TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024092360
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-08
出願番号2022208241
出願日2022-12-26
発明の名称駆動伝達装置及び画像形成装置
出願人株式会社リコー
代理人個人
主分類G03G 21/16 20060101AFI20240701BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】非回転軸が圧入固定されている支持部材の変形や、非回転軸の圧入固定の解除を防止し、かつ、駆動伝達部材の非回転軸からの抜けや、軸受からの脱落を防止することができる駆動伝達装置、画像形成装置を提供する。
【解決手段】非回転軸176に回転可能に支持された駆動伝達部材たる第三入力カップリング182を備える駆動伝達装置において、非回転軸176は、支持部材たる樹脂ケース111に圧入固定されている。また、非回転軸176には、第三入力カップリング182の非回転軸176への挿入方向の位置を規制する規制部たるEリング178を有し、第三入力カップリング182は、はす歯部182bを有し、はす歯部182bのはす歯を、駆動伝達時に挿入方向にスラスト力が働くように捩じっている。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
非回転軸に回転可能に支持された駆動伝達部材を備える駆動伝達装置において、
前記非回転軸は、支持部材に圧入固定されており、
前記非回転軸には、前記駆動伝達部材の前記非回転軸への挿入方向の位置を規制する規制部を有し、
前記駆動伝達部材は、はす歯部を有し、
前記はす歯部のはす歯を、駆動伝達時に前記挿入方向にスラスト力が働くように捩じっていることを特徴とする駆動伝達装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
請求項1に記載の駆動伝達装置において、
前記駆動伝達部材は、回転軸に支持された第一連結部材に駆動連結される第二連結部材であり、
前記第一連結部材の前記第二連結部材に軸方向から対向する対向部に凸形状部を設けたことを特徴とする駆動伝達装置。
【請求項3】
非回転軸に回転可能に支持された駆動伝達部材を備える駆動伝達装置において、
前記駆動伝達部材は、回転軸に支持された第一連結部材に駆動連結される第二連結部材であり、
前記非回転軸は、部材に圧入固定されており、
前記第一連結部材の前記第二連結部材に軸方向から対向する対向部に凸形状部を設けたことを特徴とする駆動伝達装置。
【請求項4】
請求項2または3に記載の駆動伝達装置において、
前記第一連結部材は、前記回転軸の軸方向に対して所定角度傾き可能に設けられており、
前記凸形状部の表面は、球面状であることを特徴とする駆動伝達装置。
【請求項5】
請求項1または3に記載の駆動伝達装置において、
前記駆動伝達部材の前記非回転軸への挿入方向の端部を受ける第一軸受と、
前記非回転軸の先端に配置されて前記駆動伝達部材を受ける第二軸受とを有し、
前記第一軸受は、前記非回転軸に設け、
前記第二軸受は、前記駆動伝達部材に設けたことを特徴とする駆動伝達装置。
【請求項6】
請求項5に記載の駆動伝達装置において、
前記第一軸受と前記第二軸受の内径および外径は、同一であることを特徴とする駆動伝達装置。
【請求項7】
請求項2または3に記載の駆動伝達装置において、
前記第二連結部材の前記非回転軸への挿入方向の端部を受ける前記非回転軸に設けられた第一軸受と、
前記非回転軸の先端に位置し、前記第二連結部材を受ける前記駆動伝達部材に設けられた第二軸受とを有し、
前記第二連結部材と前記凸形状部との隙間は、前記第二連結部材の前記挿入方向の端部から前記第一軸受の前記挿入方向とは逆方向端部までの長さと、前記非回転軸の先端から前記第二軸受の前記挿入方向の端部までの長さのうち、小さい方の長さの半分以下であることを特徴とする駆動伝達装置。
【請求項8】
請求項1または3に記載の駆動伝達装置において、
前記駆動伝達部材の前記非回転軸への挿入方向の端部を受ける第一軸受と、
前記非回転軸の先端に配置されて前記駆動伝達部材を受ける第二軸受とを有し、
前記駆動伝達部材は、前記第二軸受と前記挿入方向の上流側から対向する対向部を有することを特徴とする駆動伝達装置。
【請求項9】
回転体と、前記回転体に駆動源からの駆動力を伝達する駆動伝達手段とを備えた画像形成装置において、
前記駆動伝達手段として、請求項1または3に記載の駆動伝達装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、駆動伝達装置及び画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、非回転軸に回転可能に支持された駆動伝達部材を備える駆動伝達装置が知られている。
【0003】
特許文献1には、上記駆動伝達装置として、駆動伝達部材の軸方向一端と他端とを軸受を介して非回転軸に回転可能に支持し、非回転軸の先端に段付きネジを締結し、段付きネジの頭部により駆動伝達部材の挿入方向とは逆方向の移動を規制し、駆動伝達部材が非回転軸から抜けるのを防止するものが記載されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、非回転軸を支持部材に圧入固定して非回転軸を支持する構成の場合、段付きネジを非回転軸に締結する際のトルクにより支持部材が変形したり、上記トルクにより圧入固定が解除されたりするおそれがある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題を解決するために、本発明は、非回転軸に回転可能に支持された駆動伝達部材を備える駆動伝達装置において、前記非回転軸は、支持部材に圧入固定されており、前記非回転軸には、前記駆動伝達部材の前記非回転軸への挿入方向の位置を規制する規制部を有し、前記駆動伝達部材は、はす歯部を有し、前記はす歯部のはす歯を、駆動伝達時に前記挿入方向にスラスト力が働くように捩じっていることを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、非回転軸が圧入固定されている支持部材の変形や、非回転軸の圧入固定の解除を防止し、かつ、駆動伝達部材の非回転軸からの抜けや、軸受からの脱落を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態に係るプリンタの要部を示す概略構成図。
ベルトクリーニング装置と、ベルトクリーニング駆動部とを示す斜視図。
ベルトクリーニング装置の斜視図。
各クリーニング部を示す斜視図。
ベルトクリーニング装置のフレームを示す斜視図。
(a)は、ユニット駆動伝達部を装置前側見からた斜視図であり、(b)は、前側板金を取り外した状態のユニット駆動伝達部を装置前側から見た斜視図。
後側板金を取り外した状態のユニット駆動伝達部を装置後側から見た斜視図。
第三クリーニング部の第三クリーニング駆動伝達部と、ユニット駆動伝達部の第三クリーニング駆動伝達部へ駆動伝達する駆動列とを示す斜視図。
第三クリーニング駆動伝達部を構成する部材を取り外した状態の第三クリーニング部の斜視図。
第三出力カップリングと第三入力カップリングの周辺の概略構成図。
第三出力カップリングと第三入力カップリングの周辺の断面図。
第三出力カップリングの正面図。
第三入力カップリングと、非回転軸とを示す斜視図。
従来の第一軸受と第二軸受の取り付け先について説明する図。
本実施形態の第一軸受と第二軸受の取り付け先について説明する図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。なお、いわゆる当業者は特許請求の範囲内における本発明を変更・修正をして他の実施形態をなすことは容易であり、これらの変更・修正はこの特許請求の範囲に含まれるものである。以下の説明はこの発明における最良の形態の例であって、この特許請求の範囲を限定するものではない。
【0009】
以下、本発明を適用した画像形成装置の実施形態として、いわゆるタンデム型中間転写方式のプリンタ(以下、単にプリンタという)について説明する。まず、本プリンタの基本的な構成について説明する。
【0010】
図1は、本プリンタの要部を示す概略構成図である。
本プリンタは、イエロー,マゼンタ,シアン,黒(以下,Y,M,C,Kと記す)のトナー像を生成するための4つのプロセスユニット6Y,M,C,Kを備えている。4つのプロセスユニット6Y,M,C,Kは、潜像担持体たるドラム状の感光体1Y,M,C,Kをそれぞれ有している。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社リコー
画像形成装置
1日前
株式会社リコー
服薬支援装置
8日前
株式会社リコー
画像形成装置
11日前
株式会社リコー
液体吐出装置
26日前
株式会社リコー
定着装置、画像形成装置
2日前
株式会社リコー
定着装置、画像形成装置
4日前
株式会社リコー
着床能増強胚の作製方法
24日前
株式会社リコー
ラミネート処理システム
8日前
株式会社リコー
画像記録方法及び印刷方法
25日前
株式会社リコー
定着装置及び画像形成装置
24日前
株式会社リコー
液体吐出装置および運搬装置
2日前
株式会社リコー
液体吐出装置および制御方法
2日前
株式会社リコー
光走査装置及び画像形成装置
16日前
株式会社リコー
画像読取装置及び画像形成装置
24日前
株式会社リコー
白色インク印刷方法、及び印刷物
15日前
株式会社リコー
液体供給装置および液体塗布装置
24日前
株式会社リコー
塗装システムおよびヘッド洗浄方法
8日前
株式会社リコー
媒体処理装置及び画像形成システム
9日前
株式会社リコー
ファクスシステム、及びファクス装置
5日前
株式会社リコー
表示端末、表示方法、及びプログラム
24日前
株式会社リコー
シート収納装置、及び、画像形成装置
1日前
株式会社リコー
液体吐出ヘッド及び液体を吐出する装置
2日前
株式会社リコー
液体吐出ヘッド及び液体を吐出する装置
25日前
株式会社リコー
液体吐出ヘッド及び液体を吐出する装置
9日前
株式会社リコー
ノード、データ共有方法、及びプログラム
24日前
株式会社リコー
インク、印刷装置、印刷方法、及び印刷物
2日前
株式会社リコー
機器、機器システム、認証方法、プログラム
15日前
株式会社リコー
液体塗布装置、液体塗布方法およびプログラム
5日前
株式会社リコー
液体塗布装置、位置検出方法およびプログラム
5日前
株式会社リコー
計測システム、計測装置、計測方法、プログラム
8日前
株式会社リコー
媒体処理装置、画像形成装置及び画像形成システム
11日前
株式会社リコー
媒体処理装置、画像形成装置及び画像形成システム
1日前
株式会社リコー
デジタルスコアボード、およびデジタルスコアシステム
1日前
株式会社リコー
シート折り装置、画像形成装置、及び画像形成システム
1日前
株式会社リコー
印刷システム、情報処理装置、印刷方法、及びプログラム
9日前
株式会社リコー
印刷装置
2日前
続きを見る