部作業体の一方に係合部が設けられ、他方に受部が設けられることを特徴とする。
また、請求項10記載の農作業機は、請求項1記載の農作業機において、上記中央作業体と上記側部作業体の一方に係合ピンが設けられ、他方に固定部材が設けられることを特徴とする。
また、請求項11記載の農作業機は、請求項1記載の農作業機において、上記第3リンクが連結ロッドを介して上記側部作業体に回動自在に連結されることを特徴とする。
また、請求項12記載の農作業機は、請求項1記載の農作業機において、上記第1リンク及び上記第2リンクが上記進退機構の進行方向前後に一対設けられることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本願発明においては、回動自在の第1リンクが本体部と、該本体部に対し傾斜して形成された傾斜部からなり、上記本体部に回動支点が設けられ、上記傾斜部に長手方向に沿って第1長孔が設けられており、また回動自在の第2リンクが長尺に形成され、一端部に回動支点が設けられ、他端部に連結孔が設けられており、さらに回動自在の第3リンクが長尺の連結部と該連結部に直交して設けられたリンク部からなり、上記第1リンク、上記第2リンク及び上記第3リンクが夫々共通の連結ピンにて回動自在に連結され、上記各リンクに遊嵌される連結ピンがシリンダの進退動作により上記第1長孔及び上記第2長孔内での遊嵌位置を変化させ、これにより、上記側部作業体が回動され、上記側部作業体の回動動作により作業時には展開されて固定状態となり、非作業時には折畳まれて格納状態となる。
よって中央作業体に対する側部作業体の固定と固定解除が少ない部品数によって確実になされる。
【0010】
また側部作業体の固定と固定解除に係る装置構成が簡素化されるから、各部材の精度の厳格化防止を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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