TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024158652
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023074016
出願日
2023-04-28
発明の名称
釣竿
出願人
グローブライド株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A01K
87/02 20060101AFI20241031BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】ソリッド竿杆同士の継合構造を有する釣竿において、継合部分で異音や継合不良を生じさせない釣竿を提供する。
【解決手段】本発明の釣竿は、軸方向に継合される大径のソリッド竿杆3と小径のソリッド竿杆5を備え、両ソリッド竿杆同士を継合する継合部10を有する。継合部10は、隣接するソリッド竿杆の端部を覆い、一端側に一方のソリッド竿杆3の端部の外面3aが接着固定され、他端側に他方のソリッド竿杆5の端部が挿脱可能に圧入固定される管状の継合管体11を備えている。そして、継合管体11の内面11aに一方のソリッド竿杆3の端縁3bが当て付いた状態で、継合管体11の一端側の開口端における内面11aと一方のソリッド竿杆3の端部の外面3aとの間の隙間幅が0.05~0.25mmとなるように継合管体11の一端側に一方のソリッド竿杆3の端部の外面3aを接着固定した。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
軸方向に継合される大径のソリッド竿杆と小径のソリッド竿杆を備え、前記両ソリッド竿杆同士を継合する継合部を有する釣竿において、
前記継合部は、隣接するソリッド竿杆の端部を覆い、一端側に一方のソリッド竿杆の端部の外面が接着固定され、他端側に他方のソリッド竿杆の端部が挿脱可能に圧入固定される管状の継合管体を備えており、
前記継合管体の内面に前記一方のソリッド竿杆の端縁が当て付いた状態で、前記継合管体の一端側の開口端における内面と前記一方のソリッド竿杆の端部の外面との間の隙間幅が0.05~0.25mmとなるように前記継合管体の一端側に前記一方のソリッド竿杆の端部の外面を接着固定しことを特徴とする釣竿。
続きを表示(約 650 文字)
【請求項2】
前記継合管体の一端側の内面は急テーパ面を備え、前記一方のソリッド竿杆の端部の外面は緩テーパ面を備えており、
前記緩テーパ面、及び/又は、急テーパ面に接着剤を塗布して、前記継合管体の急テーパ面に前記一方のソリッド竿杆の端部を挿入することで、前記継合管体の一端側に前記一方のソリッド竿杆の端部の外面が接着固定されていることを特徴とする請求項1に記載の釣竿。
【請求項3】
前記急テーパ面と前記緩テーパ面のテーパ差は、1/1000~3/1000の範囲に設定されることを特徴とする請求項2に記載の釣竿。
【請求項4】
前記急テーパ面と前記緩テーパ面の接着長さは、30~100mmであることを特徴とする請求項3に記載の釣竿。
【請求項5】
前記継合管体は、一端側に一方のソリッド竿杆の端部の外面が接着固定された状態で、他端側に他方のソリッド竿杆を圧入固定した際、一方のソリッド竿杆と他方のソリッド竿杆との間に10~40mmの範囲で隙間が形成されることを特徴とする請求項1に記載の釣竿。
【請求項6】
前記一方のソリッド竿杆の端部の緩テーパ面には凹部が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の釣竿。
【請求項7】
前記継合管体と、この継合管体に接着固定される前記一方のソリッド竿杆との境界部分に、釣糸ガイドの脚部が固定されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の釣竿。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、中実状の竿杆を有する釣竿に関し、隣接する大径竿杆と小径竿杆との間の継合構造(合わせ構造)に特徴を有する釣竿に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、中実構造(ソリッド構造とも称する)の釣竿として、1本の中実状の竿杆で構成したものが知られている。前記竿杆には、基端側にリールを装着するためのリールシートが設けられると共に、軸方向に沿って複数の釣糸ガイドが取り付けられている。このような中実構造の釣竿は、1本竿として構成すると、その仕舞寸法が長くなって取り扱い性が悪いことから、複数のソリッド竿杆で構成し、各ソリッド竿杆の端部に、軸方向に継合する継合構造を設けることが知られている(例えば、特許文献1)。
【0003】
上記の特許文献1には、ソリッド竿杆を継合可能にする継合構造が開示されており、その図2には、表面に露出する継目管(継合管体)を、継合部分に配設する継合構造が開示されている。継目管体の先端側の内周面と前側のソリッド竿杆の後端外周面は、接着で固定されており、継目管体の後端側の内周面に、後側のソリッド竿杆の先端側を差し込むことでソリッド竿杆同士が継合されるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平10-327713号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記したように、ソリッド竿杆同士の継合において、継合管体を用いると、継合管体の一端側の内面にソリッド竿杆の端部の外周面を接着しておく必要がある。この接着は、ソリッド竿杆の端部の外周面に接着剤を塗布しておき、継合管体の一端側の内面とソリッド竿杆を軸方向に相対移動させながら行われる。通常、継合管体の内径は、ソリッド竿杆の端部の外径よりも僅かに大きく形成されていることから、接着固定時にソリッド竿杆を継合管体の内面に挿入すると、塗布した接着剤が外部にはみ出る現象が生じる。
この場合、外部にはみ出た接着剤は拭き取ることができるが、内側にはみ出た接着剤は拭き取ることができず、これが固まると、異音や継合不良の原因となってしまう。
【0006】
本発明は、上記した問題に着目してなされたものであり、ソリッド竿杆同士の継合構造を有する釣竿において、継合部分で異音や継合不良を生じさせない釣竿を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記した目的を達成するために、本発明は、軸方向に継合される大径のソリッド竿杆と小径のソリッド竿杆を備え、前記両ソリッド竿杆同士を継合する継合部を有する釣竿において、前記継合部は、隣接するソリッド竿杆の端部を覆い、一端側に一方のソリッド竿杆の端部の外面が接着固定され、他端側に他方のソリッド竿杆の端部が挿脱可能に圧入固定される管状の継合管体を備えており、前記継合管体の内面に前記一方のソリッド竿杆の端縁が当て付いた状態で、前記継合管体の一端側の開口端における内面と前記一方のソリッド竿杆の端部の外面との間の隙間幅が0.05~0.25mmとなるように前記継合管体の一端側に前記一方のソリッド竿杆の端部の外面を接着固定したことを特徴とする。
【0008】
上記した構成の釣竿によれば、継合管体の一端側の内面に、一方のソリッド竿杆の端部の外面が接着固定されている。この構成において、一方のソリッド竿杆の端部を継合管体の一端側に挿入すると、一方のソリッド竿杆の端部の端縁が継合管体の内面に当て付いて停止する。このため、一方のソリッド竿杆の端部の外面に接着剤を塗布して、前記継合管体の内面に一方のソリッド竿杆の端部を挿入すると、塗布した接着剤は内部に漏れることはない。すなわち、継合部分で異音や継合不良を生じさせない釣竿が得られる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、ソリッド竿杆同士の継合構造を有する釣竿において、継合部分で異音や継合不良を生じさせない釣竿が得られる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明に係る釣竿の一実施形態を示す図。
図1に示した釣竿の継合部分を示す図。
継合管体にソリッド竿杆の端部を挿入する状態を示す図。
継合管体にソリッド竿杆の端部を接着固定した状態を示す図。
(a)~(c)は、それぞれはソリッド竿杆の端部の外面(緩テーパ面)に形成される溝の構成例を示す図。
継合管体に釣糸ガイドを装着する例を模式的に示す図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
柄杓じょうろ
20日前
個人
ペット用リード
9日前
個人
猫砂ふるいパック
28日前
井関農機株式会社
作業機
21日前
個人
植物の栽培管理システム
20日前
株式会社ウエ・ルコ
ダニ捕獲器
7日前
株式会社共和
果実回し具
20日前
個人
養殖システム
6日前
井関農機株式会社
作業車両
7日前
個人
タケノコの多収栽培法
21日前
株式会社大貴
動物用トイレ
7日前
松山株式会社
農作業機
22日前
株式会社シマノ
両軸受リール
28日前
個人
魚介類養殖システム
6日前
伊東電機株式会社
植物栽培装置
20日前
マコー株式会社
水生生物育成装置
20日前
花王株式会社
殺菌剤組成物
28日前
株式会社クボタ
収穫機
28日前
いであ株式会社
害鳥獣防除システム
6日前
東都興業株式会社
シート巻取り装置
7日前
グローブライド株式会社
釣竿
20日前
個人
除菌装置
6日前
株式会社大貴
清掃具及び動物用トイレ
22日前
株式会社クボタ
農作業車
28日前
株式会社和田電業社
遠隔操作切断装置
7日前
株式会社デンソー
栽培装置
1日前
マクロス株式会社
鶏の捕獲及び籠詰め機
21日前
株式会社クボタ
コンバイン
28日前
株式会社クボタ
コンバイン
28日前
NPO法人野生動物被害対策研究会
通路型箱罠
28日前
株式会社クボタ
コンバイン
28日前
個人
友釣り用フック
21日前
株式会社クボタ
歩行型作業機
7日前
株式会社クボタ
歩行型作業機
7日前
帝人フロンティア株式会社
植物栽培用培地
7日前
個人
草刈機用安全カバーおよび草刈機
20日前
続きを見る
他の特許を見る