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公開番号2024081483
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-18
出願番号2022195135
出願日2022-12-06
発明の名称インターホン機器
出願人アイホン株式会社
代理人個人
主分類H04M 1/02 20060101AFI20240611BHJP(電気通信技術)
要約【課題】マイク部から本体ケース内へ水が浸入する事態を従来よりも確実に抑制することができるインターホン機器を提供する。
【解決手段】マイク17に、マイク17を収納するキャップ部18を備えた合成樹脂製のマイクキャップ15を取り付けるとともに、キャップ部18の前面にキャップマイク孔21を開設する一方、ケース前板2aの後面に、後方へ突出する筒状のマイク保持筒14を設け、キャップ部18をマイク保持筒14に挿入させるとともに、ケース前板2aにおけるマイク保持筒14内にケースマイク孔12を開設している。そして、ケースマイク孔12とキャップマイク孔21とが正面視で上下にずれていて、ケースマイク孔12内にキャップマイク孔21が露出しないようにした。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
前ケースと後ケースとを組み付けてなる本体ケース内に、前面にマイクが搭載されたマイク基板が設置されてなるインターホン機器であって、
前記マイクに、前記マイクを収納するキャップ部を備えた合成樹脂製のマイクキャップが取り付けられているとともに、前記キャップ部の前面にキャップマイク孔が開設されている一方、
前記前ケースの前板の後面に、後方へ突出する筒状のマイク保持部が設けられ、前記キャップ部が前記マイク保持部に挿入されているとともに、前記前板における前記マイク保持部内にケースマイク孔が開設されており、
前記ケースマイク孔と前記キャップマイク孔とが正面視でずれていて、前記ケースマイク孔内に前記キャップマイク孔が露出しないことを特徴とするインターホン機器。
続きを表示(約 110 文字)【請求項2】
前記キャップ部の前面に、後方へ凹んだ集音溝が前記キャップマイク孔から所定方向へ延設されており、
前記ケースマイク孔が、正面視で前記集音溝内に位置することを特徴とする請求項1に記載のインターホン機器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、たとえば来訪者が居住者と通話するためのマイク部を備えたインターホン機器に関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来一般的なインターホン機器には、たとえば来訪者と居住者との間で通話するためのマイク部が設けられている。そして、特に屋外に設置されるインターホン子機のようなインターホン機器では、マイク部から本体ケース内への水の浸入が課題となっている。そのため、マイク部に水の浸入を抑制するための構造を備えてなるインターホン機器が考案されている(たとえば特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-197967号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
インターホン機器において、マイク部からの水の浸入抑制は依然として解決すべき課題となっており、更に効果的な浸入抑制構造が求められている。
【0005】
そこで、本発明は、上記問題に鑑みなされたものであって、マイク部から本体ケース内へ水が浸入する事態を従来よりも確実に抑制することができるインターホン機器を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、前ケースと後ケースとを組み付けてなる本体ケース内に、前面にマイクが搭載されたマイク基板が設置されてなるインターホン機器であって、マイクに、マイクを収納するキャップ部を備えた合成樹脂製のマイクキャップが取り付けられているとともに、キャップ部の前面にキャップマイク孔が開設されている一方、前ケースの前板の後面に、後方へ突出する筒状のマイク保持部が設けられ、キャップ部がマイク保持部に挿入されているとともに、前板におけるマイク保持部内にケースマイク孔が開設されており、ケースマイク孔とキャップマイク孔とが正面視でずれていて、ケースマイク孔内にキャップマイク孔が露出しないことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、キャップ部の前面に、後方へ凹んだ集音溝がキャップマイク孔から所定方向へ延設されており、ケースマイク孔が、正面視で集音溝内に位置することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、マイクに、マイクを収納するキャップ部を備えた合成樹脂製のマイクキャップを取り付けるとともに、キャップ部の前面にキャップマイク孔を開設する一方、前ケースの前板の後面に、後方へ突出する筒状のマイク保持部を設け、キャップ部をマイク保持部に挿入させるとともに、前板におけるマイク保持部内にケースマイク孔を開設している。そして、ケースマイク孔とキャップマイク孔とが正面視でずれていて、ケースマイク孔内にキャップマイク孔が露出しないようにしている。したがって、本体ケース外から本体ケース内、特にマイク保持部外へ水が浸入する事態を効果的に防止することができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、キャップ部の前面に、後方へ凹んだ集音溝をキャップマイク孔から所定方向へ延設し、ケースマイク孔を、正面視で集音溝内に位置させているため、来訪者等の音声をケースマイク孔から集音溝、キャップマイク孔を介してマイクへと効率良く到達させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
インターホン子機を正面から示した説明図である。
化粧カバーが取り外された状態を正面から示した説明図である。
分解状態にあるインターホン子機の斜視説明図である。
前ケースを前側から示した斜視説明図である。
前ケースを後側から示した斜視説明図である。
マイク及びマイク基板を前側から示した斜視説明図である。
マイク及びマイク基板を後側から示した斜視説明図である。
図1中のA-A線断面におけるマイク部近傍を拡大して示した説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の一実施形態となるインターホン子機について、図面にもとづき詳細に説明する。
【0010】
図1は、インターホン子機1を正面から示した説明図である。図2は、化粧カバー4が取り外された状態を正面から示した説明図である。図3は、分解状態にあるインターホン子機1の斜視説明図である。図4は、前ケース2を前側から示した斜視説明図である。図5は、前ケース2を後側から示した斜視説明図である。図6は、マイク17及びマイク基板16を前側から示した斜視説明図である。図7は、マイク17及びマイク基板16を後側から示した斜視説明図である。図8は、図1中のA-A線断面におけるマイク部10近傍を拡大して示した説明図である。
(【0011】以降は省略されています)

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