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公開番号2024143021
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-11
出願番号2023055474
出願日2023-03-30
発明の名称乗用型苗移植機
出願人井関農機株式会社
代理人弁理士法人新大阪国際特許事務所
主分類A01C 11/02 20060101AFI20241003BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】バッテリの電力で作動するモータで前輪及び後輪を駆動する乗用型苗移植機がある。然しながら、バッテリに電力を供給する為に燃料電池を搭載したものであり、燃料電池への燃料供給装置が必要であり、複雑な構成で高価であった。そこで、線引きマーカ等の既存の部品を用いて簡潔で安価な構成で発電しバッテリに電力を供給する乗用型苗移植機を提供する。
【解決手段】線引きマーカ35を機体に基部が枢支された回動支持杆35aと該回動支持杆35aの先端部に設けた圃場に接地して回転するマーカ37で構成し、該マーカ37の回転中心周りに設けたギヤ37bにて回動支持杆35aに設けた回生モータ38を作動させて発電し、該発電した電力をバッテリに供給する。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
バッテリ(40)の電力で作動する車輪駆動モータ(18)にて駆動される走行装置(11)を装備した走行車体(2)に昇降リンク装置(3)を介して苗植付部(4)を装着し、圃場に次工程のセンターラインを圃場に引く線引きマーカ(35)を設けた乗用型苗移植機において、該線引きマーカ(35)を機体に基部が枢支された回動支持杆(35a)と該回動支持杆(35a)の先端部に設けた圃場に接地して回転するマーカ(37)で構成し、該マーカ(37)の回転中心周りに設けたギヤ(37b)にて回動支持杆(35a)に設けた回生モータ(38)を作動させて発電し、該発電した電力をバッテリ(40)に供給することを特徴とする乗用型苗移植機。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
走行車体(2)に搭載したエンジン(20)にて駆動される第1走行装置(10)と高圧バッテリ(40)の電力で作動する車輪駆動モータ(18)にて駆動される第2走行装置(11)を装備し、路上走行モードでは、第2走行装置(11)を遊転輪としてエンジン(20)にて駆動される第1走行装置(10)の駆動回転にて走行し、第2走行装置(11)の回転により車輪駆動モータ(18)が回生発電して電力を高圧バッテリ(40)に蓄電し、圃場走行モードでは、エンジン(20)にて駆動される第1走行装置(10)の駆動回転と高圧バッテリ(40)からの電力で作動する後輪駆動モータ(18)にて駆動される第2走行装置(11)の駆動回転にて走行することを特徴とする請求項1に記載の乗用型苗移植機。
【請求項3】
エンジン(20)にて駆動されるゼネレータ(41)で発電された電力を蓄電する低圧バッテリ(42)を設けたことを特徴とする請求項2に記載の乗用型苗移植機。
【請求項4】
走行車体(2)の中央部に配置したモータ(70F,70R)の前後方向に延出した駆動軸(71F,71R)からベベルギヤ(72F,72R)を介して機体の左右方向に設けた車輪駆動軸(73F,73R)を駆動し、該車輪駆動軸(73F,73R)の左右両端部に設けた左右車輪駆動チェンケース(74F,74R)にて走行装置(10,11)を駆動することを特徴とする請求項1に記載の乗用型苗移植機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、走行車体に苗植付部を装着した乗用型苗移植機に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
バッテリの電力で作動するモータで前輪及び後輪を駆動する乗用型苗移植機がある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-268722号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
然しながら、バッテリに電力を供給する為に燃料電池を搭載したものであり、燃料電池への燃料供給装置が必要であり、複雑な構成で高価であった。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、線引きマーカ等の既存の部品を用いて簡潔で安価な構成で発電しバッテリに電力を供給する乗用型苗移植機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1記載の発明は、バッテリ40の電力で作動する車輪駆動モータ18にて駆動される走行装置11を装備した走行車体2に昇降リンク装置3を介して苗植付部4を装着し、圃場に次工程のセンターラインを圃場に引く線引きマーカ35を設けた乗用型苗移植機において、該線引きマーカ35を機体に基部が枢支された回動支持杆35aと該回動支持杆35aの先端部に設けた圃場に接地して回転するマーカ37で構成し、該マーカ37の回転中心周りに設けたギヤ37bにて回動支持杆35aに設けた回生モータ38を作動させて発電し、該発電した電力をバッテリ40に供給する乗用型苗移植機である。
【0007】
請求項1記載の発明によれば、線引きマーカ35を機体に基部が枢支された回動支持杆35aと該回動支持杆35aの先端部に設けた圃場に接地して回転するマーカ37で構成し、該マーカ37の回転中心周りに設けたギヤ37bにて回動支持杆35aに設けた回生モータ38を作動させて発電し、該発電した電力をバッテリ40に供給するので、苗植え作業時に使用される線引きマーカ35にて電力を得ることができ、簡潔で安価な構成で発電しバッテリ40に電力を供給することができる。
【0008】
請求項2記載の発明は、走行車体2に搭載したエンジン20にて駆動される第1走行装置10と高圧バッテリ40の電力で作動する車輪駆動モータ18にて駆動される第2走行装置11を装備し、路上走行モードでは、第2走行装置11を遊転輪としてエンジン20にて駆動される第1走行装置10の駆動回転にて走行し、第2走行装置11の回転により車輪駆動モータ18が回生発電して電力を高圧バッテリ40に蓄電し、圃場走行モードでは、エンジン20にて駆動される第1走行装置10の駆動回転と高圧バッテリ40からの電力で作動する後輪駆動モータ18にて駆動される第2走行装置11の駆動回転にて走行する請求項1に記載の乗用型苗移植機である。
【0009】
請求項3記載の発明は、エンジン20にて駆動されるゼネレータ41で発電された電力を蓄電する低圧バッテリ42を設けた請求項2に記載の乗用型苗移植機である。
【0010】
請求項4記載の発明は、走行車体2の中央部に配置したモータ70F,70Rの前後方向に延出した駆動軸71F,71Rからベベルギヤ72F,72Rを介して機体の左右方向に設けた車輪駆動軸73F,73Rを駆動し、該車輪駆動軸73F,73Rの左右両端部に設けた左右車輪駆動チェンケース74F,74Rにて走行装置10,11を駆動する請求項1に記載の乗用型苗移植機である。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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