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公開番号2024088332
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-02
出願番号2022203443
出願日2022-12-20
発明の名称豆類選別機
出願人株式会社クボタ
代理人弁理士法人R&C
主分類B07C 5/02 20060101AFI20240625BHJP(固体相互の分離;仕分け)
要約【課題】適切な姿勢を維持した状態で枝豆等の豆類を識別部に送出することを可能とする豆類選別機を提供する。
【解決手段】被選別物としての豆類を選別する選別部6と、被選別物を選別部6へ向けて送り出す送出部5と、が備えられ、送出部5は、被選別物を送出方向へ向けて送り出す送出装置51と、被選別物の長手方向が送出方向に沿う姿勢を維持する姿勢維持機構52と、が備えられている。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
被選別物としての豆類を選別する選別部と、
前記被選別物を前記選別部へ向けて送り出す送出部と、が備えられ、
前記送出部は、前記被選別物を送出方向へ向けて送り出す送出装置と、前記被選別物の長手方向が前記送出方向に沿う姿勢を維持する姿勢維持機構と、が備えられている豆類選別機。
続きを表示(約 790 文字)【請求項2】
前記姿勢維持機構は、前記送出装置の上方に設けられ、前記送出方向に沿って延び、前記送出方向に直交する方向に間隔をあけて並ぶ複数の隔壁を備える請求項1に記載の豆類選別機。
【請求項3】
前記隔壁と前記送出装置との間に隙間が形成されている請求項2に記載の豆類選別機。
【請求項4】
前記隔壁の送出方向上流側部分の上縁は、前記隔壁の送出方向下流側部分の上縁よりも高い位置に位置する請求項2に記載の豆類選別機。
【請求項5】
前記送出装置は、ベルトコンベアである請求項1から4のいずれか一項に記載の豆類選別機。
【請求項6】
前記選別部は、前記被選別物を撮影し、撮影情報に基づいて前記被選別物の良否を判別する判別部と、不良品にエアーを吹き付けて排除する排除装置と、を備え、
前記排除装置は、間隔をあけた横並び状態で複数配置され、
複数の前記隔壁により構成される複数の送出経路は、それぞれ、前記排除装置に対応する位置に位置するように構成されている請求項2に記載の豆類選別機。
【請求項7】
前記選別部は、前記撮影情報に基づいて前記被選別物の長手方向の中央位置を検出する中央位置検出部を備え、
前記排除装置は、前記中央位置検出部の検出結果に基づいて、前記被選別物に対して前記中央位置にエアーを吹き付ける請求項6に記載の豆類選別機。
【請求項8】
前記被選別物を前記送出部へ向けて摺動移送させる移送部が備えられ、
前記移送部は、移送方向に沿って延び、横並び状態で設けられる複数列の移送経路を有し、
複数の前記隔壁により構成される複数の送出経路は、それぞれ、複数列の前記移送経路に対応する位置に配置されている請求項2に記載の豆類選別機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、豆類選別機に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来の豆類選別機として、例えば特許文献1に記載されているような、豆類である枝豆を選別する枝豆選別装置があった。当該枝豆選別装置は、不良品である枝豆と良品である枝豆とを選別する選別体と、選別体へ向けて枝豆を搬送するベルトコンベアと、が備えられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平5-15849号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、従来の枝豆選別装置では、ベルトコンベアは、所定の姿勢を維持した状態で枝豆を識別体に送出すものではなかった。近年、枝豆の選別を行う選別装置として、枝豆を撮影し、撮影情報に基づいて枝豆の良否を判定し、枝豆に空気を吹き付けることで枝豆を選別するものが採用されている。平面視で長手方向が移送方向と直交する姿勢で枝豆が選別装置に移送されると、枝豆の適切な箇所に空気を吹き付けることが困難となり、正常に枝豆の選別処理が行われないことがあった。そこで、適切な姿勢を維持した状態で枝豆を識別部へ向けて送出することができる枝豆選別機が望まれていた。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑み、適切な姿勢を維持した状態で枝豆等の豆類を識別部に送出することを可能とする豆類選別機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の豆類選別機は、被選別物としての枝豆を選別する選別部と、前記被選別物を前記選別部へ向けて送り出す送出部と、が備えられ、前記送出部は、前記被選別物を送出方向へ向けて送り出す送出装置と、前記被選別物の長手方向が前記送出方向に沿う姿勢を維持する姿勢維持機構と、が備えられている。
【0007】
この発明によれば、被選別物である豆類が、枝豆等のように長手方向と短手方向を有するものである場合、姿勢維持機構で被選別物の長手方向が送出方向に沿う姿勢が維持された状態で、被選別物が選別部へ送り出される。したがって、被選別物の選別を行う選別装置として、被選別物を撮影し、撮影情報に基づいて被選別物の良否を判定し、に空気を吹き付けることで被選別物を選別するものが採用されたとしても、正常に被選別物の識別処理を行うことが可能となる。
【0008】
本発明においては、前記姿勢維持機構は、前記送出装置の上方に設けられ、前記送出方向に沿って延び、前記送出方向に直交する方向に間隔をあけて並ぶ複数の隔壁を備えると好適である。
【0009】
この構成によれば、送出部では、被選別物は、隔壁の間に入り込んだ状態となり、長手方向が送出方向に沿う姿勢が維持される。また、隔壁は複数備えられていることから、複数の被選別物を、送出方向に沿って並んだ当該姿勢を維持したまま、識別部へ送り出すことが可能となる。
【0010】
本発明においては、前記隔壁と前記送出装置との間に隙間が形成されていると好適である。
(【0011】以降は省略されています)

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