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公開番号2024041579
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-27
出願番号2022146470
出願日2022-09-14
発明の名称ミスト発生装置
出願人トヨタ紡織株式会社
代理人個人,個人
主分類B05B 7/04 20060101AFI20240319BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約【課題】簡単な構成によってミストを発生させることができるミスト発生装置を提供する。
【解決手段】ミスト発生装置は、エアを圧送するエア圧送部と、エア圧送部に接続され、エア圧送部から圧送されるエアが流通するエア通路と、エア通路に接続される内部通路27を有し、内部通路27の下流端に噴口45が設けられているノズルと、液体を貯留する貯留部と、貯留部の内部と内部通路27とを接続する液体通路52と、を備え、内部通路27における噴口45の上流側には、内部通路27の内径が部分的に小さくされた縮径部38が設けられており、液体通路52は、縮径部38に接続されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
エアを圧送するエア圧送部と、
前記エア圧送部に接続され、前記エア圧送部から圧送される前記エアが流通するエア通路と、
前記エア通路に接続される内部通路を有し、前記内部通路の下流端に噴口が設けられているノズルと、
液体を貯留する貯留部と、
前記貯留部の内部と前記内部通路とを接続する液体通路と、を備え、
前記内部通路における前記噴口の上流側には、前記内部通路の内径が部分的に小さくされた縮径部が設けられており、
前記液体通路は、前記縮径部に接続されている、
ミスト発生装置。
続きを表示(約 460 文字)【請求項2】
前記噴口から噴射されるミストの粒径は、1μm以上、10μm以下である、
請求項1に記載のミスト発生装置。
【請求項3】
前記液体は、機能性薬剤を含む、
請求項1または請求項2に記載のミスト発生装置。
【請求項4】
前記機能性薬剤は、除菌剤である、
請求項3に記載のミスト発生装置。
【請求項5】
前記エア圧送部は、車両に搭載されるコンプレッサであり、
前記噴口は、前記車両のシートを指向している、
請求項4に記載のミスト発生装置。
【請求項6】
前記エア通路に設けられ、前記エア通路を開閉可能に構成された弁と、
前記弁の開閉駆動を制御するように構成された制御部と、を備える、
請求項5に記載のミスト発生装置。
【請求項7】
前記制御部は、無線操作端末からの操作信号を受信したときに、前記弁が開駆動されるように前記弁を制御する、
請求項6に記載のミスト発生装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ミスト発生装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ミスト発生装置としては、例えば特許文献1に記載の装置がある。
特許文献1に記載のミスト発生装置は、空気を供給する気体供給部と、水を供給する液体供給部と、空気と水とが合流・衝突する混合部と、混合部に連通するノズル部とを備える。
【0003】
気体供給部は、空気を圧送するエアーコンプレッサと、エアーコンプレッサと混合部とを接続する気体供給路と、気体供給路を開閉するバルブとを有する。
液体供給部は、水道水を貯留する水タンクと、水タンクと混合部とを接続する液体供給路と、水タンク内の水を混合部へ圧送する水ポンプと、液体供給路を開閉するバルブとを有する。
【0004】
エアーコンプレッサから圧送された空気と水タンクから圧送された水とが混合部で合流及び混合される。そして、混合流体がノズル部のノズル孔に流入することで気泡を含む液滴に微細化される。そして、ノズル部から噴射された液滴は、急激な圧力低下により内部の気泡が膨張することにより、分割され、更に微細化される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2018-176115号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、特許文献1に記載のミスト発生装置では、水タンク内の水を混合部へ圧送する水ポンプを備えているので、構造が複雑となるという問題がある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するためのミスト発生装置は、エアを圧送するエア圧送部と、前記エア圧送部に接続され、前記エア圧送部から圧送される前記エアが流通するエア通路と、前記エア通路に接続される内部通路を有し、前記内部通路の下流端に噴口が設けられているノズルと、液体を貯留する貯留部と、前記貯留部の内部と前記内部通路とを接続する液体通路と、を備え、前記内部通路における前記噴口の上流側には、前記内部通路の内径が部分的に小さくされた縮径部が設けられており、前記液体通路は、前記縮径部に接続されている。
【0008】
同構成によれば、エア圧送部から圧送されるエアがノズルの内部通路の縮径部を通過する際に減圧されることで、貯留部に貯留されている液体が液体通路を通じて吸引されるようになる。内部通路においてエアと液体とが合流して混合されることで、気泡を含む微細な液滴が発生する。そして、ノズルの噴口から液滴が噴射される。このとき、噴射された液滴に含まれる気泡が急激な圧力低下により膨張することで、液滴が更に微細化されてミストが発生する。
【0009】
このように、上記構成によれば、縮径部によりエアを減圧することによって貯留部に貯留されている液体を内部通路に吸引するので、簡単な構成によってミストを発生させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、一実施形態に係るミスト発生装置について、ミスト発生装置が適用される車両の室内を示す斜視図である。
図2は、同実施形態に係るミスト発生装置を示すブロック図である。
図3は、同実施形態に係るノズルを示す断面図である。
図4は、同実施形態に係るノズルの要部を拡大した拡大断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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