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公開番号2024141641
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-10
出願番号2023053402
出願日2023-03-29
発明の名称フィッシュグリップ
出願人第一精工株式会社
代理人個人,個人
主分類A01K 97/18 20060101AFI20241003BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】魚を簡易に「バス持ち」することのできるフィッシュグリップを提供することである。
【解決手段】フィッシュグリップ10は、親指の指先を差し込み可能な上あご11と、上あご11に対する開位置と閉位置との間で回動可能に連結された下あご12と、下あご12から延びて、親指以外の四本の指で握ることが可能なグリップ13と、を備える。上あご11と下あご12が開位置にあるときに、上あご11を魚の口内に挿入し、閉位置に操作することで、魚の下唇を内外から挟み込むことができる。こうしてフィッシュグリップ10で魚の下唇を把持しつつ、さらに残る手で魚の腹部を下方から支えることで簡単に「バス持ち」が可能となる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
親指の指先を差し込み可能な上あごと、
前記上あごに対する開位置と閉位置との間で回動可能に連結された下あごと、
前記下あごから延びて、親指以外の四本の指で握ることが可能なグリップと、を備え、
前記上あごは、前記親指の指先により前記下あごに対して回動操作可能であり、
前記上あごと前記下あごが開位置にあるときに、前記上あごを魚の口内に挿入し、前記上あごと前記下あごが閉位置に操作することで、前記魚の下唇を内外から挟み込むことが可能な、フィッシュグリップ。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
前記上あごの前記下あごとの対向面には、突起が形成されており、
前記下あごの前記上あごとの対向面には、前記閉位置で前記突起が収容される凹部が形成されている請求項1に記載のフィッシュグリップ。
【請求項3】
前記上あごおよび前記下あごの対向面には、それぞれ先端が丸みを帯びた歯が形成されている請求項1または2に記載のフィッシュグリップ。
【請求項4】
前記下あごから前記グリップの下端にかけてかけ渡され、前記グリップを握ったこぶしの甲側を覆うフィンガーガードをさらに備える請求項1または2に記載のフィッシュグリップ。
【請求項5】
前記グリップには、上下に並列する横スリットによりすべり止めが形成されている請求項1または2に記載のフィッシュグリップ。
【請求項6】
前記グリップの下端に連結されたカラビナをさらに備える請求項1または2に記載のフィッシュグリップ。
【請求項7】
前記上あごを前記下あごに対して閉位置に付勢するばねをさらに備える請求項1または2に記載のフィッシュグリップ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、魚の下唇をつかんで、魚をいわゆる「バス持ち」状態に掲げ持ちすることが可能なフィッシュグリップに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
釣り上げた魚を取り扱う際には、粘液を分泌しており滑ってつかみにくく、またヒレなど鋭利な箇所が存在して触ると手が傷付きやすく、さらには毒性を有するものもあり触ると危険でもあるため、直接は触れずに、特許文献1のようなトング状のフィッシュグリップが用いられることがある。
トング状のフィッシュグリップで魚を挟み込んだ状態で、その魚の口に掛かった釣り針を取り外すなどの作業をおこなう。
【0003】
ところで、釣果を誇るために、釣り上げた魚を掲げ持った状態で写真を撮って、その写真をインターネット上で公開するなどの行為がよく行われている。
そのような場合に、写真映えする魚の掲げ持ち方として、いわゆる「バス持ち」が知られている。
【0004】
「バス持ち」とは、親指を魚の口内に入れ、同じ手の人差し指などとで魚の下唇を内外から挟み込みつつ、残った手で魚の腹側を下から支えて、魚を水平に掲げ持つ持ち方であり、ブラックバスを釣り上げた際に、釣果を誇っておこなわれていた掲げ持ち方から派生したものである。
【0005】
この「バス持ち」をするに当たっては、図6のように魚Fの口内に入れた親指Tが、魚の歯によって、傷ついたり出血したりすることがあるため、指サックSをすることもある。
しかし、指サックSは、使い捨てが予定されている製品であるため、「バス持ち」の都度、これを用意し、また使用後に廃棄するのは手間であった。
【0006】
また、上述したように従来から存在するフィッシュグリップは、トング状の形状をしており魚を挟み持つ機能に特化されているため、写真映えするような魚の持ち方はできなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
意匠登録第1378368号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
そこで本発明の解決すべき課題は、魚を簡易に「バス持ち」することのできるフィッシュグリップを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記した課題を解決するため、発明にかかるフィッシュグリップを、親指の指先を差し込み可能な上あごと、上あごに対する開位置と閉位置との間で回動可能に連結された下あごと、下あごから延びて、親指以外の四本の指で握ることが可能なグリップと、を備えるものとしたのである。
そして、上あごは、親指の指先により下あごに対して回動操作可能であり、上あごと下あごが開位置にあるときに、上あごを魚の口内に挿入し、上あごと下あごが閉位置に操作することで、魚の下唇を内外から挟み込むことが可能としたのである。
【0010】
発明にかかるフィッシュグリップを手で操作して魚の下唇を上あごと下あごとで挟み持ち、残る手で魚の腹側を下から支えることで、「バス持ち」を簡単におこなうことができる。
魚の口内に指を入れる必要がないので、指が魚の歯で傷つくことがない。また、指サックも不要であるため、都度、指サックを準備したり、廃棄したりする必要がない。
(【0011】以降は省略されています)

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