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公開番号2024040907
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-26
出願番号2022145562
出願日2022-09-13
発明の名称マーキング装置
出願人有限会社加藤軽合金
代理人個人
主分類B05C 1/02 20060101AFI20240318BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約【課題】長期間に亘って繰り返しマーキングすることができるとともに、比較的小さな駆動力のモータにてマーキング可能とされ、且つ、マーキング部品を載置面に位置決め載置する際の作業性を向上させることができるマーキング装置を提供する。
【解決手段】載置面2aに載置されたマーキング部品Wに塗布部材7の塗布面7aを押圧してマーキングするマーキング位置P4と塗布面7aに塗料を補充する補充位置P1との間で塗布部材7を移動させるスライダ6と、塗布部材7をマーキング位置P4と補充位置P1との間で移動自在に収容したケース部8とを備え、塗布部材7は、所定寸法延設されたアーム部7cを有し、アーム部7cの両端に塗布面7aと連結部7bとがそれぞれ形成されるとともに、補充位置P1からマーキング位置P4に移動する過程で連結部7bを中心に回転して反転されるマーキング装置である。
【選択図】図13
特許請求の範囲【請求項1】
マーキング部品を位置決めしつつ載置する載置面が形成された載置台と、
前記載置台における前記載置面の近傍に配設され、前記載置面に載置されたマーキング部品の所定位置に押圧されて所定の塗料を塗布する塗布面が形成された塗布部材を有するとともに、前記塗布面に補充する塗料を含有した補充部材が取り付けられたマーキング本体部と、
を具備し、前記塗料を所定位置に塗布することにより前記マーキング部品に目印をマーキングするマーキング装置であって、
前記マーキング本体部は、
モータの駆動により回転する回転部材と、
前記載置台の載置面に対して近接又は離間する方向に変位可能とされるとともに、前記塗布部材と連結され、前記載置面に載置されたマーキング部品の所定位置に前記塗布面を押圧してマーキングするマーキング位置と前記補充部材にて前記塗布面に塗料を補充する補充位置との間で前記塗布部材を移動させるスライダと、
前記回転部材の回転を前記スライダの変位に変換するカム部と、
前記塗布部材を前記マーキング位置と前記補充位置との間で移動自在に収容したケース部と、
を備え、前記塗布部材は、所定寸法延設されたアーム部を有し、当該アーム部の両端に前記塗布面と前記スライダに連結しつつ反転時の回転軸となる連結部とがそれぞれ形成されるとともに、前記補充位置から前記マーキング位置に移動する過程で前記連結部を中心に回転して反転されることを特徴とするマーキング装置。
続きを表示(約 410 文字)【請求項2】
前記ケース部は、下端が開口して前記載置面を臨ませるとともに、前記下端の開口縁部と前記載置台の載置面との間に前記アーム部の延設寸法に応じた間隙が形成されたことを特徴とする請求項1記載のマーキング装置。
【請求項3】
前記ケース部は、前記塗布部材の反転を許容するための膨出部が形成されたことを特徴とする請求項2記載のマーキング装置。
【請求項4】
前記マーキング部品は、長尺状部材から成るとともに、前記載置台は、前記長尺状部材の一端部及び他端部に応じた位置に前記載置面が形成され、それぞれの前記載置面の近傍に前記マーキング本体部が取り付けられたことを特徴とする請求項1記載のマーキング装置。
【請求項5】
前記マーキング本体部は、前記載置台における前記載置面の近傍に形成された取付面に対して脱着自在に取り付けられることを特徴とする請求項1記載のマーキング装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、マーキング部品の所定位置に所定の塗料を塗布することにより目印をマーキングするマーキング装置に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
例えば車両に取り付けられる部品に対し、取付方向や取付位置を示す目印をマーキングするため、従来、マーキング装置が用いられている。従来のマーキング装置として、例えば特許文献1にて開示されているように、ロータリーアクチュエータで回転するカムにてペンを上下動させ、マーキング対象物であるマーキング部品にペン先を当てて所定の塗料を塗布するものが挙げられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平6-246970号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記従来のマーキング装置は、ペンにてマーキング部品にマーキングしているため、長期間に亘って繰り返し使用する場合、ペンを頻繁に交換する必要がある。このため、本出願人は、塗布部材の塗布面に塗料を補充するための塗料補充部を有し、塗布部材を反転させて移動することにより、塗料補充部にて塗布面に塗料を補充しつつマーキング部品の所定位置に塗料を塗布してマーキングするマーキング装置を検討するに至った。
【0005】
しかるに、押印部を反転移動させて塗料を補充しつつ押印可能な押印具の反転機構を利用することが考えられるが、その場合、マーキング装置全体を移動させてマーキング部品に当接させる必要があることから、比較的大きなモータの駆動力が必要とされるとともに、マーキング部品にマーキング装置との当接面を確保する必要があった。また、単に押印具を流用した場合、マーキング部品を位置決めして載置する際、マーキング装置と載置面との間の間隙が小さくなってしまい、作業性が悪くなってしまう虞があった。
【0006】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、長期間に亘って繰り返しマーキングすることができるとともに、比較的小さな駆動力のモータにてマーキング可能とされ、且つ、マーキング部品を載置面に位置決め載置する際の作業性を向上させることができるマーキング装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1記載の発明は、マーキング部品を位置決めしつつ載置する載置面が形成された載置台と、前記載置台における前記載置面の近傍に配設され、前記載置面に載置されたマーキング部品の所定位置に押圧されて所定の塗料を塗布する塗布面が形成された塗布部材を有するとともに、前記塗布面に補充する塗料を含有した補充部材が取り付けられたマーキング本体部とを具備し、前記塗料を所定位置に塗布することにより前記マーキング部品に目印をマーキングするマーキング装置であって、前記マーキング本体部は、モータの駆動により回転する回転部材と、前記載置台の載置面に対して近接又は離間する方向に変位可能とされるとともに、前記塗布部材と連結され、前記載置面に載置されたマーキング部品の所定位置に前記塗布面を押圧してマーキングするマーキング位置と前記補充部材にて前記塗布面に塗料を補充する補充位置との間で前記塗布部材を移動させるスライダと、前記回転部材の回転を前記スライダの変位に変換するカム部と、前記塗布部材を前記マーキング位置と前記補充位置との間で移動自在に収容したケース部とを備え、前記塗布部材は、所定寸法延設されたアーム部を有し、当該アーム部の両端に前記塗布面と前記スライダに連結しつつ反転時の回転軸となる連結部とがそれぞれ形成されるとともに、前記補充位置から前記マーキング位置に移動する過程で前記連結部を中心に回転して反転されることを特徴とする。
【0008】
請求項2記載の発明は、請求項1記載のマーキング装置において、前記ケース部は、下端が開口して前記載置面を臨ませるとともに、前記下端の開口縁部と前記載置台の載置面との間に前記アーム部の延設寸法に応じた間隙が形成されたことを特徴とする。
【0009】
請求項3記載の発明は、請求項2記載のマーキング装置において、前記ケース部は、前記塗布部材の反転を許容するための膨出部が形成されたことを特徴とする。
【0010】
請求項4記載の発明は、請求項1記載のマーキング装置において、前記マーキング部品は、長尺状部材から成るとともに、前記載置台は、前記長尺状部材の一端部及び他端部に応じた位置に前記載置面が形成され、それぞれの前記載置面の近傍に前記マーキング本体部が取り付けられたことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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