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公開番号2024158040
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-08
出願番号2023072868
出願日2023-04-27
発明の名称乗用芝刈機
出願人井関農機株式会社
代理人弁理士法人永井国際特許事務所
主分類A01D 43/06 20060101AFI20241031BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】コレクタを所定以上に上昇させた場合に転倒を防止することができる乗用芝刈機を提案する。
【解決手段】安全フレーム7の左右上下フレームに第1上ピン20Aと第1下ピン20Bを設け、コレクタの左右壁に回転自在に設けられた第1リンク29の上下部に第2上ピンと第2下ピンを設け、第1上ピン20Aと第2上ピンを第2リンク21で連結し、第1下ピン20Bと第2下ピンを第3リンク22で連結し、安全フレーム7の下部と第3リンク22の前部を昇降シリンダ24で連結し、安全フレーム7の後方下部に左右方向に延在する支軸30を設け、支軸30の両側部に前後方向に延在する第1アームを回転自在に支持し、第3リンク22の前部に上下方向に延在する第2アームの上部を回転自在に支持し、第1アームの前部と第2アームの下部を回転自在に連結し、左側に配置された第1アームの後部と右側に配置された第1アームの後部をアウトリガ33で連結した。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
エンジンを搭載するボンネット(5)の後側に作業者が搭乗する操縦部(6)を設け、該操縦部(6)の後側に転倒時に作業者を保護する安全フレーム(7)を設け、該安全フレーム(7)の後側に刈取った雑草を集草するコレクタ(8)を設けた乗用芝刈機において、
前記安全フレーム(7)の左右上下フレーム(7L,7R)の上下部に左右方向の延在する第1上ピン(20A)と第1下ピン(20B)を設け、
前記コレクタ(8)の左右壁に回転自在に設けられた第1リンク(29)の上下部に左右方向の延在する第2上ピン(29A)と第2下ピン(29B)を設け、
前記第1上ピン(20A)と第2上ピン(29A)を第2リンク(21)で連結し、
前記第1下ピン(20B)と第2下ピン(29B)を第3リンク(22)で連結し、
前記安全フレーム(7)の下部と第3リンク(22)の前部を昇降シリンダ(24)で連結し、
前記安全フレーム(7)の後方下部に左右方向に延在する支軸(30)を設け、
該支軸(30)の両側部に前後方向に延在する第1アーム(31)を回転自在に支持し、
前記第3リンク(22)の前部に上下方向に延在する第2アーム(32)の上部を回転自在に支持し、
前記第1アーム(31)の前部と第2アーム(32)の下部を回転自在に連結し、
左側に配置された前記第1アーム(31)の後部と右側に配置された前記第1アーム(31)の後部をアウトリガ(33)で連結したことを特徴とする乗用芝刈機。
続きを表示(約 620 文字)【請求項2】
前記昇降シリンダ(24)を伸長させてコレクタ(8)を作業位置から上方の排出位置又は該排出位置よりも上方の保守位置に上昇させ、前記コレクタ(8)が排出位置に上昇した場合に、前記アウトリガ(33)が地面に接地する請求項1記載の乗用芝刈機。
【請求項3】
前記昇降シリンダ(24)を伸長させてコレクタ(8)を作業位置から上方の排出位置又は該排出位置よりも上方の保守位置に上昇させ、前記コレクタ(8)が保守位置に上昇した場合に、前記アウトリガ(33)が地面に接地する請求項1記載の乗用芝刈機。
【請求項4】
平面視において、前記アウトリガ(33)を、左側に配置された前記第1アーム(31)の後部から後側に向かって延在する前後延在部(33A)と、右側に配置された前記第1アーム(31)の後部から後側に向かって延在する前後延在部(33A)と、左右の前後延在部(33A)の後部を左右方向に延在する後部延在部(33B)で連結した請求項2又は3記載の乗用芝刈機。
【請求項5】
前記後部延在部(33B)に弾性部材から形成された接地部材(35)を外嵌した請求項4記載の乗用芝刈機。
【請求項6】
前記接地部材(35)に溝(36)を形成し、
前記コレクタ(8)の下壁に、前記溝(36)内に露出した後部延在部(33B)を挟持する挟持部材(28)を設けた請求項5記載の乗用芝刈機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、公園等を走行させて園内に植立する芝等を刈取る乗用芝刈機に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
刈取った芝等でコレクタが満杯になった場合やコレクタに絡み付いた芝等を除去する保守作業を行う場合には、昇降シリンダを伸長させてコレクタを上方に移動させる技術が知られている。(特許文献1)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-237285号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1の手段では、コレクタを上方に移動によって乗用芝刈機の重心が上方に移動して乗用芝刈機が転倒する恐れがあった。
【0005】
そこで、本発明の課題は、コレクタを所定以上に上昇させた場合には、アウトリガを地面に接地させて転倒を防止することができる乗用芝刈機を提案することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決した本発明は次のとおりである。
すなわち、請求項1記載の発明は、エンジンを搭載するボンネット(5)の後側に作業者が搭乗する操縦部(6)を設け、該操縦部(6)の後側に転倒時に作業者を保護する安全フレーム(7)を設け、該安全フレーム(7)の後側に刈取った雑草を集草するコレクタ(8)を設けた乗用芝刈機において、
前記安全フレーム(7)の左右上下フレーム(7L,7R)の上下部に左右方向の延在する第1上ピン(20A)と第1下ピン(20B)を設け、前記コレクタ(8)の左右壁に回転自在に設けられた第1リンク(29)の上下部に左右方向の延在する第2上ピン(29A)と第2下ピン(29B)を設け、前記第1上ピン(20A)と第2上ピン(29A)を第2リンク(21)で連結し、前記第1下ピン(20B)と第2下ピン(29B)を第3リンク(22)で連結し、前記安全フレーム(7)の下部と第3リンク(22)の前部を昇降シリンダ(24)で連結し、前記安全フレーム(7)の後方下部に左右方向に延在する支軸(30)を設け、該支軸(30)の両側部に前後方向に延在する第1アーム(31)を回転自在に支持し、前記第3リンク(22)の前部に上下方向に延在する第2アーム(32)の上部を回転自在に支持し、前記第1アーム(31)の前部と第2アーム(32)の下部を回転自在に連結し、左側に配置された前記第1アーム(31)の後部と右側に配置された前記第1アーム(31)の後部をアウトリガ(33)で連結したことを特徴とする乗用芝刈機である。
【0007】
請求項2記載の発明は、前記昇降シリンダ(24)を伸長させてコレクタ(8)を作業位置から上方の排出位置又は該排出位置よりも上方の保守位置に上昇させ、前記コレクタ(8)が排出位置に上昇した場合に、前記アウトリガ(33)が地面に接地する請求項1記載の乗用芝刈機である。
【0008】
請求項3記載の発明は、前記昇降シリンダ(24)を伸長させてコレクタ(8)を作業位置から上方の排出位置又は該排出位置よりも上方の保守位置に上昇させ、前記コレクタ(8)が保守位置に上昇した場合に、前記アウトリガ(33)が地面に接地する請求項1記載の乗用芝刈機である。
【0009】
請求項4記載の発明は、平面視において、前記アウトリガ(33)を、左側に配置された前記第1アーム(31)の後部から後側に向かって延在する前後延在部(33A)と、右側に配置された前記第1アーム(31)の後部から後側に向かって延在する前後延在部(33A)と、左右の前後延在部(33A)の後部を左右方向に延在する後部延在部(33B)で連結した請求項2又は3記載の乗用芝刈機である。
【0010】
請求項5記載の発明は、前記後部延在部(33B)に弾性部材から形成された接地部材(35)を外嵌した請求項4記載の乗用芝刈機である。
(【0011】以降は省略されています)

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