TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024128619
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-24
出願番号
2023037686
出願日
2023-03-10
発明の名称
植物育成用培地
出願人
日本プラスト株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A01G
24/48 20180101AFI20240913BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】向上した通気性及び透水性を備えることが可能な植物育成用培地を提供する。
【解決手段】本発明の植物育成用培地(1,2)は、保水体(10)と、保水体(10)内に埋め込まれている少なくとも1つの筒体(20,20a,20b)とを有し、筒体(20,20a,20b)における中空の筒本体部(21,21b)に、少なくとも1つの孔部(22)が設けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
保水体と、前記保水体内に埋め込まれている少なくとも1つの筒体とを有し、
前記筒体における中空の筒本体部に、少なくとも1つの孔部が設けられている
ことを特徴とする植物育成用培地。
続きを表示(約 340 文字)
【請求項2】
前記保水体は、発泡ポリウレタン樹脂の成形体により形成されている
請求項1記載の植物育成用培地。
【請求項3】
前記成形体は、前記発泡ポリウレタン樹脂の粉粒体が熱プレス成形されて形成され、
前記粉粒体は、少なくとも一部の独立気泡同士が微生物の作用によって連結された構造を有する
請求項2記載の植物育成用培地。
【請求項4】
前記保水体は、互いに反対向きに配される第1面及び第2面を有し、
前記筒体は、円柱又は角柱の形状を有し、且つ、前記保水体の前記第1面から前記第2面まで連続して埋め込まれ、
複数の前記孔部は、前記筒本体部に規則的に配されている
請求項1記載の植物育成用培地。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、植物の育成に使用される培地に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、植物の栽培では、合成樹脂を利用して形成された植物育成用培地が土壌の代わりに使用されることがある。また、このような植物育成用の培地には、例えば栽培する植物等に応じて、保水性、透水性、通気性、保肥性等の性質が求められることがある。
【0003】
例えば特開2002-262660号公報(特許文献1)には、炭化物を含有したセルロースからなる培地ブロックを有する培地(培地体)が開示されている。この特許文献1の培地では、培地ブロックが、上面に延びる切り込みを備えた第1の孔部と、第1の孔とは別に形成された第2の孔部と、第1の孔部に挿入されるとともに内部に種子が保持された生分解性繊維からなるフィルター状の第1の柱体と、第2の孔部に挿入されるとともに内部に肥料が保持された生分解性繊維からなるフィルター状の第2の柱体とを備えている。
【0004】
特許文献1には、生分解性を備えた環境に優しい培地を小型、軽量に形成できること、また、第1及び第2の柱体に種子と肥料がそれぞれ含有されているので、実質的に水分の供給のみで自然に望ましい形態で植物を成育できることが説明されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2002-262660号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に記載されている培地において、セルロース製の培地ブロックには空気や水を流通させるための空間や孔部が少ないため、栽培する植物によっては、根腐れが発生することがある。また、根腐れの発生を防ぐために、特許文献1の培地ブロックに対し、例えば空気や水が流通可能な孔を後から加工して形成することも可能であるが、そのような孔を後から加工する場合、培地ブロックの破損や変形等を生じさせ易くなるという不具合があった。
【0007】
本発明は上記従来の課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、向上した通気性及び透水性を備えることが可能な植物育成用培地を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明により提供される植物育成用培地は、保水体と、前記保水体内に埋め込まれている少なくとも1つの筒体とを有し、前記筒体における中空の筒本体部に、少なくとも1つの孔部が設けられている植物育成用培地である。
【0009】
本発明の植物育成用培地において、前記保水体は、発泡ポリウレタン樹脂の成形体により形成されていることが好ましい。
この場合、前記成形体は、前記発泡ポリウレタン樹脂の粉粒体が熱プレス成形されて形成され、前記粉粒体は、少なくとも一部の独立気泡同士が微生物の作用によって連結された構造を有することが好ましい。
【0010】
また本発明において、前記保水体は、互いに反対向きに配される第1面及び第2面を有し、前記筒体は、円柱又は角柱の形状を有し、且つ、前記保水体の前記第1面から前記第2面まで連続して埋め込まれ、複数の前記孔部は、前記筒本体部に規則的に配されていることが好ましい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
除草装置
17日前
個人
釣り用ルアー
1か月前
個人
柄杓じょうろ
8日前
個人
猫砂ふるいパック
16日前
井関農機株式会社
作業機
9日前
個人
水耕栽培装置
29日前
個人
植物栽培装置
23日前
株式会社シマノ
釣竿
29日前
個人
引張犬散歩補助ベルト
17日前
井関農機株式会社
コンバイン
1か月前
井関農機株式会社
コンバイン
1か月前
個人
植物の栽培管理システム
8日前
株式会社共和
果実回し具
8日前
個人
回転式草刈刃
1か月前
個人
タケノコの多収栽培法
9日前
個人
動物用罠及び罠用装置
22日前
株式会社シマノ
釣竿
29日前
日機装株式会社
浄化ユニット
18日前
松山株式会社
農作業機
10日前
松山株式会社
農作業機
29日前
株式会社シマノ
両軸受リール
16日前
個人
直蒔き水稲栽培法とその補助機器
29日前
株式会社山田鉄工
海苔網処理船
29日前
ユシロ化学工業株式会社
組成物
1か月前
個人
水活用による果樹の結実安定化法
29日前
伊東電機株式会社
植物栽培装置
8日前
株式会社山田鉄工
海苔網処理方法
29日前
株式会社猫壱
ペット用食器
23日前
マコー株式会社
水生生物育成装置
8日前
花王株式会社
殺菌剤組成物
16日前
株式会社クボタ
作業車
1か月前
株式会社クボタ
作業車
1か月前
井関農機株式会社
収穫作業機
1か月前
グローブライド株式会社
釣竿
8日前
株式会社クボタ
収穫機
16日前
株式会社ランテクノ
植物育成システム
1か月前
続きを見る
他の特許を見る