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公開番号2024142271
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-10
出願番号2023054401
出願日2023-03-29
発明の名称ヘッジトリマー
出願人株式会社やまびこ
代理人弁理士法人IPX
主分類A01G 3/04 20060101AFI20241003BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】作業性を向上させたヘッジトリマーを提供する。
【解決手段】本発明の一態様によれば、カッター組立体と、カッター組立体を駆動操作する駆動操作部とを備えるヘッジトリマーが提供される。このヘッジトリマーにおける駆動操作部は、動力源を備える本体と、前ハンドルと、後ハンドルとを有する。前ハンドルは、カッター組立体の側方に突出するように設けられた棒状の前把持部と、前把持部に変位可能に取り付けられ、駆動源からの駆動力をカッター組立体へ伝達するのを許容及び解除するトリガーレバーとを備える。カッター組立体の厚さ方向を鉛直方向とした状態のヘッジトリマーを側面視したとき、トリガーレバーは、鉛直方向下側において鉛直方向に対して前側に傾斜する方向に、記前把持部から突出するように配置されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
カッター組立体と、前記カッター組立体を駆動操作する駆動操作部とを備えるヘッジトリマーであって、
前記駆動操作部は、動力源を備える本体と、前ハンドルと、後ハンドルとを有し、
前記前ハンドルは、前記カッター組立体の側方に突出するように設けられた棒状の前把持部と、前記前把持部に変位可能に取り付けられ、前記駆動源からの駆動力を前記カッター組立体へ伝達するのを許容及び解除するトリガーレバーとを備え、
前記カッター組立体の厚さ方向を鉛直方向とした状態の前記ヘッジトリマーを側面視したとき、前記トリガーレバーは、前記鉛直方向下側において前記鉛直方向に対して前側に傾斜する方向に、記前把持部から突出するように配置されている、ヘッジトリマー。
続きを表示(約 410 文字)【請求項2】
請求項1に記載のヘッジトリマーにおいて、
前記トリガーレバーは、長尺状をなし、その長手方向が前記前把持部の中心軸に沿うように配置されている、ヘッジトリマー。
【請求項3】
請求項1に記載のヘッジトリマーにおいて、
前記ヘッジトリマーの平面視において、前記前把持部は、前記カッター組立体側の端部よりも前記カッター組立体と反対側の端部が後側に位置するように、その中心軸が前記カッター組立体の長手方向に対して傾斜している、ヘッジトリマー。
【請求項4】
請求項3に記載のヘッジトリマーにおいて、
前記後ハンドルは、前記カッター組立体の長手方向に沿って傾斜するように設けられた棒状の後把持部を備え、
前記ヘッジトリマーの平面視において、前記前把持部の中心軸と前記後把持部の中心軸とがほぼ平行となるように配置されている、ヘッジトリマー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ヘッジトリマーに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
生垣や植木の剪定に使用する片刃仕様のヘッジトリマーが知られている(特許文献1参照)。
このヘッジトリマーは、本体ケースと、本体ケースの前部から前方に延びるブレード(カッター組立体)と、本体ケースに収容され、ブレードを駆動させるモータと、ブレードに接続された支持部と、支持部に接続されたフロントグリップ(前把持部)と、フロントグリップよりも後方で、本体ケースに接続されたリアグリップ(後把持部)とを有している。そして、ヘッジトリマーが載置面に載置されている状態において、フロントグリップの真下にトリガーレバーが設けられている、
かかるヘッジトリマーでは、剪定箇所が遠い場合、腕を伸ばした状態でトリガーレバーを操作する必要がある。この場合、指を伸ばしてフロントグリップの真下のトリガーレバーに届かさなければならない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-58139号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、このような状況で、ヘッジトリマーの操作を長時間行うと、疲労の蓄積が激しくなり、予期せず指がトリガーレバーから離れ、ブレードの駆動が停止してしまう。
本発明では上記事情に鑑み、作業性を向上させたヘッジトリマーを提供することとした。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様によれば、カッター組立体と、カッター組立体を駆動操作する駆動操作部とを備えるヘッジトリマーが提供される。このヘッジトリマーにおける駆動操作部は、動力源を備える本体と、前ハンドルと、後ハンドルとを有する。前ハンドルは、カッター組立体の側方に突出するように設けられた棒状の前把持部と、前把持部に変位可能に取り付けられ、駆動源からの駆動力をカッター組立体へ伝達するのを許容及び解除するトリガーレバーとを備える。カッター組立体の厚さ方向を鉛直方向とした状態のヘッジトリマーを側面視したとき、トリガーレバーは、鉛直方向下側において鉛直方向に対して前側に傾斜する方向に、記前把持部から突出するように配置されている。
【0006】
このような態様によれば、腕を伸ばした状態でもトリガーレバーを操作し易いため、操作性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
ヘッジトリマーを上側から見た全体斜視図である。
ヘッジトリマーを下側から見た平面図である。
前ハンドルを示す拡大斜視図である。
図3中のA-A線断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。
図1は、ヘッジトリマーを上側から見た全体斜視図である。図2は、ヘッジトリマーを下側から見た平面図である。図3は、前ハンドルを示す拡大斜視図である。図4は、図3中のA-A線断面図である。
なお、図中に示した「上下」、「左右」及び「前後」に基いて、ヘッジトリマー及びヘッジトリマーを構成する各部材の方向を規定する。
【0009】
図1に示すヘッジトリマー1は、生垣や植木の刈り込みや剪定に用いられる手持式の小型切断作業機(駆動装置)であり、バッテリ100を装着して電動で駆動する。
ヘッジトリマー1は、カッター組立体6と、前記カッター組立体を駆動操作する駆動操作部2とを備えている。
駆動操作部2は、本体3と、前ハンドル4と、後ハンドル5とを有している。前ハンドル4と後ハンドル5とを手で把持することにより、ヘッジトリマー1の操作を行うことができる。
本実施形態では、本体3及びカッター組立体6により、装置本体が構成されている。すなわち、装置本体は、対象物を刈払又は切断する剪定部として、カッター組立体6を有する。
【0010】
本体3の前側には、カッター組立体6が設けられ、カッター組立体6の右側には、切断した対象物を受ける受け板7が設けられている。
カッター組立体(ヘッジトリマー用のカッター組立体)6は、下側カッター61と、上側カッター62と、下側カッターサポート63と、上側カッターサポート64とを有している。下側カッター61及び上側カッター62とは、互いに重ね合わされ、長手方向(前後方向)に沿って相対的にスライド可能に設けられている。
なお、下側カッター61の構成と上側カッター62の構成とは、実質的に同一である。
(【0011】以降は省略されています)

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