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公開番号
2024124010
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-12
出願番号
2023031883
出願日
2023-03-02
発明の名称
ペット用オムツカバー
出願人
個人
代理人
主分類
A01K
23/00 20060101AFI20240905BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】犬などのペットの主に尿を受け取るためのオムツカバーおよびオムツを胴体にフィットし装着させることが難しかった。
【解決手段】本発明のオムツカバーは、水分を吸収できる吸収体を載置でき、ペットの排尿部を覆う吸収体保持部1と、
屈曲可能なバンド状の部材で構成され、前記吸収体保持部の第一の方向の一端側に両端または途中の少なくとも2か所が接続されたバンド部2と、
前記吸収体保持部の第一の方向の他端側に設けられ、前記バンド部と連結できる係止部3と、を有し、
前記バンド部は、前記バンド部の両端側の一対の腕部と、前記一対の腕部を連結するとともに前記係止部に連結する腕連結部5を備え、
前記一対の腕部が、前記第一の方向と直交する第二の方向に離間できるように構成されており、本発明のペット用オムツは、吸収体1aと吸収体保持部が一体化されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
水分を吸収できる吸収体を載置でき、ペットの排尿部を覆う吸収体保持部と、
屈曲可能なバンド状の部材で構成され、前記吸収体保持部の第一の方向の一端側に両端または途中の少なくとも2か所が接続されたバンド部と、
前記吸収体保持部の第一の方向の他端側に設けられ、前記バンド部と連結できる係止部と、
を有し、
前記バンド部は、前記バンド部の両端側の一対の腕部と、前記一対の腕部を連結するとともに前記係止部に連結する腕連結部を備え、
前記一対の腕部の前記一端側と前記一対の腕部の前記他端側の少なくとも一方側において、前記一対の腕部が、前記第一の方向と直交する第二の方向に離間できるように構成されている
ことを特徴とするペット用オムツカバー。
続きを表示(約 720 文字)
【請求項2】
前記バンド部は、前記一対の腕部の長さが調整できるように係止部に対して、バンド部の長さ方向にスライド可能であることを特徴とする請求項1記載のペット用オムツカバー。
【請求項3】
前記一対の腕部は、互いに、前記一端側または前記他端側の少なくとも一方において、前記吸収体保持部の前記第二の方向の寸法の1/2以上離間していることを特徴とする請求項1記載のペット用オムツカバー。
【請求項4】
前記係止部は、前記第二の方向に離間する一対の係止具を有しており、前記バンド部は、前記一対の係止具それぞれに係止されることを特徴とする請求項1記載のペット用オムツカバー。
【請求項5】
前記バンド部は細帯状であり、さらに伸縮性のあるゴム素材であることを特徴とする請求項1記載のペット用オムツカバー。
【請求項6】
水分を吸収できる吸収体を内部に有し、ペットの排尿部を覆う吸収体部と、
屈曲可能なバンド状の部材で構成され、前記吸収体部の第一の方向の一端側に両端または途中の少なくとも2か所が接続されたバンド部と、
前記吸収体部の第一の方向の他端側に設けられ、前記バンド部と連結できる係止部と、
を有し、
前記バンド部は、前記バンド部の両端側の一対の腕部と、前記一対の腕部を連結するとともに前記係止部に連結する腕連結部を備え、
前記一対の腕部の前記一端側と前記一対の腕部の前記他端側の少なくとも一方側において、前記一対の腕部が、前記第一の方向と直交する第二の方向に離間できるように構成されている
ことを特徴とするペット用オムツ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、犬や猫などのペットに尿などの水分を吸収する吸収体を排尿部近傍に装着するためのペット用オムツカバーおよびオムツに関するものである。
続きを表示(約 3,200 文字)
【背景技術】
【0002】
ペットとして飼われる犬や猫は室内で飼う事が多くなっているが、排尿のしつけができていない犬、老犬、老猫になった時などは部屋のあちこちで排尿してしまい、後片づけが大変である。さらに犬、とくにオス犬の場合、屋外での散歩中など、マーキングと呼ばれる排尿を何度もし、公共の場所や民家の塀などにかけてしまう事があり、飼い主のマナーの問題となっている。近年では犬連れ可能なカフェやレストランがあるが、施設内の排尿や犬同士のトラブル回避のため、ペット用の使い捨てできるオムツや、尿を吸収できる吸収体を載置し胴体に巻きつけたり、着衣させて装着するオムツカバーの装着義務の施設も増えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4614880号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
オス犬用では排尿部に尿などの水分を吸収できる吸収体をあてがい、胴体に吸収体と同様の幅のものを腹巻のように装着する、吸収体を載置して使うオムツカバーおよび、それらが一体型となっている犬のオムツなどがある。
メス犬用のオムツやオムツカバーは、その排尿部の位置から犬の胴体の下半身、後ろ脚としっぽを出し全体を覆うもので、パンツのように被覆部分が多くなる。
【0005】
特許文献1は犬の動きによって、動物用吸収体保持バンドがずれにくくするために、角度を持って2か所で胴体に留める位置を作っている。しなしながら、それぞれの帯体は、左右から引き合せて連結させるために十分な接合面が必要となり、その結果幅広な帯となっている。すると、横腹から背中までを覆う面積も大きくなってしまう。さらにまず、一か所を留めてから、次いでもう一か所を留めるという作業になるので、作業中に吸収体保持部を支えにくくなり、一度で適当な位置に装着させることが難しかった。また、体長などから吸収体保持部の大きさに合わせてサイズを選んだ時に、犬の犬種や個体差により胴回りの長さの差が大きく、それぞれの帯のながさが足りなくなったり、長すぎて接合面が合わなかったり、接合面が小さくなり外れやすくなっていた。逆に、犬の胴回りを優先してサイズを選ぶと、吸収体保持部が大きすぎたり、小さすぎたりして装着時に適切なサイズを選ぶことで難しかった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の欠点を解決するために本発明のペット用オムツカバーは、
水分を吸収できる吸収体を載置でき、ペットの排尿部を覆う吸収体保持部と、
屈曲可能なバンド状の部材で構成され、前記吸収体保持部の第一の方向の一端側に両端または途中の少なくとも2か所が接続されたバンド部と、
前記吸収体保持部の第一の方向の他端側に設けられ、前記バンド部と連結できる係止部と、
を有し、
前記バンド部は、前記バンド部の両端側の一対の腕部と、前記一対の腕部を連結するとともに前記係止部に連結する腕連結部を備え、
前記一対の腕部の前記一端側と前記一対の腕部の前記他端側の少なくとも一方側において、前記一対の腕部が、前記第一の方向と直交する第二の方向に離間できるように構成されている
ことを特徴としたものである。
また、本発明のペット用オムツは水分を吸収できる吸収体を内部に有し、ペットの排尿部を覆う吸収体部と、
屈曲可能なバンド状の部材で構成され、前記吸収体部の第一の方向の一端側に両端または途中の少なくとも2か所が接続されたバンド部と、
前記吸収体部の第一の方向の他端側に設けられ、前記バンド部と連結できる係止部と、
を有し、
前記バンド部は、前記バンド部の両端側の一対の腕部と、前記一対の腕部を連結するとともに前記係止部に連結する腕連結部を備え、
前記一対の腕部の前記一端側と前記一対の腕部の前記他端側の少なくとも一方側において、前記一対の腕部が、前記第一の方向と直交する第二の方向に離間できるように構成されていること
を特徴としたものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明のペット用オムツカバーを装着すると、吸収体保持部に尿などの水分を吸収できる吸収体を載置し、オス、メスともにそれぞれの排尿部近傍に適切な大きさで効果的に装着することができ、背中や足回りなどの排尿に関係のない部位を覆うことがなくなり、見かけも良くなる。一対の腕部が背中上で細めのバンドが離間して装着されるので、幅の広いバンドと同様の保持効果がありながら、覆う部分がない分蒸れなども解消される。さらに犬は装着による圧迫感からも解放される。また、ペット用オムツは前記ペット用オムツカバーの吸収体保持部と吸収体が一体化したものであり、前記ペット用オムツカバーと同様の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0008】
オムツカバーの第1実施例の斜視図
オムツカバーの第1実施例の使用方法を表す斜視図
オムツカバーのC―C´の断面図
オムツカバーの第1実施例の使用状態を示す斜視図
オムツカバーの第1実施例の使用状態を示す犬の横方向からみた概略図
オムツカバーの第2実施例の使用状態を示す斜視図
オムツカバーの第3実施例の斜視図
オムツカバーの第4実施例の斜視図
オムツカバーの第5実施例の斜視図
オムツカバーの第5実施例の使用方法を表す斜視図
オムツカバーの第5実施例の使用状態を示す斜視図
オムツカバーの第5実施例の使用状態を示す犬の横方向からみた概略図
オムツカバーの第5実施例の使用状態を示す犬の背中側からみた概略図
オムツカバーの第5実施例の他の使用状態を示す斜視図
オムツカバーの第6実施例の斜視図
オムツカバーの第7実施例の斜視図
オムツカバーの第5実施例のその他の使用方法を示す斜視図
オムツの第1実施例の斜視図
オムツのD―D´断面図
オムツカバーの第8実施例の斜視図
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明のペット用オムツカバーを、犬に装着することを例に図面を参照しながら詳細に説明する。
図 1は、オムツカバーの第1実施例の斜視図である。図1に示すように、吸収体保持部(1)には、尿などの水分をすばやく吸収し、一定量を保持できる布や高分子吸収材などが備わっている吸収体(1a)を載置できる。ペットの排尿部を十分に覆いかつ、尿を吸収できる大きさであり、大まかに言えば大型犬、中型犬、小型犬、と大きさを変えるとよい。この時、吸収体保持部(1)は、防水性のある布やシリコン樹脂等の素材であることが望ましい。
【0010】
吸収体保持部(1)の第一の方向すなわち長手方向の一端A側に、屈曲可能なバンド状の腕部(4a)と腕部(4b)が一対に設けられている。腕部(4a)と腕部(4b)は、腕連結部(5)にて連結され一本のバンド部(2)として構成され、それぞれの腕部はバンド接続部(2a)、(2b)により吸収体保持部(1)に接続されている。したがって、バンド部(2)はバンドの長さ方向に対して輪状に形成される。このとき、吸収体保持部(1)の前記一端A側の第二の方向すなわち短手方向の両端になるよう、バンド接続部(2a)、(2b)は間隔をあける方が好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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