TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024093126
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-09
出願番号2022209305
出願日2022-12-27
発明の名称液体吐出ヘッド及び液体を吐出する装置
出願人株式会社リコー
代理人個人
主分類B05C 5/00 20060101AFI20240702BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約【課題】液漏れ不良を低減する。
【解決手段】
液体を吐出する吐出口と、吐出口を開閉する弁体と、弁体を開閉駆動する駆動手段とを備える液体吐出ヘッドであって、弁体は、吐出口に当接することで液体の吐出を封止する弾性部材と、弾性部材を支持する支持部が設けられた芯材とを有し、弾性部材は、少なくとも弾性率が異なる2以上の部位を含む。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
液体を吐出する吐出口と、
前記吐出口を開閉する弁体と、前記弁体を開閉駆動する駆動手段とを備える液体吐出ヘッドであって、
前記弁体は、前記吐出口に当接することで前記液体の吐出を封止する弾性部材と、
前記弾性部材を支持する支持部が設けられた芯材とを有し、
前記弾性部材は、少なくとも弾性率が異なる2以上の部位を含むことを特徴とする液体吐出ヘッド。
続きを表示(約 890 文字)【請求項2】
前記弾性部材は、前記吐出口側に位置する第1の弾性部と、前記芯材側に位置し且つ前記第1の弾性部とは弾性率の異なる第2の弾性部とを有することを特徴とする請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項3】
前記第1の弾性部は、前記第2の弾性部よりも弾性率が大きいことを特徴とする請求項2に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項4】
前記第1の弾性部のバネ定数は、前記弾性部材の直径が0.5~1mmで且つ厚みが500μmのときに1~2N/μmであり、
前記第2の弾性部のバネ定数は、前記弾性部材の直径が0.5~1mmで且つ厚みが500μmのときに0.05~1N/μmであることを特徴とする請求項3に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項5】
前記第2の弾性部は、前記第1の弾性部よりも弾性率が大きいことを特徴とする請求項2に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項6】
前記第1の弾性部のバネ定数は、前記弾性部材の直径が0.5~1mmで且つ厚みが500μmのときに0.05~1N/μmであり、
前記第2の弾性部のバネ定数は、前記弾性部材の直径が0.5~1mmで且つ厚みが500μmのときに1~2N/μmであることを特徴とする請求項5に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項7】
前記液体は、硬質粒子が含まれていることを特徴とする請求項5に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項8】
前記第1の弾性部と前記第2の弾性部とのうちの少なくとも一方は、樹脂またはゴム部材のいずれかであることを特徴とする請求項2に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項9】
前記第1の弾性部は、樹脂またはゴム部材のうちのいずれかであり、
前記第2の弾性部は、バネ部材であることを特徴とする請求項2に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項10】
前記支持部は、前記弾性部材を挿入するための凹部を有することを特徴とする請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、液体吐出ヘッド及び液体を吐出する装置に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
液体吐出装置として、液体を吐出する吐出口(ノズル)を開閉弁よって開閉する弁型ノズルタイプの液体を吐出する装置が知られている。
【0003】
例えば、特許文献1には、液体を吐出する吐出口に向けて、移動可能に形成された弁体を押圧することにより液体の吐出を制御する液体吐出ヘッドにおいて、弁体の吐出口に対向する位置に凹部が配置されている液体吐出ヘッドが開示されている。また、当該弁体の先端部は、弾性樹脂で構成されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
開閉弁の先端部に樹脂等の弾性部材を備える構成の場合、弁体の開閉動作を繰り返し行うと先端部の弾性部材が塑性変形することで封止機能が劣化し、その結果として液漏れ不良を生じる可能性がある。
【0005】
そこで、本発明は、液漏れ不良を低減することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上記課題を解決するために、請求項1に係る発明は、液体を吐出する吐出口と、前記吐出口を開閉する弁体と、前記弁体を開閉駆動する駆動手段とを備える液体吐出ヘッドであって、前記弁体は、前記吐出口に当接することで前記液体の吐出を封止する弾性部材と、前記弾性部材を支持する支持部が設けられた芯材とを有し、前記弾性部材は、少なくとも弾性率が異なる2以上の部位を含むことを特徴としている。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、液漏れ不良を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態に係る液体吐出ヘッドの外観斜視図。
本発明の実施形態に係る液体吐出ヘッドの全体断面図。
液体吐出ヘッドに設けられたヒータの位置を示す図。
液体吐出ヘッドの断面図。
比較例1に係る構成を示す図。
本発明に係る第1の実施形態(実施例1)を示した図。
弾性部材の機械的特性の評価方法についての説明図。
2層の異なる弾性部材を重ねた時における複合の弾性率を説明するための図。
弾性部材の厚みを1/2ずつにした場合におけるバネ定数k1とk2とで置き換えた時の合成バネ定数Kgを示す図。
比較例1に係る構成において圧縮ひずみを受けた場合について説明するための図。
弾性部材を複数の層で構成するときの塑性ひずみを説明するための図。
開閉弁の端面の後退を防ぐ効果の違いについて説明するための図。
本発明に係る第2の実施形態(実施例2)を示した図。
本発明に係る第3の実施形態(実施例3)を示した図。
本発明に係る第4の実施形態(実施例4)を示した図。
本発明に係る第5の実施形態(実施例5)を示した図。
比較例1に係る構成における課題を説明するための図。
比較例2に係る構成を示す図。
比較例2に係る構成における課題を説明するための図。
本発明に係る第6の実施形態(実施例6)を示した図。
本発明に係る構成と比較例2に係る構成との開閉量の違いを示した図。
本発明に係る構成と比較例2に係る構成との開閉弁の開閉駆動動作の違いを示す図。
本発明に係る第7の実施形態(実施例7)を示した図。
開閉弁の位置(変位)とインクの吐出量との関係を示す図。
出荷前の機能評価について示した図。
液体吐出装置の全体概略構成図。
他の液体吐出装置の全体概略構成図。
液体吐出装置の自動車に対する配置例を示す斜視図。
液体吐出装置の自動車に対する他の配置例を示す斜視図。
液体吐出装置により球面に液体を吐出した場合の説明図。
実施形態に係る電極の製造方法を実現するための電極の製造装置の一例を示す模式図。
実施形態に係る電極合材層の製造方法を実現するための電極の製造装置の他の一例を示す模式図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明に係る実施形態を、図面を用いて以下に説明する。
【0010】
以下、添付の図面に基づき、本発明について説明する。なお、本発明を説明するための各図面において、同一の機能もしくは形状を有する部材及び構成部品などの構成要素については、判別が可能な限り同一符号を付すことにより一度説明した後ではその説明を省略する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社リコー
画像形成装置
1日前
株式会社リコー
液体吐出装置および運搬装置
2日前
株式会社リコー
液体吐出装置および制御方法
2日前
株式会社リコー
シート収納装置、及び、画像形成装置
1日前
株式会社リコー
媒体処理装置、画像形成装置及び画像形成システム
1日前
株式会社リコー
シート折り装置、画像形成装置、及び画像形成システム
1日前
株式会社リコー
デジタルスコアボード、およびデジタルスコアシステム
1日前
株式会社リコー
印刷装置
2日前
株式会社リコー
収容器及び収容体
2日前
株式会社リコー
情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
2日前
個人
微細霧発生装置
26日前
ベック株式会社
被膜形成方法
1か月前
三菱製紙株式会社
液体塗布装置
2か月前
株式会社リコー
塗工装置
2か月前
トヨタ自動車株式会社
塗工装置
1か月前
関西ペイント株式会社
複層塗膜形成方法
2か月前
株式会社山水
鋼材塗装方法
1か月前
個人
塗装用ハケ
1か月前
株式会社リコー
塗布装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
シール材塗布装置
2か月前
旭サナック株式会社
粉体塗装装置
2か月前
個人
室内空間環境制御方法
1か月前
東洋製罐株式会社
成形品確認装置
2か月前
株式会社ニチリン
塗布装置
2か月前
株式会社吉野工業所
液体噴出器
24日前
株式会社エス.ケーガス
電気式連続型焼付炉
25日前
理想科学工業株式会社
塗布装置
2か月前
株式会社吉野工業所
ポンプ装置
1か月前
株式会社リコー
塗装システムおよび塗装方法
26日前
近畿日本鉄道株式会社
エア噴射ノズル
2か月前
株式会社吉野工業所
蓄圧式吐出具
2か月前
トヨタ自動車東日本株式会社
積層塗膜形成方法
1か月前
兵神装備株式会社
ノズル、及び液供給システム
2か月前
ヤマホ工業株式会社
伸縮式散布杆
2か月前
TOPPANホールディングス株式会社
スリットコータ
3か月前
株式会社TMEIC
塗布治具
8日前
続きを見る