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公開番号2024088326
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-02
出願番号2022203436
出願日2022-12-20
発明の名称豆類選別機
出願人株式会社クボタ,株式会社斎藤農機製作所
代理人弁理士法人R&C
主分類B07C 5/12 20060101AFI20240625BHJP(固体相互の分離;仕分け)
要約【課題】被選別物を移送したのちに選別処理を煩わしさなく良好に行えるようにすることが要望されていた。
【解決手段】被選別物hとしての豆類を移送経路に沿って揺動移送しながら被選別物hを良品と不良品とに選別する揺動選別装置15が備えられ、揺動選別装置15に、移送経路のうち移送方向上手側に位置して、被選別物hを揺動移送しながら被選別物hの長手方向が移送方向に向かう姿勢となるように向きを整列させる整列部16と、移送経路のうち整列部16よりも移送方向下手側に位置して、被選別物hを移送しながら、被選別物hのうち良品と不良品とを異なる経路に振り分ける選別部17と、が備えられている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
被選別物としての豆類を移送経路に沿って揺動移送しながら前記被選別物を良品と不良品とに選別する揺動選別装置が備えられ、
前記揺動選別装置に、
前記移送経路のうち移送方向上手側に位置して、前記被選別物を揺動移送しながら前記被選別物の長手方向が移送方向に向かう姿勢となるように向きを整列させる整列部と、
前記移送経路のうち前記整列部よりも移送方向下手側に位置して、前記被選別物を移送しながら、前記被選別物のうち良品と不良品とを異なる経路に振り分ける選別部と、が備えられている豆類選別機。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
前記整列部に、前記被選別物が入り込み可能でかつ前記移送方向に沿って延びる整列用の凹溝が備えられている請求項1に記載の豆類選別機。
【請求項3】
前記選別部に、横幅方向に沿って隙間をあけた状態で並びかつ前記移送方向に沿って延びる複数の支持体が備えられ、
前記選別部は、前記隙間を通して前記不良品を下方に落下させて排除する請求項1に記載の豆類選別機。
【請求項4】
前記選別部が、前記整列部に対して前記移送方向下手側に並ぶ状態で位置しており、
前記整列部の下手側端部が前記選別部の上手側端部よりも高い位置に位置する状態で段差が形成されている請求項1から3のいずれか一項に記載の豆類選別機。
【請求項5】
前記選別部が、前記整列部に対して前記移送方向下手側に並ぶ状態で位置しており、
前記整列部と前記選別部との間に、不良品を下方に落下させて排除する中間不良品排出部が形成されている請求項1から3のいずれか一項に記載の豆類選別機。
【請求項6】
前記選別部の下手側箇所に、不良品を下方に落下させて排除する下手側不良品排出部が形成されている請求項1から3のいずれか一項に記載の豆類選別機。
【請求項7】
前記整列部と前記選別部とを一体的に振動させて前記被選別物を揺動移送する振動機構が備えられている請求項1から3のいずれか一項に記載の豆類選別機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、枝豆、エンドウ、インゲン豆等の豆類を選別するための豆類選別機に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
上記豆類選別機において、従来では、被選別物を選別部に向けて載置搬送しながら移送する搬送部としてのベルトコンベアと、ベルトコンベアの搬送始端部に対して多数の被選別物を供給する供給部と、が備えられ、供給部は、振動装置が設けられたシュートや複数の被選別物が収容される空間の下部に供給用搬送コンベアが設けられる構成となっていた(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-128123号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来構成では、搬送部(ベルトコンベア)にて搬送される被選別物の姿勢が不規則な状態となっており、搬送部の搬送方向下手側に位置する選別部における選別処理が行い難いものとなっていた。
【0005】
そこで、被選別物を移送したのちに選別処理を煩わしさなく良好に行えるようにすることが要望されていた。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る豆類選別機の特徴構成は、被選別物としての豆類を移送経路に沿って揺動移送しながら前記被選別物を良品と不良品とに選別する揺動選別装置が備えられ、前記揺動選別装置に、前記移送経路のうち移送方向上手側に位置して、前記被選別物を揺動移送しながら前記被選別物の長手方向が移送方向に向かう姿勢となるように向きを整列させる整列部と、前記移送経路のうち前記整列部よりも移送方向下手側に位置して、前記被選別物を移送しながら、前記被選別物のうち良品と不良品とを異なる経路に振り分ける選別部と、が備えられている点にある。
【0007】
本発明によれば、移送経路のうち移送方向上手側に位置する整列部において、被選別物を揺動移送しながら被選別物の長手方向が移送方向に向かう姿勢となるように向きを整列させることができる。そして、選別部において、姿勢が整列された状態で移送されてくる被選別物を整列部と同様に揺動移送しながら、良品と不良品とを異なる経路に振り分ける処理が行われる。
【0008】
被選別物の向きを整列することにより、莢に豆が含まれない不良品あるいは莢の中に一粒だけの豆しかない一粒莢のような不良品等を選別しやすい。例えば、莢に豆が含まれない不良物であれば、被選別物の長手方向と直交する方向での幅(莢の厚み)が小さいので、移送経路の幅方向での隙間を利用して容易に選別することが可能であり、一粒莢のような不良品であれば、被選別物の長手方向が良品に比べて短いので、移送経路に沿う方向での隙間を利用して容易に選別することが可能である。
【0009】
その結果、被選別物を移送したのちに選別処理を煩わしさなく良好に行えるようにすることが可能となった。
【0010】
本発明においては、前記整列部に、前記被選別物が入り込み可能でかつ前記移送方向に沿って延びる整列用の凹溝が備えられていると好適である。
(【0011】以降は省略されています)

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