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公開番号2024091806
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-05
出願番号2024067294,2020113444
出願日2024-04-18,2020-06-30
発明の名称画像処理システム、情報処理システム、画像処理方法、プログラム
出願人株式会社リコー
代理人個人,個人
主分類H04N 1/387 20060101AFI20240628BHJP(電気通信技術)
要約【課題】識別情報の選択に応じて画像データの領域に画像処理を行う画像処理システムを提供すること。
【解決手段】機器20と情報処理システム10とがネットワークを介して通信できる画像処理システム100であって、画像処理の領域と識別情報とを対応付ける設定受付部12を有し、前記機器は、機器が受け付けたユーザからの選択に応じて、前記識別情報と画像データを前記情報処理システムに送信する通信部31と、を有し、前記情報処理システムは、前記画像データのうち、前記識別情報に対応づけられている前記画像処理の領域への画像処理結果を出力する処理結果出力部68、を有することを特徴とする。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
機器と情報処理システムとがネットワークを介して通信できる画像処理システムであって、
画像処理の領域と識別情報とを対応付ける設定受付部を有し、
前記機器は、
機器が受け付けたユーザからの選択に応じて、前記識別情報と画像データを前記情報処理システムに送信する通信部と、を有し、
前記情報処理システムは、
前記画像データのうち、前記識別情報に対応づけられている前記画像処理の領域への画像処理結果を出力する処理結果出力部、
を有することを特徴とする画像処理システム。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記機器は、
複数の前記識別情報のうち1の識別情報を特定するための選択をユーザから受け付ける操作受付部を有し、
前記通信部は、前記操作受付部が受け付けた選択に応じて特定される前記識別情報と前記画像データを前記情報処理システムに送信することを特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。
【請求項3】
前記画像処理の領域は、OCR処理が行われる領域であることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理システム。
【請求項4】
前記識別情報は、前記機器が表示するアイコンの識別情報であることを特徴とする請求項2に記載の画像処理システム。
【請求項5】
前記アイコンは、前記情報処理システムが実行するアプリケーションのアイコンであり、
前記アプリケーションに前記画像処理の領域が対応づけられていることを特徴とする請求項4に記載の画像処理システム。
【請求項6】
前記情報処理システムは、前記アイコンと前記画像処理の領域を有する設定ファイルを対応付けており、
前記設定ファイルは外部サービスシステムに保存されており、
前記処理結果出力部は、前記外部サービスシステムから取得した前記設定ファイルが有する前記画像処理の領域に画像処理を行うことを特徴とする請求項5に記載の画像処理システム。
【請求項7】
前記操作受付部は、複製元の前記アプリケーションの選択、及び、複製により作成される前記アプリケーションのアプリ名を受け付け、
前記通信部は複製元の前記アプリケーションの識別情報、及び、前記アプリ名を前記情報処理システムに送信し、
前記情報処理システムは、
複製元の前記アプリケーションを複製して前記アプリ名を付与した新しいアプリケーションを作成し、
前記操作受付部は、前記新しいアプリケーションと、前記新しいアプリケーションに対応付けられる前記設定ファイルの選択を受け付けることを特徴とする請求項6に記載の画像処理システム。
【請求項8】
1つの前記複製元の前記アプリケーションから複数の前記新しいアプリケーションが作成され、
前記操作受付部は、複数の前記新しいアプリケーションに対し、それぞれ別の前記設定ファイルの選択を受け付けることを特徴とする請求項7に記載の画像処理システム。
【請求項9】
前記アイコンには前記アプリケーションの識別情報が関連付けられており、
前記操作受付部が前記アイコンの選択を受け付けた場合、前記通信部は、前記アイコンに関連付けられている前記アプリケーションの実行要求及び前記画像データを前記情報処理システムに送信し、
前記アプリケーションの実行が要求された場合、前記処理結果出力部は、前記画像データに対し、選択された前記アイコンに対応づけられている前記画像処理の領域に画像処理を行うことを特徴とする請求項7又は8に記載の画像処理システム。
【請求項10】
前記画像データは、前記機器が原稿を読み取って生成したものであり、
前記アイコンには前記原稿の名称が表示されることを特徴とする請求項9に記載の画像処理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像処理システム、情報処理システム、画像処理方法、及び、プログラムに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
企業や団体などの組織の日常業務では、請求書、注文書、経費精算書などの帳票の処理が発生する場合が多い。組織内の担当者は、例えば、帳票から、取り扱い日付、案件番号、金額などを抽出したり、集計したりする業務を日々行っている。
【0003】
このような業務の電子化に関する技術が考案されている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1には、ユーザがマスクすべき領域をマーキングした帳票を複合機がスキャンし、基幹システム等に領域がマスクされた帳票を登録する画像読込み装置が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の技術では、識別情報の選択に応じて画像データの領域に画像処理を行うことができないという問題があった。例えば、機器が表示するアイコンやボタン等をユーザが押下すると、機器が帳票を読み取って電子化し、サーバに登録するシステムが存在する。しかし、このシステムは電子化された画像データの所定の領域に画像処理を行うことはできなかった。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑み、識別情報の選択に応じて画像データの領域に画像処理を行う画像処理システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題に鑑み、本発明は、機器(MFP等及びPC等の端末装置も含まれる)PCもMFPも含まれる)と情報処理システムとがネットワークを介して通信できる画像処理システムであって、画像処理の領域と識別情報とを対応付ける設定受付部を有し、前記機器は、機器が受け付けたユーザからの選択に応じて、前記識別情報と画像データを前記情報処理システムに送信する通信部と、を有し、前記情報処理システムは、
前記画像データのうち、前記識別情報に対応づけられている前記画像処理の領域への画像処理結果を出力する処理結果出力部、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
識別情報の選択に応じて画像データの領域に画像処理を行う画像処理システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
画像処理システムが帳票から取得したデータでファイルを作成する処理又は動作を説明する図である。
本実施形態に係る画像処理システムの一例のシステム構成を示す図である。
情報処理システム及び端末装置の一例のハードウェア構成を示す図である。
画像形成装置の一例のハードウェア構成図である。
機器、端末装置、及び、情報処理システムの一例の機能構成を示す図である。
アイコンと領域情報の対応付けを説明する図である。
アプリ処理情報記憶部に記憶されているアプリ処理情報の一例を示す図である。
アプリが行う一連の処理を模式的に示す図である。
帳票における領域のマーキング方法を説明する図である。
領域情報の登録時に機器が表示する領域登録画面の一例を示す図である。
管理者が領域をマーキングした帳票から情報処理システムが領域情報を取得して、設定ファイルを作成する手順を示すシーケンス図の一例である。
画像データからの領域の検出を説明する図の一例である。
管理者が設定ファイルのF~K列へ情報を設定する手順を示すシーケンス図の一例である。
設定ファイルと帳票の対応を説明する図の一例である。
アプリと領域情報の対応付けに関して端末装置が表示する画面の一例である。
管理者がアプリと設定ファイルを対応づける処理を説明するシーケンス図の一例である。
いくつかのアプリの選択画面を示す図の一例である。
アプリの複製に際して管理者が操作する画面の一例である。
情報処理システムがアプリの複製を登録する手順を示すシーケンス図の一例である。
機器が表示する画面の遷移例を示す図である。
外部サービスシステムに保存されたファイルを説明する図の一例である。
情報処理システムが機器から帳票の画像データを含むPDFファイルを受信し、領域からデータを取得するシーケンス図の一例である。
OCR処理結果の補正を説明する図の一例である。
端末装置が表示する外部サービスシステムのファイル一覧画面の一例を示す図である。
機器が表示する出力データ表示画面の一例を示す図である。
複数の帳票と、出力されたファイルを示す図の一例である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための形態の一例として、画像処理システムと、画像処理システムが行う画像処理方法を提供することを目的とする。
【0010】
<処理又は動作の概略>
企業や団体などの組織では、経費精算書、請求書又は注文書などの帳票の処理が発生する場合が多い。組織内の担当者は、帳票から日付、案件番号又は金額などを抽出したり、集計したりする業務を日々行っている。処理された帳票はファイリングの後、保管されるが、その保管スペースにもコストがかかる。徐々に帳票の電子化が進められているが、帳票のファイルに自動で付与されたファイル名を担当者がリネームする作業などにも手間がかかる。
(【0011】以降は省略されています)

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