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公開番号2024053889
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-16
出願番号2022160378
出願日2022-10-04
発明の名称塗装装置
出願人株式会社三和技巧
代理人個人,個人,個人
主分類B05B 3/00 20060101AFI20240409BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約【課題】作業者がスプレーガンを持って行う塗装の範囲より広い範囲の塗装を行うことが可能な塗装装置を提供する。
【解決手段】トリガ11が動かされて塗料Pを噴霧するスプレーガン12を有する塗装装置10であって、スプレーガン12が取り付けられた手押し車13と、手押し車13に固定され、トリガ11に力を作用させてトリガ11を動かす力付与手段34と、手動操作がなされて、力付与手段34をトリガ11に力を作用させる状態にする操作手段33とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
トリガが動かされて塗料を噴霧するスプレーガンを有する塗装装置であって、
前記スプレーガンが取り付けられた手押し車と、
前記手押し車に固定され、前記トリガに力を作用させて該トリガを動かす力付与手段と、
手動操作がなされて、前記力付与手段を前記トリガに力を作用させる状態にする操作手段とを備えることを特徴とする塗装装置。
続きを表示(約 370 文字)【請求項2】
請求項1記載の塗装装置において、前記力付与手段は、エアシリンダであり、前記操作手段は、手動操作がなされて、空気供給手段から与えられる空気を前記力付与手段に供給して該力付与手段を作動させることを特徴とする塗装装置。
【請求項3】
請求項2記載の塗装装置において、前記空気供給手段からの空気は、前記スプレーガンにも与えられ、該スプレーガンによる前記塗料の霧状化に用いられることを特徴とする塗装装置。
【請求項4】
請求項1~3のいずれか1項に記載の塗装装置において、前記操作手段は、ブローガンであることを特徴とする塗装装置。
【請求項5】
請求項1~3のいずれか1項に記載の塗装装置において、前記手押し車は、間隔を空けて配された複数のフリーローラを有することを特徴とする塗装装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、塗料を霧状にして吹き付ける塗装装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
建物や各種設備の劣化の抑制や雨漏りの防止等を目的とした塗装には、圧縮空気により塗料を霧状にして対象物に塗布するスプレーガンが用いられる(特許文献1、2参照)。老朽化した屋根に対してポリウレアやポリウレタン等の層を設けて屋根を補修する場合、作業者は屋根上に設置した足場板に載った状態でスプレーガンのトリガを操作して塗布作業を行う。作業者が足場板上で作業を行うのは、従業員が老朽化した屋根を直接踏むことによって屋根が破損するのを防止するためである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-084097号公報
特開2017-217578号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、足場板上から塗装を行えるのは足場板周辺の限定的な領域であることから、屋根全体の塗装を行うには、足場板を幾度となく移動させる必要があるという問題があった。この問題の解決のために、自走式の塗布装置をリモートで操作して屋根を塗布することが考えられるが、作業者がスプレーガンを用いて行う塗装と同レベルの仕上がりの塗装を行える装置は製造コストが高く経済的ではない。
【0005】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので、作業者がスプレーガンを持って行う塗装の範囲より広い範囲の塗装を行うことが可能な塗装装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記目的に沿う本発明に係る塗装装置は、トリガが動かされて塗料を噴霧するスプレーガンを有する塗装装置であって、前記スプレーガンが取り付けられた手押し車と、前記手押し車に固定され、前記トリガに力を作用させて該トリガを動かす力付与手段と、手動操作がなされて、前記力付与手段を前記トリガに力を作用させる状態にする操作手段とを備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る塗装装置は、スプレーガンが取り付けられた手押し車と、手押し車に固定され、トリガに力を作用させてトリガを動かす力付与手段と、手動操作がなされて、力付与手段をトリガに力を作用させる状態にする操作手段とを備えるので、作業者は、作業者がスプレーガンを持って行う塗装の範囲より遠い箇所の塗装、ひいては、より広い範囲の塗装を行うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施の形態に係る塗装装置の一部省略側面図である。
同塗装装置の一部省略正面図である。
手押し車の説明図である。
空気の供給経路を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
図1、図2に示すように、本発明の一実施の形態に係る塗装装置10は、トリガ11が動かされて塗料Pを噴霧するスプレーガン12を有する装置であって、スプレーガン12が取り付けられた手押し車13を備えている。
【0010】
本実施の形態において、手押し車13は、図1、図2、図3に示すように、一側に把持部を有し、該把持部が作業者によって持たれて略水平に配される棒材14(以下、棒材14が略水平に配されているものとして説明する)、棒材14の他側端部に連結され、略水平に配される枠体15、枠体15の下側に連結された複数の棒状の立設材16の下端部に固定された枠体17及び枠体17に取り付けられた2つのフリーローラ18、19を具備している。
(【0011】以降は省略されています)

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