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公開番号2024127417
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-20
出願番号2023036562
出願日2023-03-09
発明の名称ルアー
出願人株式会社シマノ
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A01K 85/16 20060101AFI20240912BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】強度が低い材料から形成されるルアー本体に対して針用等の軸部を確実に固定できる。
【解決手段】二分割された一対のボディ10A、10Bを接合するルアー本体に一部が挿入される軸部20と、軸部20におけるルアー本体内に位置する挿入部分から径方向外側に突出する突出部22A、22Bと、ルアー本体の内側に設けられ、突出部22A、22Bが係合する係合穴15と、を備え、係合穴15は、一対のボディ10A,10Bに設けられる構成のルアーを提供する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
二分割された一対のボディを接合するルアー本体に一部が挿入される軸部と、
前記軸部における前記ルアー本体内に位置する挿入部分から径方向外側に突出する突出部と、
前記ルアー本体の内側に設けられ、前記突出部が係合する係合部と、
を備えているルアー。
続きを表示(約 640 文字)【請求項2】
前記係合部は、前記一対のボディのうち少なくとも一方に設けられる、請求項1に記載のルアー。
【請求項3】
前記突出部は、前記軸部の径方向両側に設けられ、前記一対のボディのそれぞれに係合する、請求項1に記載のルアー。
【請求項4】
前記係合部は、前記突出部の突出先端を挿入する係合穴である、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のルアー。
【請求項5】
前記一対のボディの周縁部には、周方向に延在する環状部材が外嵌する、請求項1に記載のルアー。
【請求項6】
前記環状部材は、少なくとも前記軸部の外周側の位置に配置される、請求項5に記載のルアー。
【請求項7】
前記一対のボディの周縁部には、周方向に延びる凹溝が設けられ、
前記凹溝と前記環状部材とが嵌合する、請求項5又は6に記載のルアー。
【請求項8】
前記一対のボディは、それぞれの周縁部同士で接合され、
前記突出部は、前記周縁部から所定距離をあけて配置される、請求項1に記載のルアー。
【請求項9】
前記一対のボディの内面には、中空部が形成され、前記中空部に突出する補強リブが設けられる、請求項1に記載のルアー。
【請求項10】
前記軸部における前記ルアー本体の外方側には、傘針が設けられる、請求項1に記載のルアー。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ルアーに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ルアーに装備される餌木の傘針の軸(カンナ軸)やプロップルアーのプロペラシャフト等では、ルアー本体に固定軸(軸部)を挿入する構成のものがある。このような軸部では、ルアー本体から所定量延出されることで曲げや捩れの荷重を受けるため、挿入される軸部の長さを十分に確保する必要がある。
そして、ルアー本体からの軸部の抜け出しと、軸部のルアー本体に対する相対回転と、を防止するルアーとして、接着や螺子止めにより軸部を固定する構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-262722号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来のルアーでは、以下のような問題があった。
すなわち、近年、海洋の環境問題により、ルアーにも生分解性樹脂の使用が求められるようになっている。このような生分解性樹脂などの一般にルアーに用いられている樹脂より強度が低い材料の場合には、軸部におけるルアー本体に対する接着強度や螺子の固定強度が十分に確保できないという問題があった。そのため、このような接着や螺子固定でない固定構造が求められており、その点で改善の余地があった。
【0005】
本発明は、このような事情に考慮してなされたもので、その目的は、強度が低い材料から形成されるルアー本体に対して針用等の軸部を確実に固定できるルアーを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明に係るルアーの態様1は、二分割された一対のボディを接合するルアー本体に一部が挿入される軸部と、前記軸部における前記ルアー本体内に位置する挿入部分から径方向外側に突出する突出部と、前記ルアー本体の内側に設けられ、前記突出部が係合する係合部と、を備えていることを特徴としている。
【0007】
本発明に係るルアーの態様1によれば、軸部に設けられる突出部をルアー本体の内側に設けた係合部に係合させる固定構造となる。すなわち、軸部をルアー本体に対して接着や螺子固定でない固定構造で確実に固定でき、軸部がルアー本体から抜け出ることを防止し、かつ軸部の回転を規制することができる。これにより、軸部の引張強度および捻じり強度を向上させることができる。したがって、本発明では、強度が低い材料から形成されるルアー本体であっても、接着や螺子止めにより軸部をルアー本体に固定する従来の固定構造と同等に軸部を固定することができる。そのため、ルアー本体の素材として、例えば海洋環境に好適な生分解性樹脂の素材を使用することが可能となる。
【0008】
(2)本発明の態様2は、態様1のルアーにおいて、前記係合部は、前記一対のボディのうち少なくとも一方に設けられることが好ましい。
【0009】
この場合には、係合部に軸部を収容するように係合させることができるので、一対のボディを分離させる方向に作用するトルクを抑えることができる。そのため、一対のボディが接合された状態を維持することができ、軸部自体の固定強度も維持できる。
【0010】
(3)本発明の態様3は、態様1のルアーにおいて、前記突出部は、前記軸部の径方向両側に設けられ、前記一対のボディのそれぞれに係合することが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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