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公開番号2024090844
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022206990
出願日2022-12-23
発明の名称作業車
出願人株式会社クボタ
代理人弁理士法人R&C
主分類B62D 49/00 20060101AFI20240627BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】キャノピーの上下の位置に関係なく、受信装置が衛星からの信号を精度良く受信可能な作業車を提供すること。
【解決手段】搭乗者が搭乗する搭乗部5と、搭乗部を上方から覆うカバー部41A、及び、機体に支持されるとともに機体平面視においてカバー部41Aと重複する状態でカバー部41Aを支持するフレーム部41Bを有するキャノピー41と、衛星からの信号を受信する受信装置20と、が備えられ、キャノピー41は、フレーム部41Bが受信装置20の受信領域R1の範囲外に位置するように配置されている。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
搭乗者が搭乗する搭乗部と、
前記搭乗部を上方から覆うカバー部、及び、機体に支持されるとともに機体平面視において前記カバー部と重複する状態で前記カバー部を支持するフレーム部を有するキャノピーと、
衛星からの信号を受信する受信装置と、が備えられ、
前記キャノピーは、前記フレーム部が前記受信装置の受信領域の範囲外に位置するように配置されている作業車。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記フレーム部を支持し、予め設定された第一位置と、前記第一位置よりも上側に予め設定された第二位置と、に亘って前記キャノピーの位置変更を許容する位置変更機構が備えられ、
前記第二位置は、前記フレーム部が前記受信領域の下限境界よりも下側の領域に位置するように設定されている請求項1に記載の作業車。
【請求項3】
前記キャノピーの上端部は、前記キャノピーが前記第二位置に位置するとき、前記受信装置の上端部よりも上側に位置する請求項2に記載の作業車。
【請求項4】
前記搭乗部に、搭乗者が着座するシートが備えられ、
前記位置変更機構は、前記キャノピーの位置を、機体平面視において前記シートと重複するカバー位置と、機体平面視において前記シートと重複しない非カバー位置と、に変更可能に構成され、
前記キャノピーが前記カバー位置と前記非カバー位置とに亘って移動する際の移動軌跡は、機体平面視において前記受信装置と重複しない請求項2に記載の作業車。
【請求項5】
前記受信装置を支持する支持部が備えられ、
前記支持部のうち、機体平面視において前記カバー位置に位置する前記キャノピーと重複する部分は、前記キャノピーの高さが前記第一位置である場合における前記移動軌跡と、前記キャノピーの高さが前記第二位置である場合における前記移動軌跡と、の何れとも干渉しない請求項4に記載の作業車。
【請求項6】
前記カバー部は樹脂によって構成され、
前記フレーム部は金属によって構成されている請求項1から5の何れか一項に記載の作業車。
【請求項7】
前記受信装置は、予め設定された収納位置と、前記収納位置よりも上側の位置に予め設定された使用位置と、に亘って位置を変更可能に構成されている請求項1から5の何れか一項に記載の作業車。
【請求項8】
前記受信装置を前記収納位置と前記使用位置とに位置変更可能に支持する支持部が備えられ、
前記受信装置は、前記収納位置に位置する場合に、前記支持部の上端部に対して同じまたは略同じ高さに位置し、もしくは、前記支持部の上端部よりも下側に位置する請求項7に記載の作業車。
【請求項9】
前記受信装置は、前記使用位置に位置するとき、前記フレーム部よりも前側に位置する請求項7に記載の作業車。
【請求項10】
前記受信装置は、前記使用位置に位置するとき、機体平面視において前記キャノピーと重複しない請求項7に記載の作業車。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、作業車に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1に開示された作業車(文献では「コンバイン」)に、キャノピーと、衛星からの信号を受信する受信装置(文献では「GPSアンテナユニット」)と、が備えられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-103055号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、受信装置が衛星からの信号を受信する際には、測位精度を高めるために受信装置を他の部材よりも高い位置に配置する構成が望ましい。一方、搭乗部の居住性を確保するために、キャノピーの位置は高く設定されがちである。例えばキャノピーのフレーム部は、衛星からの電波を反射する性質を有し得る。このため、キャノピーの位置が高くなると、受信装置が衛星からの信号を精度良く受信できなくなる虞がある。
【0005】
本発明の目的は、キャノピーの上下の位置に関係なく、受信装置が衛星からの信号を精度良く受信可能な作業車を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の作業車では、搭乗者が搭乗する搭乗部と、前記搭乗部を上方から覆うカバー部、及び、機体に支持されるとともに機体平面視において前記カバー部と重複する状態で前記カバー部を支持するフレーム部を有するキャノピーと、衛星からの信号を受信する受信装置と、が備えられ、前記キャノピーは、前記フレーム部が前記受信装置の受信領域の範囲外に位置するように配置されていることを特徴とする。
【0007】
本発明によると、フレーム部が受信装置の受信領域の範囲外に位置する。このため、例えばキャノピーの上端部が受信装置よりも上側に位置する場合であっても、フレーム部が衛星からの電波を反射する虞が大きく軽減され、受信装置が衛星からの信号を精度良く受信できる。これにより、キャノピーの上下の位置に関係なく、受信装置が衛星からの信号を精度良く受信可能な作業車が実現される。
【0008】
本発明において、前記フレーム部を支持し、予め設定された第一位置と、前記第一位置よりも上側に予め設定された第二位置と、に亘って前記キャノピーの位置変更を許容する位置変更機構が備えられ、前記第二位置は、前記フレーム部が前記受信領域の下限境界よりも下側の領域に位置するように設定されていると好適である。
【0009】
本構成であれば、キャノピーの位置が第一位置と第二位置とに亘って位置変更可能である。このため、搭乗者が自分の好みに合わせてキャノピーの高さを変更可能であり、かつ、受信装置が衛星からの信号を精度良く受信できる。
【0010】
本発明において、前記キャノピーの上端部は、前記キャノピーが前記第二位置に位置するとき、前記受信装置の上端部よりも上側に位置すると好適である。
(【0011】以降は省略されています)

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