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公開番号2024094801
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-10
出願番号2022211591
出願日2022-12-28
発明の名称画像読取装置及び画像形成装置
出願人株式会社リコー
代理人個人
主分類H04N 1/04 20060101AFI20240703BHJP(電気通信技術)
要約【課題】開閉検知手段の誤検知を抑制することができる画像読取装置及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像読取装置は、画像読取部たる密着型イメージセンサ50と、密着型イメージセンサ50の原稿読取領域で密着型イメージセンサ50に対向配置された反射部材たる白色基準板38を有している。また、画像読取装置は、白色基準板38を保持し、装置本体に対して開閉可能に構成された開閉カバーたる給紙カバー33aを備えている。画像読取装置の開閉検出手段たるコントローラは、白色基準板38を読み取った画像データに基づいて、給紙カバー33aの開閉を検出している。そして、白色基準板38の給紙カバー33aに対する角度が、給紙カバー33aの開閉に連動して変更される。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
原稿に光を照射する光源と、
前記原稿からの反射光を受光する受光部とを有し、前記受光部が受光した前記原稿からの反射光により原稿画像を読み取る画像読取部と、
前記画像読取部の原稿読取領域で前記画像読取部に対向配置され、前記光源の光を反射する反射部材と、
前記反射部材を保持し、装置本体に対して開閉可能に構成された開閉カバーと、
前記光源によって前記反射部材に光を照射し、前記受光部が受光した前記反射部材からの反射光に基づいて、前記開閉カバーの開閉を検出する開閉検出手段と、を備える画像読取装置において、
前記開閉カバーの開閉に連動して、前記反射部材の前記開閉カバーに対する角度が変更されることを特徴とする画像読取装置。
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
請求項1に記載の画像読取装置において、
前記反射部材は、前記開閉カバーを開くときの回動方向とは逆方向に回動するように前記開閉カバーに支持されていることを特徴とする画像読取装置。
【請求項3】
請求項2に記載の画像読取装置において、
前記開閉カバーの回動軸方向から見たとき、前記反射部材の回動の支点が、前記反射部材の開閉カバー回動支点側に設けられており、
前記反射部材は、付勢手段により前記画像読取部に向けて付勢されていることを特徴とする画像読取装置。
【請求項4】
請求項3に記載の画像読取装置において、
前記反射部材には、前記開閉カバーに設けられたボス部が係合する係合部を有し、
前記係合部は、前記反射部材の回動中心を中心とした円弧形状であることを特徴とする画像読取装置。
【請求項5】
請求項1に記載の画像読取装置において、
前記開閉検出手段は、前記受光部が受光した前記反射部材の反射光に基づいて読み取った反射部材読取画像データの画像濃度に基づいて、前記開閉カバーの開閉を検出することを特徴とする画像読取装置。
【請求項6】
請求項1に記載の画像読取装置において、
前記原稿を搬送する原稿搬送手段を備え、
前記画像読取部は、前記原稿搬送手段により搬送されている搬送原稿の原稿画像を読み取るものであり、
前記原稿搬送手段の原稿搬送中に、前記開閉検出手段が前記開閉カバーが開かれたことを検出したときは、前記原稿の搬送を停止することを特徴とする画像読取装置。
【請求項7】
請求項6に記載の画像読取装置において、
前記開閉検出手段は、前記原稿搬送手段により原稿を搬送しているとき、前記搬送原稿の幅方向外側の読取画像データに基づいて、前記開閉カバーの開閉を検出することを特徴とする画像読取装置。
【請求項8】
原稿の画像を読み取る画像読取装置と、
前記画像読取装置で読み取った画像データに基づいて記録材上に画像を形成する画像形成装置であって、
前記画像読取装置として、請求項1に記載の画像読取装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像読取装置及び画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、次の構成を備えた画像読取装置が知られている。すなわち、原稿に光を照射する光源と、原稿からの反射光を受光する受光部とを有し、受光部が受光した原稿からの反射光により原稿画像を読み取る画像読取部と、画像読取部の原稿読取領域で画像読取部に対向配置され、前記光源の光を反射する反射部材と、反射部材を保持し、装置本体に対して開閉可能に構成された開閉カバーとを備えている。また、光源によって反射部材に光を照射し、受光部が受光した反射部材の反射光に基づいて、開閉カバーの開閉を検出する開閉検出手段を備えた画像読取装置である。
【0003】
特許文献1には、上記画像読取装置として、閉じた状態でコンタクトガラスに載置された原稿をコンタクトガラスに密着させる開閉カバーとしての原稿押さえカバーの開閉を、画像読取部により検出するものが記載されている。具体的には、原稿押さえカバーに反射部材としての正反射部を設け、原稿押さえカバーの開閉を検知するときは、画像読取部の光源の光を正反射部に照射し、画像読取部の受光部が受光した光量が基準光量を超えるときは、正反射部を正反射した正反射光を受光部が受光していると認識し、原稿押さえカバーが閉じられた状態であると判定する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、原稿押さえカバーなどの開閉カバーの開き角度によっては、正反射部などの反射部材で正反射した外部からの外光が画像読取部の受光部に入射し、開閉カバーが閉じられた状態であると開閉検知手段が誤検知するおそれがあった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題を解決するために、本発明は、原稿に光を照射する光源と、前記原稿からの反射光を受光する受光部とを有し、前記受光部が受光した前記原稿からの反射光により原稿画像を読み取る画像読取部と、前記画像読取部の原稿読取領域で前記画像読取部に対向配置され、前記光源の光を反射する反射部材と、前記反射部材を保持し、装置本体に対して開閉可能に構成された開閉カバーと、前記光源によって前記反射部材に光を照射し、前記受光部が受光した前記反射部材の反射光に基づいて、前記開閉カバーの開閉を検出する開閉検出手段と、を備える画像読取装置において、前記開閉カバーの開閉に連動して、前記反射部材の前記開閉カバーに対する角度が変更されることを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、開閉検知手段の誤検知を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本実施形態の画像形成装置を示す斜視図。
スキャナ部を示す斜視図。
ADFの概略構成図。
密着型イメージセンサの電気回路の要部を示すブロック図。
給紙カバーの開閉検知の制御フロー図。
原稿搬送中における給紙カバーの開閉検知の制御フロー図。
密着型イメージセンサ付近の概略構成図。
白色基準板の概略斜視図。
白色基準板が、回動不能に給紙カバーに保持されている構成の不具合について説明する図。
本実施形態における給紙カバーを開いたときの白色基準板の姿勢について説明する図。
白色基準板の変形例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。なお、いわゆる当業者は特許請求の範囲内における本発明を変更・修正をして他の実施形態をなすことは容易であり、これらの変更・修正はこの特許請求の範囲に含まれるものである。以下の説明はこの発明における最良の形態の例であって、この特許請求の範囲を限定するものではない。
【0009】
以下、本発明を、画像読取装置を備えた画像形成装置に適用した実施形態について説明する。
図1は、本実施形態の画像形成装置1を示す斜視図である。
図1に示す画像形成装置1は、複写機、プリンタ、ファクシミリ装置、スキャナ等の機能を併有しており、読取画像データ等の入力データを基にフルカラー画像やモノクロ画像を記録紙に記録出力したり所定のデータ形式で出力したりすることができる。
【0010】
画像形成装置1は、給紙部、スキャナ部4および画像形成部15の上方側に、自動原稿送り装置であるADF5を備えている。スキャナ部4は画像読取装置本体を構成し、ADF5とともに画像読取装置6を構成する。
(【0011】以降は省略されています)

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