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公開番号2024089067
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-03
出願番号2022204195
出願日2022-12-21
発明の名称粉体搬送装置、及び、画像形成装置
出願人株式会社リコー
代理人個人
主分類G03G 15/08 20060101AFI20240626BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】粉体の詰まりを生じにくくする。
【解決手段】トナー収納容器32Y(供給体)から現像装置5Y(被供給体)に向けてトナー(粉体)を搬送する粉体搬送装置であって、トナーを搬送する第1搬送スクリュ71(第1搬送部材)が内設された第1搬送経路91と、第1搬送経路91の流出口91bから流出されたトナーが落下する落下経路93と、落下経路93で落下したトナーが流入口92aから流入されて、トナーを搬送する第2搬送スクリュ72(第2搬送部材)が内設された第2搬送経路92と、が設けられている。そして、新品状態のトナー収納容器32Yが初めて使用開始されてから所定の粉体搬送時間Tが経過するまで、その粉体搬送時間Tの経過後に比べて、第1搬送スクリュ71と第2搬送スクリュ72とのうち少なくとも一方による単位時間当たりの粉体搬送量を高める「高デューティモード(制御モード)」が実行される。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
供給体から被供給体に向けて粉体を搬送する粉体搬送装置であって、
粉体を搬送する第1搬送部材が内設された第1搬送経路と、
前記第1搬送経路の流出口から流出された粉体が落下する落下経路と、
前記落下経路で落下した粉体が流入口から流入されて、粉体を搬送する第2搬送部材が内設された第2搬送経路と、
を備え、
新品状態の前記供給体が初めて使用開始されてから所定の粉体搬送時間が経過するまで、前記粉体搬送時間の経過後に比べて、前記第1搬送部材と前記第2搬送部材とのうち少なくとも一方による単位時間当たりの粉体搬送量を高める制御モードが実行されることを特徴とする粉体搬送装置。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
供給体から被供給体に向けて粉体を搬送する粉体搬送装置であって、
粉体を搬送する第1搬送部材が内設された第1搬送経路と、
前記第1搬送経路の流出口から流出された粉体が落下する落下経路と、
前記落下経路で落下した粉体が流入口から流入されて、粉体を搬送する第2搬送部材が内設された第2搬送経路と、
前記落下経路において堆積する粉体量を検知する検知手段と、
を備え、
前記検知手段によって検知される粉体量が所定量を超えたときに、前記所定量を超えないときに比べて、前記第1搬送部材と前記第2搬送部材とのうち少なくとも一方による単位時間当たりの粉体搬送量を高める制御モードが実行されることを特徴とする粉体搬送装置。
【請求項3】
前記第1搬送部材と前記第2搬送部材とは、それぞれ、軸部にスクリュ部が巻装された搬送スクリュであって、前記供給体から前記被供給体に向けて粉体を搬送する指令を受けたときに所定のデューティ比で回転駆動され、
前記制御モードは、前記第1搬送部材と前記第2搬送部材とのうち少なくとも一方の前記デューティ比を高める制御であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の粉体搬送装置。
【請求項4】
前記第2搬送経路の流出口から排出された粉体が流入されて、サブホッパ搬送部材によって搬送した粉体を前記被供給体に向けて排出するサブホッパを備え、
前記サブホッパ搬送部材は、前記制御モードの実行の有無とは無関係に、回転制御されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の粉体搬送装置。
【請求項5】
前記第1搬送経路と前記第2搬送経路とは、いずれも、略水平方向に延びる搬送経路であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の粉体搬送装置。
【請求項6】
請求項1又は請求項2に記載の粉体搬送装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、トナーなどの粉体を搬送する粉体搬送装置と、それを備えた画像形成装置と、に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機等の画像形成装置において、トナーなどの粉体を搬送する粉体搬送装置として、第1搬送経路から流出された粉体を、落下経路を落下させた後に、第2搬送経路に流入させるものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
一方、特許文献2には、現像装置にトナーを補給するためのチューブ内でトナー詰まりが生じないようにすることを目的として、チューブが接続されたスクリュポンプにおけるスクリュを、トナー補給動作後に逆回転させる技術が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の粉体搬送装置は、粉体の詰まり(搬送不良)が生じてしまうことがあった。そして、そのように粉体の詰まりが生じてしまうことにより、粉体搬送装置によって粉体が供給される被供給体において粉体が不足する不具合(供給不良)などが生じてしまっていた。
そして、このような不具合は、特許文献2の技術を応用して、被供給体に粉体を供給した後に搬送部材を逆回転したとしても、充分に解消することができなかった。
【0005】
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、粉体の詰まりが生じにくい、粉体搬送装置、及び、画像形成装置、を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明における粉体搬送装置は、供給体から被供給体に向けて粉体を搬送する粉体搬送装置であって、粉体を搬送する第1搬送部材が内設された第1搬送経路と、前記第1搬送経路の流出口から流出された粉体が落下する落下経路と、前記落下経路で落下した粉体が流入口から流入されて、粉体を搬送する第2搬送部材が内設された第2搬送経路と、を備え、新品状態の前記供給体が初めて使用開始されてから所定の粉体搬送時間が経過するまで、前記粉体搬送時間の経過後に比べて、前記第1搬送部材と前記第2搬送部材とのうち少なくとも一方による単位時間当たりの粉体搬送量を高める制御モードが実行されるものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、粉体の詰まりが生じにくい、粉体搬送装置、及び、画像形成装置、を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
この発明の実施の形態における画像形成装置を示す全体構成図である。
作像部を示す断面図である。
トナー補給装置(粉体搬送装置)とその近傍とを示す全体構成図である。
トナー収納容器の要部を示す断面図である。
トナー収納容器に第1搬送経路が装着される動作を示す概略図である。
トナー補給装置(粉体搬送装置)を示す概略図である。
トナー補給装置の駆動手段を示す図である。
トナー補給装置でおこなわれる制御の一例を示すフローチャートである。
変形例1としての、トナー補給装置でおこなわれる制御を示すフローチャートである。
変形例2としての、トナー補給装置を示す概略図である。
変形例3としての、トナー補給装置とその近傍とを示す全体構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
【0010】
まず、図1~図3にて、画像形成装置100における全体の構成・動作について説明する。
図1は画像形成装置としてのプリンタを示す構成図であり、図2は作像部を示す拡大図であり、図3は粉体搬送装置としてのトナー補給装置とその近傍とを示す構成図である。
図1に示すように、画像形成装置本体100の上方にある設置部31(トナー容器受台)には、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した4色の略円筒状のトナー収納容器32Y、32M、32C、32Kが着脱可能(交換可能)に載置されている。
また、設置部31の下方には中間転写ユニット15が配設されている。その中間転写ユニット15の中間転写ベルト8に対向するように、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した作像部6Y、6M、6C、6Kが並設されている。
(【0011】以降は省略されています)

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