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公開番号2024085495
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-27
出願番号2022200022
出願日2022-12-15
発明の名称浮遊物観測装置
出願人株式会社クボタ
代理人弁理士法人森本国際特許事務所
主分類G01N 15/0227 20240101AFI20240620BHJP(測定;試験)
要約【課題】外光の影響を排除して観測対象液中の浮遊物を観測することができる浮遊物観測装置を提供する。
【解決手段】観測光15を液面14の上方から液面14下の浮遊物11に照射する光源16と、観測光15で照射された浮遊物11を液面14下の撮像範囲17において液面14の上方から撮像する撮像装置18と、撮像範囲17の周りを取り囲んで液面14の波を遮る波除け部材28とを有し、撮像範囲17は波除け部材28の内側に形成され、波除け部材28は、観測対象液10の流れ方向における上流側に開口する流入口と、観測対象液10の流れ方向における下流側に開口する流出口とを有し、流入口は液面14下に没しており、流出口は液面14が通る高さに形成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
観測対象液中の浮遊物を観測する浮遊物観測装置であって、
観測光を液面の上方から液面下の浮遊物に照射する光源と、観測光で照射された浮遊物を液面下の撮像範囲において液面の上方から撮像する撮像装置と、撮像範囲の周りを取り囲んで液面の波を遮る波除け部材とを有し、
撮像範囲は波除け部材の内側に形成され、
波除け部材は、観測対象液の流れ方向における上流側に開口する流入口と、観測対象液の流れ方向における下流側に開口する流出口とを有し、
流入口は液面下に没しており、
流出口は液面が通る高さに形成されていることを特徴とする浮遊物観測装置。
続きを表示(約 580 文字)【請求項2】
波除け部材は下端に向かって先細りになるテーパー部を有し、
テーパー部の下端に、液面下において開口する下部排出口が形成されていることを特徴とする請求項1記載の浮遊物観測装置。
【請求項3】
下部排出口は撮像装置の視野の外側に位置していることを特徴とする請求項2記載の浮遊物観測装置。
【請求項4】
波除け部材の外側から下部排出口を通って波除け部材の内側に入射する光を抑制する遮光部材が、波除け部材の下端部に設けられていることを特徴とする請求項2記載の浮遊物観測装置。
【請求項5】
流入口の上部に、観測対象液の流れ方向において対向する波減衰部材が設けられ、
波減衰部材は、観測対象液の流れ方向における下流側の端部が上流側の端部よりも斜め上方に向くように、傾斜しており、
波減衰部材の下部が液面下に没していることを特徴とする請求項1記載の浮遊物観測装置。
【請求項6】
光源と撮像装置とはケース部材内に収容され、
波除け部材はケース部材の下部に設けられていることを特徴とする請求項1記載の浮遊物観測装置。
【請求項7】
観測光は横方向へ拡がるシートレーザ光であることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の浮遊物観測装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、観測対象液中の浮遊物を観測する浮遊物観測装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、この種の浮遊物観測装置としては、例えば、図10に示すように、原水105中のフロック106を観測する浮遊物観測装置101がある。浮遊物観測装置101は、シートレーザ光102を水面103に照射するレーザ光源104と、水面103から入射したシートレーザ光102で照射された原水105中のフロック106を撮像するカメラ107とが水面103の上方に設けられている。
【0003】
レーザ光源104とカメラ107とはケース108内に収容されている。ケース108の下端部には、水面103下において開口する下端開口部109が形成されている。
【0004】
シートレーザ光102で照射されるフロック106をカメラ107で撮像する撮像範囲110が下端開口部109よりも下方の領域に設定されている。シートレーザ光102はケース108内から下端開口部109を通って撮像範囲110に達する。そして、シートレーザ光102が原水105中のフロック106に当たって反射したレーザ反射光111は、撮像範囲110から下端開口部109を通ってケース108内に進入し、カメラ107に届く。
【0005】
これによると、撮像範囲110が水面103下において下端開口部109よりも下方の領域に設定されているため、フロック106が下端開口部109からケース108の内部に流入し難い場合であっても、下端開口部109よりも下方の領域におけるフロック106をカメラ107で確実に撮像することができる。
【0006】
また、浮遊物観測装置101を屋外に設置した場合、太陽光等の外光112(シートレーザ光102以外の光)はケース108で遮られるため、外光112がカメラ107に入射するのを防止することができる。
【0007】
上記のような浮遊物観測装置101は例えば下記特許文献1に記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2022-94367
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら上記の従来形式では、原水105の透明度が高い場合(例えば浄水等の場合)、外光112がケース108の外側から水面103に入射して原水105中のフロック106や槽の壁面又は底面(図示省略)等に反射し、反射した外光113が下端開口部109からケース108内に入ってカメラ107に届くと、フロック106の観測精度に悪影響を及ぼす虞があった。
【0010】
本発明は、外光の影響を排除して観測対象液中の浮遊物を観測することができる浮遊物観測装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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