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公開番号2024095034
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-10
出願番号2022212031
出願日2022-12-28
発明の名称表示端末、表示方法、及びプログラム
出願人株式会社リコー
代理人個人,個人,個人
主分類H04N 21/431 20110101AFI20240703BHJP(電気通信技術)
要約【課題】表示端末が広視野画像における所定領域である所定領域画像を表示する場合、ユーザは所定領域画像が広視野画像のどの所定領域であるかを把握することが困難である。そのため、本開示は、所定領域画像が広視野画像のどの所定領域であるかを把握し易くすることを目的とする。
【解決手段】本開示は、画像を表示させる表示端末であって、同一の広視野画像において異なる複数の所定領域である複数の所定領域画像を同一の画面内に表示させる表示制御部を有する表示端末である。
【選択図】図39
特許請求の範囲【請求項1】
画像を表示させる表示端末であって、
同一の広視野画像において異なる複数の所定領域である複数の所定領域画像を同一の画面内に表示させる表示制御部を有する表示端末。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
請求項1に記載の表示端末であって、
前記複数の所定領域画像のいずれかである特定の所定領域画像に対する画面操作を受け付ける受付部を有し、
前記表示制御部は、前記受付部によって受け付けられた前記画面操作に基づき、前記広視野画像において前記複数の所定領域の割合を変更すると共に、前記複数の所定領域画像の数を変更して表示させる、表示端末。
【請求項3】
前記受付部によって、前記広視野画像において前記複数の所定領域の割合を大きくすることで前記特定の所定領域画像の縮小表示を受け付けた場合には、前記表示制御部は、前記割合に応じて前記複数の所定領域画像の数を減少させる、請求項2に記載の表示端末。
【請求項4】
前記受付部によって、前記広視野画像において前記複数の所定領域の割合を小さくすることで前記特定の所定領域画像の拡大表示を受け付けた場合には、前記表示制御部は、前記割合に応じて前記複数の所定領域画像の数を増加させる、請求項2に記載の表示端末。
【請求項5】
前記表示制御部は、前記複数の所定領域画像の数を変更すると共に、前記画面内において当該数を変更した後の複数の所定領域画像のレイアウトを変更する、請求項2乃至4のいずれか一項に記載の表示端末。
【請求項6】
前記受付部によって、前記特定の所定領域画像において前記広視野画像に対する仮想的な視点の移動を受け付けた場合には、前記表示制御部は、前記複数の所定領域画像における仮想的な視点の移動を行わせる、請求項2に記載の表示端末。
【請求項7】
前記表示制御部は、前記画面内で、前記複数の所定領域画像のいずれかである特定の所定領域画像の表示サイズを、前記複数の所定領域画像における前記特定の所定領域画像以外の所定領域画像の表示サイズよりも大きくして表示する、請求項1に記載の表示端末。
【請求項8】
請求項7に記載の表示端末であって、
前記特定の所定領域画像以外の所定領域画像の選択を受け付ける受付部を有し、
前記表示制御部は、前記受付部によって受け付けられた前記選択の対象である所定領域画像の表示サイズを前記選択の前より大きくし、前記特定の所定領域画像の表示サイズを前記選択の前より小さくする、表示端末。
【請求項9】
前記表示制御部は、前記表示サイズの変更に伴い、前記複数の所定領域画像のレイアウトを変更する、請求項8に記載の表示端末。
【請求項10】
画像を表示させる表示端末が実行する表示方法であって、
前記表示端末は、同一の広視野画像において異なる複数の所定領域である複数の所定領域画像を同一の画面内に表示させる、表示方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、表示端末、表示方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 3,400 文字)【背景技術】
【0002】
一方の拠点から1つ以上の他の拠点にリアルタイムに画像や音声を送信し、遠隔地にいるユーザ同士で画像や音声を用いた遠隔コミュニケーションを行う通信システムがある。この画像として、通常の画角では確認しきれないような箇所も含む撮像範囲として例えば360度の全周囲が撮像された360度画像(全天球画像、全方位画像、全周囲画像ともいう)を含む広い撮像範囲で撮像された広い視野角を有する広視野の画像(以下、「広視野画像」と示す。)が知られている。ユーザは、通信端末(表示端末)を操作して通信端末の表示画面に表示された広視野画像における所定領域について仮想的な視点を変更することで、広視野画像における変更後の別の所定領域を閲覧することができる。
【0003】
また、従来、煩雑な操作をすることなく、より好適な所定領域を広視野画像から切り出す技術が開示されている(特許文献1)。
【0004】
更に、動画に係る広視野画像が所定の拠点に配信される場合、所定の拠点のユーザは、それぞれ独自に広視野画像における所望の所定領域を変更しながら閲覧することができる。また、作業現場等を撮像して得られた動画に係る広視野画像が所定の拠点に配信される際に録画されていれば、ユーザは後から、録画されている広視野画像を再生表示して閲覧することもできる。仮に、録画後に閲覧するユーザが、録画の際に所定の拠点における所定の通信端末において広視野画像のどの所定領域が表示されていたのかを把握することができれば、所定の拠点ではどの所定領域が注目されていたのかを把握することができるため、その後の考えや行動の参考にすること等が可能である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、表示端末が広視野画像における所定領域である所定領域画像を表示する場合、ユーザは所定領域画像が広視野画像のどの所定領域であるかを把握することが困難である。
【0006】
本開示は上述の課題に鑑みてなされたもので、所定領域画像が広視野画像のどの所定領域であるかを把握し易くすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1に係る発明は、画像を表示させる表示端末であって、同一の広視野画像において異なる複数の所定領域である複数の所定領域画像を同一の画面内に表示させる表示制御部を有する表示端末である。
【発明の効果】
【0008】
以上説明したように本発明によれば、所定領域画像が広視野画像のどの所定領域であるかを把握し易くすることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
広視野画像を用いた遠隔コミュニケーションの一例を説明する図である。
通信システムの構成概略図の一例である。
撮像装置のハードウエア構成図の一例である。
通信端末、情報処理システムのハードウエア構成図の一例である。
(a)は撮像装置の左側面図であり、(b)は撮像装置の正面図であり、(c)は撮像装置の平面図である。
撮像装置の使用イメージ図である。
(a)は撮像装置で撮像された半球画像(前)、(b)は撮像装置で撮像された半球画像(後)、(c)は正距円筒図法により表された画像を示した図である。
(a)正距円筒射影画像で球を被う状態を示した概念図、(b)全天球画像を示した図である。
全天球画像を三次元の立体球とした場合の仮想カメラ及び所定領域の位置を示した図である。
(a)は図5の立体斜視図、(b)は(a)の状態の所定領域画像がディスプレイに表示されている図、(c)は(a)における仮想カメラICの視点を変更後の所定領域を示した図、(d)は(c)の状態の所定領域画像がディスプレイに表示されている図である。
所定領域情報と所定領域Tの画像との関係を示した図である。
球座標による三次元ユークリッド空間内の点を示した図である。
通信システムの機能構成図の一例である。
(a)、(b)は、画像管理情報記憶部に記憶される画像管理情報を示す概念図である。
(a)仮想ルーム情報記憶部に記憶される仮想ルーム情報を示す概念図、(b)テナント情報記憶部に記憶されているテナント情報を示す概念図である。
視点関連情報記憶部に記憶される視点関連情報を示す概念図である。
(a)は入室画面の一例を示す図である。(b)はユーザが仮想ルームに入室したことで、通信端末が表示する画像閲覧画面の一例を示す図である。
ユーザ(又は通信端末)が仮想ルームに入室する処理を説明するシーケンス図の一例である。
通信端末が表示するデバイス登録画面の一例を示す図である。
(a)は、撮像装置登録ダイアログを示す図の一例である。(b)は、二次元コード画面の一例を示す図である。
VRゴーグル登録ボタンが押下された場合に表示されるVRゴーグル登録画面の一例を示す図である。
仮想ルームに撮像装置を対応付けるための仮想ルーム対応付け画面(その1)の一例を示す図である。
仮想ルーム対応付け画面(その2)の一例を示す図である。
仮想ルーム対応付け画面(その3)の一例を示す図である。
通信端末が表示する広視野画像送信開始停止ダイアログの一例を示す図である。
ユーザが仮想ルームに撮像装置を登録する手順を示すシーケンス図の一例である。
広視野画像が共有される流れを説明するシーケンス図の一例である。
広視野画像の共有時において、通信端末からユーザが撮像装置に撮像を要求する処理を説明するシーケンス図の一例である。
通信端末が表示する画像閲覧画面の一例を示す図である。
通信端末において、撮像ボタンが押下されたことでダウンロードボタンが表示された画像閲覧画面の一例を示す図である。
(a)は、ユーザがダウンロードボタンを押下する前に表示される画像閲覧画面を示す図の一例である。(b)は、ユーザがダウンロードボタンを押下した後に表示される画像閲覧画面を示す図の一例である。
サムネイル画像が表示された画像閲覧画面を示す図の一例である。
3つの画像欄がある場合の画像閲覧画面の一例を示す図である。
広視野画像の共有時において、通信端末からユーザが撮像装置に撮像を要求する処理を説明するシーケンス図の変形例を示す図である。
ユーザがストレージに保存されている広視野画像を閲覧する処理を説明するシーケンスである。
任意のユーザが通信端末をストレージに接続させて表示した仮想ルームリスト画面の一例を示す図である。
各拠点における表示画像のサムネイルを選択するための拠点表示画像選択画面の一例を示す図である。
再生画面の変更処理を示すフローチャートである。
再生画面の第1の表示形態における初期表示の状態を示す図である。
広視野画像と仮想カメラからの視野角との関係を示した図である。
再生画面の第1の表示形態における縮小表示の状態を示す図である。
再生画面の第1の表示形態における縮小表示の状態を示す図である。
再生画面の第1の表示形態における視点変更表示の状態を示す図である。
再生画面の第2の表示形態における初期表示の状態を示す図である。
再生画面の第2の表示形態における表示位置変更の状態を示す図である。
通信システムが遠隔医療に適用された遠隔コミュニケーションの一例を説明する図である。
遠隔医療の場合の再生画面の第1の表示形態における初期表示の状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を実施するための形態の一例として、情報処理システムと情報処理システムが行う画像送信方法について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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