TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024064580
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-14
出願番号2022173272
出願日2022-10-28
発明の名称塗布装置
出願人理想科学工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B05C 5/00 20060101AFI20240507BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約【課題】複数種類の液体が混合されて塗布対象物に塗布された液体の混合状態の判定を容易にできる塗布装置を提供する。
【解決手段】塗布部2は、いずれかが蛍光剤を含有する主剤と硬化剤とを混合した混合液をシールラベル18に塗布する。発光部5は、シールラベル18に塗布された混合液にUV光を照射する。撮像部6は、発光部5のUV光が照射された、シールラベル18に塗布された混合液を撮像する。制御部7は、撮像部6が撮像した画像に基づき、混合液の混合状態を判定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
特定波長の光が照射されると発光する材料を含有する液体を一部に含む複数種類の液体を混合した混合液を塗布対象物に塗布する塗布部と、
塗布対象物に塗布された前記混合液に前記特定波長の光を照射する発光部と、
前記発光部の光が照射された、塗布対象物に塗布された前記混合液を撮像する撮像部と、
前記撮像部が撮像した画像に基づき、前記混合液の混合状態を判定する判定部と
を備えることを特徴とする塗布装置。
続きを表示(約 290 文字)【請求項2】
前記複数種類の液体うちの一部の液体が硬化剤であることを特徴とする請求項1に記載の塗布装置。
【請求項3】
前記判定部は、前記撮像部が撮像した画像に基づき、塗布対象物への前記混合液の塗布不良の有無を判定することを特徴とする請求項1または2に記載の塗布装置。
【請求項4】
前記判定部は、前記混合液の混合状態が正常であり、前記混合液の塗布不良として、塗布対象物への前記混合液の塗布不足が生じていると判定した場合において、前記塗布部に塗布対象物への前記混合液の追加の塗布を行わせることを特徴とする請求項3に記載の塗布装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、液体を塗布対象物に塗布する塗布装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
複数種類の液体を混合して塗布対象物に塗布する技術が知られている。例えば、印刷されたシールラベル等の塗布対象物の表面に透明な樹脂を盛るように塗布するポッティング加工において、主剤と硬化剤とを混合した樹脂をシールラベル等の塗布対象物に塗布することが行われている。
【0003】
このような技術において、環境温度の変化による主剤および硬化剤の粘度の変化や、塗布装置における主剤と硬化剤とを撹拌する動作の異常等により、主剤と硬化剤との混合比の経時変化や混合ムラ(混合不足)のような混合不良が生じることがある。このような混合不良は、樹脂の硬化不良を招く。
【0004】
塗布装置において塗布された液体の状態を検出する技術としては、液体の塗布領域をカメラで撮像した画像に基づき、液体の塗布形状を検出する技術が知られている(特許文献1参照)。
【0005】
また、被着体に塗布された、蛍光剤を含む蛍光性接着剤に紫外線を照射し、蛍光性接着剤が発した蛍光をカメラで捕えた画像を処理して蛍光性接着剤の塗布状態を検査する技術が知られている(特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2007-130588号公報
特開平5-331438号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、カメラで撮像された画像からは、複数種類の液体の混合状態を判定して上述のような混合不良を検出することは困難なことがある。例えば、上述したポッティング加工においては、シールラベル等の塗布対象物の印刷画像を透過させるために、主剤および硬化剤として透明度の高い樹脂が使用される。このため、カメラで撮像した画像からは主剤と硬化剤との混合状態の判定が困難である。
【0008】
本発明は上記に鑑みてなされたもので、複数種類の液体が混合されて塗布対象物に塗布された液体の混合状態の判定を容易にできる塗布装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するため、本発明の塗布装置は、特定波長の光が照射されると発光する材料を含有する液体を一部に含む複数種類の液体を混合した混合液を塗布対象物に塗布する塗布部と、塗布対象物に塗布された前記混合液に前記特定波長の光を照射する発光部と、前記発光部の光が照射された、塗布対象物に塗布された前記混合液を撮像する撮像部と、前記撮像部が撮像した画像に基づき、前記混合液の混合状態を判定する判定部とを備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明の塗布装置によれば、複数種類の液体が混合されて塗布対象物に塗布された液体の混合状態の判定を容易にできる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

理想科学工業株式会社
給紙装置
8日前
理想科学工業株式会社
排紙装置
今日
理想科学工業株式会社
インクジェット記録装置
1日前
理想科学工業株式会社
シート搬送用のローラ対および印刷装置
1日前
理想科学工業株式会社
画像処理装置、画像処理プログラム、及び画像処理方法
5日前
理想科学工業株式会社
文書評価装置、文書評価プログラム、および文書評価方法
5日前
理想科学工業株式会社
情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム
5日前
理想科学工業株式会社
メッセージ管理装置、メッセージ管理方法、メッセージ管理プログラムおよびメッセージ管理システム
5日前
理想科学工業株式会社
メッセージ管理装置、メッセージ管理方法、メッセージ管理プログラムおよびメッセージ管理システム
5日前
ベック株式会社
被膜形成方法
12日前
株式会社リコー
塗工装置
1か月前
三菱製紙株式会社
液体塗布装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
塗工装置
12日前
東レエンジニアリング株式会社
塗布装置
2か月前
関西ペイント株式会社
複層塗膜形成方法
22日前
御崎コンベヤー株式会社
液体塗布装置
2か月前
株式会社リコー
塗布装置
20日前
株式会社オンテックス
木目調塗装用刷毛
2か月前
株式会社三和技巧
塗装装置
2か月前
東洋製罐株式会社
成形品確認装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
シール材塗布装置
1か月前
旭サナック株式会社
粉体塗装装置
1か月前
個人
室内空間環境制御方法
今日
株式会社ニチリン
塗布装置
1か月前
近畿日本鉄道株式会社
エア噴射ノズル
1か月前
株式会社吉野工業所
ポンプ装置
15日前
理想科学工業株式会社
塗布装置
1か月前
兵神装備株式会社
ノズル、及び液供給システム
1か月前
ヤマホ工業株式会社
伸縮式散布杆
26日前
トヨタ自動車東日本株式会社
積層塗膜形成方法
19日前
株式会社吉野工業所
蓄圧式吐出具
1か月前
三和合板株式会社
化粧板の製造装置
1か月前
株式会社吉野工業所
トリガー式液体噴出器
1か月前
TOPPANホールディングス株式会社
スリットコータ
1か月前
株式会社リコー
液体吐出装置および液体吐出方法
25日前
菊水化学工業株式会社
塗装方法及び積層構造
1か月前
続きを見る