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公開番号2024077403
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-07
出願番号2022189484
出願日2022-11-28
発明の名称気密試験装置
出願人株式会社クボタ
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類G01M 3/22 20060101AFI20240531BHJP(測定;試験)
要約【課題】管に対する気密試験の精度を向上する。
【解決手段】気密試験装置(1)は、管(T1)の両端に当接し、当該両端を管(T1)の軸方向に押圧することで、管(T1)を所定の位置で固定する管固定部(10,10A)と、管(T1)の端部を被覆する被覆治具(20,20A)とを備え、被覆治具(20,20A)には、被覆治具(20,20A)の内部にエアーが注入されるエアー注入口(21A,21B)が形成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
管の両端に当接し、当該両端を前記管の軸方向に押圧することで、前記管を所定の位置で固定する管固定部と、
前記管の端部を被覆する被覆治具とを備え、
前記被覆治具には、当該被覆治具の内部にエアーが注入されるエアー注入口が形成されていることを特徴とする気密試験装置。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
前記被覆治具には、前記管が挿通される挿通孔が形成されており、
前記管と前記挿通孔との間をシールし、前記管を挿通可能な環状のシール部材をさらに備え、
前記シール部材には、前記シール部材の内部と外部との間をエアーが通過するエアー通過口が形成され、
前記シール部材は、前記エアー通過口を通過するエアーによって前記シール部材の内部の圧力が制御されることにより、前記管の径方向に伸縮することを特徴とする請求項1に記載の気密試験装置。
【請求項3】
前記エアー通過口は、前記シール部材の周方向に沿って複数形成されていることを特徴とする請求項2に記載の気密試験装置。
【請求項4】
前記管固定部を前記管の前記両端に押圧させるシリンダをさらに備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の気密試験装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、気密試験装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、管を所定の位置で固定するための管固定部と、管を覆うためのフードと、を備える気密試験装置が開示されている。当該気密試験装置では、管固定部がパッキンを介して管の端部に当接することにより、管の気密性を向上する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-77854号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示の気密試験装置では、気密試験の繰り返しによるパッキンのへたりの影響により、検知用ガスが管の端部から管の内部に入り込む場合がある。よって、当該気密試験装置には、管に対する気密試験の精度を向上する点で改善の余地がある。本発明の一態様は、管に対する気密試験の精度を向上することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る気密試験装置は、管の両端に当接し、当該両端を前記管の軸方向に押圧することで、前記管を所定の位置で固定する管固定部と、前記管の端部を被覆する被覆治具とを備え、前記被覆治具には、当該被覆治具の内部にエアーが注入されるエアー注入口が形成されている。
【発明の効果】
【0006】
本発明の一態様によれば、管に対する気密試験の精度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明に係る気密試験装置の全体構成を示す模式図である。
図1に示す気密試験装置が備える被覆治具付近を示す斜視図である。
図1に示す気密試験装置が備えるシール部材の構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
<気密試験装置1の構成>
図1は、本発明の実施形態1に係る気密試験装置1の全体構成を示す模式図である。図2は、図1に示す気密試験装置1が備える被覆治具20付近を示す斜視図である。図1において、ガス注入器50から管T1に向かう方向をZ軸方向、管T1の延伸方向をX軸方向、X軸方向及びZ軸方向の両方に直交する方向をY軸方向とする。
【0009】
X軸方向、Y軸方向及びZ軸方向は互いに直交する方向である。Z軸正方向は上方向であり、Z軸負方向は下方向である。ここで説明したX軸方向、Y軸方向及びZ軸方向の定義は、図1以外の他の図においても適用されるものとする。図2は、真空ポンプ11P、検知部12及びフード40を省略している。
【0010】
気密試験装置1は、管T1の気密性を試験する気密試験を行うための装置である。管T1としては、例えばダクタイル鋳鉄管が挙げられる。また、管T1は必ずしもダクタイル鋳鉄管に限定されるものではなく、鋼管等の金属製の管であってもよい。図1に示すように、気密試験装置1は、管固定部10,10Aと、真空ポンプ11Pと、検知部12と、バルブV1,V2と、被覆治具20,20Aと、シール部材30,30Aと、を備える。また、気密試験装置1は、フード40と、ガス注入器50と、台座60と、支持ローラ61と、シリンダ70と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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