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公開番号2024163569
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-22
出願番号2023079308
出願日2023-05-12
発明の名称炊飯用洗米装置
出願人井関農機株式会社
代理人弁理士法人新大阪国際特許事務所
主分類B02B 1/06 20060101AFI20241115BHJP(破砕,または粉砕;製粉のための穀粒の前処理)
要約【課題】本発明は、白米の炊飯をメインに行う炊飯装置で、必要に応じて雑穀米の炊飯も行える雑穀米炊飯用の水洗装置とすることが課題である。
【解決手段】貯米タンク4下部のホッパ部4bに仕切壁で放射分割した計量室を形成した回転計量ドラム13を介して洗米タンク5を設けた洗米装置において、ホッパ部4bの側面に沿って雑穀容器80を回転計量ドラム13に繋いで設け、貯米タンク4と雑穀容器80からの穀物を混合しながら計量することを特徴とする炊飯用洗米装置とする。
【選択図】図3

特許請求の範囲【請求項１】
貯米タンク（４）下部のホッパ部（４ｂ）に仕切壁で放射分割した計量室を形成した回転計量ドラム（１３）を介して洗米タンク（５）を設けた洗米装置において、ホッパ部（４ｂ）の側面に沿って雑穀容器（８０）を回転計量ドラム（１３）に繋いで設け、貯米タンク（４）と雑穀容器（８０）からの穀物を混合しながら計量することを特徴とする炊飯用洗米装置。
続きを表示（約 360 文字）【請求項２】
雑穀容器８０の取出し口に開度調節可能な雑穀シャッタ（８１）を設け、雑穀米の計量室（１１ｂ）が、雑穀口の雑穀シャッタ（８１）の下を通過する時のみ開く構成とした請求項１に記載の炊飯用洗米装置。
【請求項３】
回転計量ドラム（１３）は正転逆転し、正転逆転の範囲を変更することで、貯米タンク（４）と雑穀容器（８０）からの穀物を混合比を変更する請求項２に記載の炊飯用洗米装置。
【請求項４】
雑穀シャッタ（８１）を閉じて白米のみを洗米タンク（５）に投入して水洗した後にホッパ部（４ｂ）の白米シャッタ（５５）を閉じて雑穀シャッタ（８１）を開き、雑穀容器（８０）から雑穀を洗米タンク（５）に投入して白米と混ぜて炊飯器に投入して炊飯することを特徴とする請求項1に記載の炊飯用洗米装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、白米に雑穀とされるもち麦やはだか麦、稗、大豆などの雑穀を混入して炊飯するための炊飯用洗米装置に関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
炊飯システムとして、特開２０２２－１８６０７３号公報に、うるち米を溜めた第一貯留ケースと雑穀を溜めた第二貯留ケースからうるち米と雑穀の搬送量を制御して混合室へ送って、混合室から炊飯に必要な量の混合米を水洗室に送り込んで水洗し、炊飯窯に送り込んで炊飯する炊飯装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２２－１８６０７３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
前記の炊飯システムは、雑穀米の炊飯を行うための装置であるが、極少量の雑穀を計量して白米に混入するには適していなく、また白米のみを炊飯することが考慮されていない。さらには、炊飯用洗米装置の本体以外に大型の貯留タンクを設けるため、設置上の課題がある。
【０００５】
本発明は、白米の炊飯をメインに行う炊飯装置で、必要に応じて雑穀米の炊飯も行える小型の雑穀米炊飯用の水洗装置とすることが目的である。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記本発明の課題は、次の技術手段により解決される。
【０００７】
請求項１の発明は、貯米タンク４下部のホッパ部４ｂに仕切壁で放射分割した計量室を形成した回転計量ドラム１３を介して洗米タンク５を設けた洗米装置において、ホッパ部４ｂの側面に沿って雑穀容器８０を回転計量ドラム１３に繋いで設け、貯米タンク４と雑穀容器８０からの穀物を混合しながら計量することを特徴とする炊飯用洗米装置とする。
【０００８】
請求項２の発明は、雑穀容器８０の取出し口に開度調節可能な雑穀シャッタ８１を設け、雑穀米の計量室１１ｂが、雑穀口の雑穀シャッタ８１の下を通過する時のみ開く構成とする。
【０００９】
請求項３の発明は、
回転計量ドラム（１３）は正転逆転し、正転逆転の範囲を変更することで、貯米タンク（４）と雑穀容器（８０）からの穀物を混合比を変更する。請求項４の発明は、雑穀シャッタ８１を閉じて白米のみを洗米タンク５に投入して水洗した後にホッパ部４ｂの白米シャッタ５５を閉じて雑穀シャッタ８１を開き、雑穀容器８０から雑穀を洗米タンク５に投入して白米と混ぜて炊飯器に投入して炊飯することを特徴とする。
【発明の効果】
【００１０】
請求項１の発明で、貯米タンク４からホッパ部４ｂを通して回転計量ドラム１３で計量して洗米タンク５に投入した白米が洗浄されて炊飯器に供給されて白米が炊飯され、雑穀を混入して雑穀ご飯とする場合は雑穀容器８０の雑穀を回転計量ドラム１３に送って洗米タンク５に投入することで、容量の少ない雑穀容器８０から雑穀ご飯に適した量の雑穀を洗米タンク５に投入できて、雑穀ご飯が炊飯される。
（【００１１】以降は省略されています）

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