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公開番号2024129559
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-27
出願番号2023038854
出願日2023-03-13
発明の名称ブーム装置
出願人株式会社丸山製作所
代理人個人,個人,個人
主分類A01M 7/00 20060101AFI20240919BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】サイドブームの長さの制御をすることなく、サイドブームの長手方向の任意の位置に物体を移動できるブーム装置を提供する。
【解決手段】ブーム装置は、サイドブーム6の長手方向に沿ってサイドブーム6に設けられたレール部69と、レール部69上を移動する移動体110を有する移動体ユニット(開閉ユニット100)と、レール部69上における移動体110の位置を操作する操作装置20と、を備える。
【選択図】図4


特許請求の範囲【請求項1】
走行機体(3)の左右方向に沿って延在するサイドブーム(6)と、
前記サイドブーム(6)の長手方向に沿って前記サイドブーム(6)に設けられたレール部(69)と、
前記レール部(69)上を移動する移動体(110)を有する移動体ユニット(100)と、
前記レール部(69)上における前記移動体(110)の位置を操作する操作装置(20)と、を備える、ブーム装置。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
前記移動体ユニット(100)は、
前記サイドブーム(6)の長手方向において互いに離間して配置された第1回転体(101)および第2回転体(103)と、
前記第1回転体(101)を回転駆動される動力装置(105)と、
前記第1回転体(101)と前記第2回転体(103)とに架け渡された状態で、前記第1回転体(101)の回転に応じて回転移動する無端状の回転移動部材(107)と、
前記回転移動部材(107)に接続される前記移動体(110)と、を有する、請求項1に記載のブーム装置。
【請求項3】
前記移動体(110)は、鉛直方向に沿った軸を回転軸とする第1ローラ(121)と、鉛直方向に交差する方向に沿った軸を回転軸とする第2ローラ(131)とを有し、
前記レール部(69)は、前記第1ローラ(121)に対応するように前記サイドブーム(6)の上面に溝状に形成された第1レール(69A)と、前記第2ローラ(131)に対応するように前記サイドブーム(6)の側面に溝状に形成された第2レール(69B)とを有する、請求項1または2に記載のブーム装置。
【請求項4】
前記サイドブーム(6)の長手方向から見たとき、長手方向に直交する水平方向において、前記回転移動部材(107)は、前記第1ローラ(121)の回転軸よりも前記サイドブーム(6)に近い位置に設けられている、請求項2を引用する請求項3に記載のブーム装置。
【請求項5】
前記サイドブーム(6)は、長手方向に配置された薬液散布のための複数のノズル(90)を有する、請求項1に記載のブーム装置。
【請求項6】
前記複数のノズル(90)は、それぞれ開閉用の操作部材(96)を有し、
前記移動体(110)は、レール部(69)上を移動したときに前記操作部材(96)を操作可能な操作片(119)を含む、請求項5に記載のブーム装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ブーム装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、サイドブームを有するブーム装置が開示されている。サイドブームは、機体の進行方向に対して交差する水平方向に展開して、最大長さに伸ばすことで、最大の散布幅を実現でき、その長さを適宜伸縮することで、散布幅を可変に調整できるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-103249号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のブーム装置においては、機体から左右に張り出すサイドブームの長さが変更可能であることの開示がある。この場合、サイドブームの長さを変更することにより、例えば、サイドブームの長手方向における噴霧ノズルの位置が変更され得る。しかしながら、従来のブーム装置では、サイドブームの長さを変更することなく、サイドブームの長手方向の任意の位置に物体を移動させる手段の開示はない。
【0005】
本開示の一形態は、サイドブームの長さの制御をすることなく、サイドブームの長手方向の任意の位置に物体を移動できるブーム装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一例のブーム装置は、走行機体(3)の左右方向に沿って延在するサイドブーム(6)と、サイドブーム(6)の長手方向に沿ってサイドブーム(6)に設けられたレール部(69)と、レール部(69)上を移動する移動体(110)を有する移動体ユニット(100)と、レール部(69)上における移動体(110)の位置を操作する操作装置(20)と、を備える。
【0007】
上記のブーム装置では、サイドブーム(6)に設けられたレール部(69)上に移動体(110)が設けられており、当該移動体(110)の位置が操作装置(20)によって操作可能である。したがって、サイドブーム(6)の長さの制御をすることなく、サイドブーム(6)の長手方向の任意の位置に移動体(110)を移動できる。
【0008】
一例の移動体ユニット(100)は、サイドブーム(6)の長手方向において互いに離間して配置された第1回転体(101)および第2回転体(103)と、第1回転体(101)を回転駆動される動力装置(105)と、第1回転体(101)と第2回転体(103)とに架け渡された状態で、第1回転体(101)の回転に応じて回転移動する無端状の回転移動部材(107)と、回転移動部材(107)に接続される移動体(110)と、を有し得る。この構成では、第1回転体(101)の回転を動力装置(105)によって制御することで、簡便に移動体(110)の位置を変更することができる。
【0009】
一例の移動体(110)は、鉛直方向に沿った軸を回転軸とする第1ローラ(121)と、鉛直方向に交差する方向に沿った軸を回転軸とする第2ローラ(131)とを有し得る。レール部(69)は、第1ローラ(121)に対応するようにサイドブーム(6)の上面に溝状に形成された第1レール(69A)と、第2ローラ(131)に対応するようにサイドブーム(6)の側面に溝状に形成された第2レール(69B)とを有し得る。この構成では、サイドブーム(6)の側面と上面とが接続される角部に沿って移動体(110)を移動させることができる。
【0010】
一例のサイドブーム(6)の長手方向から見たとき、長手方向に直交する水平方向において、回転移動部材(107)は、第1ローラ(121)の回転軸よりもサイドブーム(6)に近い位置に設けられていてよい。この構成では、回転移動部材(107)から移動体(110)に作用する力によって、移動体(110)の第1ローラ(121)が第1レール(69A)に押圧されるため、レール部(69)から移動体(110)が脱落することが抑制される。
(【0011】以降は省略されています)

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