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公開番号2024122594
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-09
出願番号2023030218
出願日2023-02-28
発明の名称釣り用錘
出願人RUDIE’S株式会社
代理人個人
主分類A01K 95/00 20060101AFI20240902BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】管部材が錘本体から脱落しにくく、かつ、着脱作業しやすい釣り用錘を提供することを目的とする。
【解決手段】釣り用錘(1)は、錘本体(2)と、釣り糸を通すための管部材(3)とを備え、錘本体(2)には、管部材(3)を着脱可能に挿通させるための貫通穴(6)と、貫通穴(6)に沿って延び、貫通穴(6)に連通するとともに錘本体(2)の表面で開口するスリット(7)とが形成される。管部材(3)には、管部材(3)の径方向に延出する係止部(4)が設けられる。係止部(4)をスリット(7)内で移動させながら、管部材(3)を貫通穴(6)に挿通させて、係止部(4)が貫通穴(6)の開口(6b)から出た状態で、管部材(3)を軸まわりに回転させることにより、係止部(4)が錘本体(2)に係止する構成になっている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
錘本体と、
釣り糸を通すための管部材とを備え、
前記錘本体には、前記管部材を着脱可能に挿通させるための貫通穴と、前記貫通穴に沿って延び、前記貫通穴に連通するとともに前記錘本体の表面で開口するスリットとが形成されており、
前記管部材には、前記管部材の径方向に延出する係止部が設けられており、
前記係止部を前記スリット内で移動させながら、前記管部材を前記貫通穴に挿通させて、前記係止部が前記貫通穴の開口から出た状態で、前記管部材を軸まわりに回転させることにより、前記係止部が前記錘本体に係止する構成にしたことを特徴とする釣り用錘。
続きを表示(約 320 文字)【請求項2】
前記管部材に先端部に、前記係止部が設けられ、前記管部材の後端部に、大径部が設けられており、前記管部材を前記貫通穴に挿通させて、前記係止部が前記貫通穴の開口から出た状態で、前記大径部が前記錘本体に当接することを特徴とする請求項1に記載の釣り用錘。
【請求項3】
前記錘本体は、上端部から下端部に向かって太くなる棒状であり、
前記貫通穴は、前記上端部において、前記錘本体の幅方向に延びることを特徴とする請求項1又は2に記載の釣り用錘。
【請求項4】
前記錘本体には、前記貫通穴よりも下部に、前記貫通穴と同じ方向に貫通する別の貫通穴が形成されることを特徴とする請求項3に記載の釣り用錘。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、釣り用錘に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
釣り用錘に関して、特許文献1には、釣り糸を挿通しうる釣り糸保持部材と、釣り糸保持部材が着脱可能に挿通固定される挿通凹部が形成された球状の錘本体とを備える構成が開示されている。特許文献1に開示された釣り用錘では、釣り糸保持部材が錘本体から脱落しないようにするために、釣り糸保持部材は円筒状に形成されると共に係止凸部が形成されている一方、錘本体の挿通凹部には、係止凸部が着脱可能に係合する係合凹部が形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実用新案登録第3196430号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示された釣り用錘では、係止凸部と係合凹部との係合の度合いが強いと、釣り糸保持部材が錘本体から脱落しにくくなるが、釣り糸保持部材を挿通凹部に着脱する着脱作業に力が必要になり、着脱作業しにくいものになる。逆に、係止凸部と係合凹部との係合の度合いが弱いと、着脱作業に必要な力が小さくて済み、着脱作業しやすいものになるが、釣り糸保持部材が錘本体から脱落しやすくなる。
【0005】
本発明は上記のような点に鑑みてなされたものであり、管部材が錘本体から脱落しにくく、かつ、着脱作業しやすい釣り用錘を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の釣り用錘は、錘本体と、釣り糸を通すための管部材とを備え、前記錘本体には、前記管部材を着脱可能に挿通させるための貫通穴と、前記貫通穴に沿って延び、前記貫通穴に連通するとともに前記錘本体の表面で開口するスリットとが形成されており、前記管部材には、前記管部材の径方向に延出する係止部が設けられており、前記係止部を前記スリット内で移動させながら、前記管部材を前記貫通穴に挿通させて、前記係止部が前記貫通穴の開口から出た状態で、前記管部材を軸まわりに回転させることにより、前記係止部が前記錘本体に係止する構成にしたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、管部材が錘本体から脱落しにくく、かつ、着脱作業しやすい釣り用錘を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係るシンカーを構成する錘本体の斜視図である。
実施形態に係るシンカーを構成する管部材の斜視図である。
実施形態に係る錘本体の断面図である。
実施形態に係るシンカーの斜視図である。
実施形態に係るシンカーを使用したリグの例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。
本実施形態では、ルアーフィッシングのリグ(仕掛け)を構成する、シンカーと呼ばれる釣り用錘を説明する。
図1(a)、(b)は、実施形態に係るシンカー1を構成する錘本体2の斜視図である。図2(a)、(b)は、実施形態に係るシンカー1を構成する管部材3の斜視図である。図3は、錘本体2の断面図である。図4(a)、(b)は、実施形態に係るシンカー1の斜視図であり、錘本体2と管部材3との着脱作業を説明するための図である。図5は、実施形態に係るシンカー1を使用したリグの例を示す図である。
【0010】
実施形態に係るシンカー1は、錘本体2(図1を参照)と、釣り糸を通すための管部材3(図2を参照)とを備え、以下に詳述するように、錘本体2に管部材3を着脱可能に組み付けることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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