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公開番号2024139306
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-09
出願番号2023050184
出願日2023-03-27
発明の名称魚釣用スピニングリール
出願人グローブライド株式会社
代理人個人
主分類A01K 89/01 20060101AFI20241002BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】釣糸の巻回を高負荷又は低負荷のいずれで行う場合にあっても、スプールのスカート部への釣糸の溜まりを防止し、また正テーパー巻きとならず、投擲時のバックラッシュの発生を低減できる魚釣用スピニングリールを提供することにある。
【解決手段】本発明の一実施形態に係る魚釣用スピニングリールは、リール本体と、該リール本体に設けられ、釣糸が巻回される円筒状の釣糸巻回胴部と、該釣糸巻回胴部の前端から径方向外側に立ち上がるリング状の前フランジと、該釣糸巻回胴部の後端から径方向外側に立ち上がるリング状の後フランジと、後フランジから後方に延びる略円筒状のスカート部と、を有するスプールと、を備え、前記スプールの前記後フランジに、前記釣糸を逃がすための逃がし部が設けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
リール本体と、該リール本体に設けられ、釣糸が巻回される円筒状の釣糸巻回胴部と、該釣糸巻回胴部の前端から径方向外側に立ち上がるリング状の前フランジと、該釣糸巻回胴部の後端から径方向外側に立ち上がるリング状の後フランジと、後フランジから後方に延びる略円筒状のスカート部と、を有するスプールと、を備える魚釣用スピニングリールであって、
前記スプールの前記後フランジに、前記釣糸を逃がすための逃がし部が設けられている、魚釣用スピニングリール。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
前記逃がし部は、前記スプールの径方向でみて、前記後フランジの外側10%から30%の範囲に設けられる、請求項1に記載の魚釣用スピニングリール。
【請求項3】
前記逃がし部の、前記スプールの軸方向の長さは、1.0mmから1.5mmの範囲である、請求項1に記載の魚釣用スピニングリール。
【請求項4】
前記逃がし部の、前記スプールの径方向の長さは、前記魚釣用リールの使用時に放出される前記釣糸の、該スプールの径方向の巻回長さと同じ又はそれよりも大きい、請求項1に記載の魚釣用スピニングリール。
【請求項5】
前記逃がし部は、前記スプールの径方向外側に向かって、該スプールの径方向に対して、該スプールの前後方向で後方向に傾斜する傾斜部である、請求項1に記載の魚釣用スピニングリール。
【請求項6】
前記逃がし部は、底部と壁部とを有する段部である、請求項1に記載の魚釣用スピニングリール。
【請求項7】
前記底部は、前記スプールの径方向に垂直又は傾斜している、請求6に記載の魚釣用スピニングリール。
【請求項8】
前記壁部は、前記後フランジの延伸方向と同じ方向又は該延伸方向に対して傾斜している、請求項6に記載の魚釣用スピニングリール。
【請求項9】
前記釣糸巻回胴部の、前記スプールの前後方向への延伸方向が、前記スプールの前後動方向に対して傾斜している、請求項1に記載の魚釣用スピニングリール。
【請求項10】
前記釣糸巻回胴部の、前記スプールの前後方向への延伸方向が、前記釣糸巻回胴部の後端側が前記スプールの前後動方向に対して該スプールの径方向外側又は内側に傾斜している、請求項9に記載の魚釣用スピニングリール。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、魚釣用スピニングリールに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
魚釣用スピニングリールとして、リール本体に、ロータと、スプールと、該ロータを回転させるためのロータ駆動機構と、該スプールを回転軸に沿って前後方向に移動させてスプールに釣糸を巻き取るための往復動機構とを備えたものが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平9-9828号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に係るスピニングリールでは、一方側に開口部を有し釣り竿に装着されるリール本体と、前記リール本体に回転自在に支持されたハンドル軸と、前記リール本体に往復動自在に支持され外周に釣り糸が巻かれるスプールと、前記リール本体に回転自在に支持され、前記スプール外周に釣り糸を案内し、前記リール本体の開口部の上方空間の一部を覆うロータと、前記リール本体に収容され、前記ハンドル軸に固定されて前記ロータを回転させ、前記リール本体の開口部から取り出し可能なマスターギアと、前記ロータに重ならない範囲で前記リール本体の開口部の一部を塞ぎ、前記ハンドル軸の一端側が回転自在に支持され、前記開口部から取り外し可能なカバー本体と、前記カバー本体に塞がれていない残りの開口部を塞ぎ、前記マスターギアが前記開口部から取り出し可能になる退避状態に配置可能なフランジ状カバーとを備える構成が開示されている。
【0005】
特許文献1に係るスピニングリールでは、スプール軸及びスプールが回転軸芯に沿って前後方向に往復動し、ベール及びラインローラによってスプールに案内された釣糸がスプールの外周に前後方向に均一に巻き取られるとするものの、特許文献1のようなスピニングリールでは、釣糸の巻回を高負荷で行う場合と低負荷で行う場合とで、釣糸の巻回位置が変化し、糸巻き状態が変化してしまうため、釣糸の種類(例えば、PEやフロロカーボン)によってはスプールのスカート部に釣糸が溜まり、また正テーパー巻きとなり、投擲時にバックラッシュが発生し易くなってしまうという問題があった。
【0006】
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、釣糸の巻回を高負荷又は低負荷のいずれで行う場合にあっても、スプールのスカート部への釣糸の溜まりを防止し、また正テーパー巻きとならず、投擲時のバックラッシュの発生を低減できる魚釣用スピニングリールを提供することにある。本発明のこれら以外の目的は、本明細書全体を参照することにより明らかとなる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一実施形態に係る魚釣用スピニングリールは、リール本体と、該リール本体に設けられ、釣糸が巻回される円筒状の釣糸巻回胴部と、該釣糸巻回胴部の前端から径方向外側に立ち上がるリング状の前フランジと、該釣糸巻回胴部の後端から径方向外側に立ち上がるリング状の後フランジと、後フランジから後方に延びる略円筒状のスカート部と、を有するスプールと、を備え、前記スプールの前記後フランジに、前記釣糸を逃がすための逃がし部が設けられている。
【0008】
本発明の一実施形態に係る魚釣用スピニングリールにおいて、前記逃がし部は、前記スプールの径方向でみて、前記後フランジの外側10%から30%の範囲に設けられる。
【0009】
本発明の一実施形態に係る魚釣用スピニングリールにおいて、前記逃がし部の、前記スプールの軸方向の長さは、1.0mmから1.5mmの範囲である。
【0010】
本発明の一実施形態に係る魚釣用スピニングリールにおいて、前記逃がし部の、前記スプールの径方向の長さは、前記魚釣用リールの使用時に放出される前記釣糸の、該スプールの径方向の巻回長さと同じ又はそれよりも大きい。
(【0011】以降は省略されています)

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