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公開番号2024159003
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-08
出願番号2023074706
出願日2023-04-28
発明の名称コンバイン
出願人井関農機株式会社
代理人弁理士法人新大阪国際特許事務所
主分類A01F 12/10 20060101AFI20241031BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】圃場で刈り取り走行が行なえるように圃場の一部を手作業で穀稈を刈り取り、刈り取った穀稈を人手で脱穀装置のフィードチェン前部に載置して脱穀を行なう手扱ぎ作業がある。穀稈を人手で駆動中のフィードチェンに近付けるのは経験が無いと困難であり、手などが巻き込まれる危険な作業であった。そこで、本発明は、容易に且つ安全に穀稈を脱穀装置の脱穀部搬送装置に供給することができる手扱ぎ作業アタッチメントを提供して、手扱ぎ作業が容易に作業性良く且つ安全に行えるようにしたコンバインを提供する。
【解決手段】刈取装置から搬送される穀稈を引き継いで脱穀装置に穀稈を搬送する脱穀部搬送装置を設けたコンバインにおいて、穀稈を載置して移送する移送装置82と脱穀部搬送装置に接続して移送装置82を移送作動状態にする駆動部83にて構成される手扱ぎ作業アタッチメント80を装備する。
【選択図】図8

特許請求の範囲【請求項1】
刈取装置(4)から搬送される穀稈を引き継いで脱穀装置(3)に穀稈を搬送する脱穀部搬送装置(12)を設けたコンバインにおいて、穀稈を載置して移送する移送装置(82)と脱穀部搬送装置(12)に接続して移送装置(82)を移送作動状態にする駆動部(83)にて構成される手扱ぎ作業アタッチメント(80)を装備したことを特徴とするコンバイン。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
手扱ぎ作業アタッチメント(80)の移送装置(82)がステー(81)に回転自在に設けた一対の搬送回転体(82b,82b)に伝動ベルト(82c)及び移送体(82d)を巻回して構成し、駆動部(83)がステー(81)に回動自在に設けた回動アーム(83b)に入力ギア(83c)とプーリ(83d)を一体回転自在に枢支して構成したことを特徴とする請求項1に記載のコンバイン。
【請求項3】
手扱ぎ作業アタッチメント(80)の移送装置(82)がステー(81)に回転自在に設けた一対の搬送回転体(82b,82b)に伝動ベルト(82c)及び移送体(82d)を巻回して構成し、駆動部(83)が搬送回転体(82b)を駆動回転する電動モータ(90)と該電動モータ(90)の駆動を入り切りするモータ駆動スイッチ(91)で構成したことを特徴とする請求項1に記載のコンバイン。
【請求項4】
ステー(81)が複数のステー部材(81a,81b)を伸縮自在に連結し、ステー(81)に回転自在に設けた一対の搬送回転体(82b,82b)の端部に伸縮自在の把持アーム(84)の端部を装着したことを特徴とする請求項2または請求項3に記載のコンバイン。
【請求項5】
脱穀装置(3)の側面を覆うカバー(3a)の脱穀部搬送装置(12)前端部の下方位置に外側方に向けて開閉自在の開閉カバー(3c)を設け、該開閉カバー(3c)を開いて水平状態で固定する固定機構を設け、該外側方に開いて水平状に固定された開閉カバー(3c)を手扱ぎ作業アタッチメント(80)の載置台とし、開閉カバー(3c)の内方を手扱ぎ作業アタッチメント(80)の収納部としたことを特徴とする請求項1に記載のコンバイン。
【請求項6】
開閉カバー(3c)を外側方に開いたことを検出するセンサを設けて、該センサの開閉カバー(3c)が外側方に開いたことの検出にて制御装置がエンジン(62)の回転数を手扱ぎ作業に適した低速の所定の回転数に制御する、または、脱穀部搬送装置(12)の搬送速度を手扱ぎ作業に適した所定の低速に制御することを特徴とする請求項5に記載のコンバイン。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、刈取装置によって刈取られた穀桿を脱穀装置に供給する脱穀部搬送装置を備えたコンバインに関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
進入経路や圃場内で刈り取り走行が行なえるように圃場の一部を手作業で穀稈を刈り取り、刈り取った穀稈を人手で脱穀装置のフィードチェン前部に載置して脱穀を行なう手扱ぎ作業がある(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-046865号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
穀稈を人手で駆動中のフィードチェンに近付けるのはかなりの経験が無いと困難であると共に、手などが巻き込まれる危険な作業であった。
【0005】
また、フィードチェンに投入する穀稈の量も作業者の技量によって異なるので、少量ずつしか投入されないとその作業時間が長くなってしまう。
【0006】
そこで、本発明は、容易に且つ安全に穀稈を脱穀装置の脱穀部搬送装置に供給することができる手扱ぎ作業アタッチメントを提供して、手扱ぎ作業が容易に作業性良く且つ安全に行えるようにしたコンバインを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1記載の発明は、刈取装置4から搬送される穀稈を引き継いで脱穀装置3に穀稈を搬送する脱穀部搬送装置12を設けたコンバインにおいて、穀稈を載置して移送する移送装置82と脱穀部搬送装置12に接続して移送装置82を移送作動状態にする駆動部83にて構成される手扱ぎ作業アタッチメント80を装備したコンバインである。
【0008】
請求項1記載の発明によれば、穀稈を載置して移送する移送装置82と脱穀部搬送装置12に接続して移送装置82を移送作動状態にする駆動部83にて構成される手扱ぎ作業アタッチメント80を装備したので、脱穀部搬送装置12から離れた側から作業者が穀稈を手扱ぎ作業アタッチメント80に載置することにより、脱穀部搬送装置12に手を近付ける必要が無く、手扱ぎ作業が容易に作業性良く且つ安全に行なうことができる。
【0009】
請求項2記載の発明は、手扱ぎ作業アタッチメント80の移送装置82がステー81に回転自在に設けた一対の搬送回転体82b,82bに伝動ベルト82c及び移送体82dを巻回して構成し、駆動部83がステー81に回動自在に設けた回動アーム83bに入力ギア83cとプーリ83dを一体回転自在に枢支して構成した請求項1に記載のコンバインである。
【0010】
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明による効果に加えて、手扱ぎ作業アタッチメント80の移送装置82がステー81に回転自在に設けた一対の搬送回転体82b,82bに伝動ベルト82c及び移送体82dを巻回して構成し、駆動部83がステー81に回動自在に設けた回動アーム83bに入力ギア83cとプーリ83dを一体回転自在に枢支して構成したので、駆動部83の入力ギア83cを脱穀部搬送装置12に係合させることで、駆動力を得つつ脱穀部搬送装置12の搬送速度に合わせて移送装置82を駆動させることができ、穀稈の詰まりの発生が防止されると共に脱穀を安定して行うことができる。
(【0011】以降は省略されています)

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