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公開番号2024143052
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-11
出願番号2023055531
出願日2023-03-30
発明の名称苗移植機
出願人井関農機株式会社
代理人弁理士法人新大阪国際特許事務所
主分類A01C 11/02 20060101AFI20241003BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】走行車体の後部に装着した植付装置に苗を供給する予備苗載置台を装備した乗用型田植機がある。然しながら、予備苗載置台が走行車体の後部に設けられているので、該予備苗載置台に苗を補給する作業が重労働で作業性に課題があった。そこで、容易に且つ作業性良く苗供給作業が行なえる苗移植機を提供する。
【解決手段】走行車体の前部から植付装置3の苗載台12上方に亘って苗枠26a,26b,26cが移動するレール22を設け、該苗枠26a,26b,26cの後部側に設けた回動自在の回動体28が苗枠26a,26b,26cが苗載台12に対向する位置に至るまでの間は後部側を閉塞する起立した状態で載置した苗Nの後端面を支持し、苗枠26a,26b,26cが苗載台12に対向する位置に至ると後方回動して苗枠26a,26b,26cに載置した苗Nを苗載台12に供給する。
【選択図】図3

特許請求の範囲【請求項1】
走行車体(2)の後部に苗載台(12)を装備した植付装置(3)を装着した苗移植機において、走行車体(2)の前部から植付装置(3)の苗載台(12)上方に亘って苗枠(26a,26b,26c)が移動するレール(22)を設け、該苗枠(26a,26b,26c)が苗(N)を載置する底面及び左右側壁と後部側に左右方向の枢支軸(27)にて回動自在に枢支された回動体(28)を装備し、該回動体(28)が、苗枠(26a,26b,26c)が苗載台(12)に対向する位置に至るまでの間は苗枠(26a,26b,26c)の後部側を閉塞する起立した状態で載置した苗(N)の後端面を支持し、苗枠(26a,26b,26c)が苗載台(12)に対向する位置に至ると後方回動して苗枠(26a,26b,26c)に載置した苗(N)を苗載台(12)に供給することを特徴とする苗移植機。
続きを表示(約 830 文字)【請求項2】
レール(22)がアーチ状であり、複数の苗枠(26a,26b,26c)が所定間隔をあけて連結体(25)にて連結された補助苗枠ユニット(21)を構成することを特徴とする請求項1に記載の苗移植機。
【請求項3】
苗枠(26a,26b,26c)がレール(22)前方下部に位置する時には水平または水平に近い状態で、後方上方の苗載台(12)に対向する位置では苗載台(12)の傾斜角度と同じまたは近い傾斜角度になり、苗枠(26a,26b,26c)及びレール(22)が苗載台(12)の各苗載せ部12aと同数分左右に並べて構成したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の苗移植機。
【請求項4】
レール(22)に沿ってレール(22)の前端から後方の苗載台(12)上方位置まで回動体(28)の後方回動を規制する回動規制レール(23)を設け、苗枠(26a,26b,26c)が苗載台(12)に対向する位置に至ると回動体(28)の後方回動の規制を解除することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の苗移植機。
【請求項5】
苗載台(12)に設けた苗切れセンサ(S1)が苗(N)の減少を検出すると、苗枠(26a,26b,26c)をアクチュエータ(29)の作動にて苗載台(12)上方位置まで移動させ、苗枠(26a,26b,26c)に設けた苗検出センサ(32)が苗(N)の無いことを検出すると、苗枠(26a,26b,26c)をアクチュエータ(29)の作動により機体前方下方へ移動させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の苗移植機。
【請求項6】
苗枠(26a)の前端に肥料載置ラック(35)を回動自在に設け、苗枠(26a)が施肥タンク(10)の供給口(10a)に対向する位置に至ると回動体(28)が後方回動して供給口(10a)に連通することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の苗移植機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、圃場に苗を植付ける苗移植機に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、走行車体の後部に装着した植付装置に苗を供給する予備苗載置台を装備した乗用型田植機がある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-244911号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような乗用型田植機では、予備苗載置台が走行車体の後部に設けられているので、該予備苗載置台に苗を補給する作業が重労働で作業性に課題があった。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、容易に且つ作業性良く苗供給作業が行なえる苗移植機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1記載の発明は、走行車体2の後部に苗載台12を装備した植付装置3を装着した苗移植機において、走行車体2の前部から植付装置3の苗載台12上方に亘って苗枠26a,26b,26cが移動するレール22を設け、該苗枠26a,26b,26cが苗Nを載置する底面及び左右側壁と後部側に左右方向の枢支軸27にて回動自在に枢支された回動体28を装備し、該回動体28が苗枠26a,26b,26cが苗載台12に対向する位置に至るまでの間は苗枠26a,26b,26cの後部側を閉塞する起立した状態で載置した苗Nの後端面を支持し、苗枠26a,26b,26cが苗載台12に対向する位置に至ると後方回動して苗枠26a,26b,26cに載置した苗Nを苗載台12に供給する苗移植機である。
【0007】
請求項1記載の発明によると、苗移植機の前端を畦Uや道路に着けて停車して行なう苗補給作業の際に、苗枠26a,26b,26cをレール22に沿って走行車体2の前部に移動しておけば、苗枠26a,26b,26c前端が畦Uや道路近くの上方に位置し、畦Uや道路にいる作業者は畦Uや道路に置いている苗Nを容易に且つ作業性良く苗枠26a,26b,26cに載置することができる。
【0008】
更に、苗Nを載置した苗枠26a,26b,26cをレール22に沿って植付装置3の苗載台12に対向する位置に移動させると苗枠26a,26b,26cに載置した苗Nが苗載台12に供給され、容易に且つ作業性良く苗供給作業が行なえる。
【0009】
請求項2記載の発明は、レール22がアーチ状であり、複数の苗枠26a,26b,26cが所定間隔をあけて連結体25にて連結された補助苗枠ユニット21を構成する請求項1に記載の苗移植機である。
【0010】
請求項3記載の発明は、苗枠26a,26b,26cがレール22前方下部に位置する時には水平または水平に近い状態で、後方上方の苗載台12に対向する位置では苗載台12の傾斜角度と同じまたは近い傾斜角度になり、苗枠26a,26b,26c及びレール22が苗載台12の各苗載せ部12aと同数分左右に並べて構成した請求項1または請求項2に記載の苗移植機である。
(【0011】以降は省略されています)

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