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公開番号2024017245
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-08
出願番号2022119761
出願日2022-07-27
発明の名称噴射弁
出願人株式会社IHI
代理人弁理士法人青海国際特許事務所
主分類B05B 1/34 20060101AFI20240201BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約【課題】噴射弁内での液体の流量を適切に周方向に均一化する。
【解決手段】噴射弁1は、筒状の本体10と、本体10と接続され、液体供給流路21を含む液体供給管20と、本体10の壁部の内部に形成され、液体供給流路21と連通する上流端を含む螺旋状流路13と、本体10の壁部の内部に形成される筒状流路14であって、筒状流路14の上流端は螺旋状流路13の下流端と全周で接続されており、筒状流路14の下流端に噴射口14aが形成されている、筒状流路14と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
筒状の本体と、
前記本体と接続され、液体供給流路を含む液体供給管と、
前記本体の壁部の内部に形成され、前記液体供給流路と連通する上流端を含む螺旋状流路と、
前記本体の前記壁部の内部に形成される筒状流路であって、前記筒状流路の上流端は前記螺旋状流路の下流端と全周で接続されており、前記筒状流路の下流端に噴射口が形成されている、筒状流路と、
を備える、
噴射弁。
続きを表示(約 350 文字)【請求項2】
前記液体供給流路は、前記本体の中心軸に対して偏心して前記螺旋状流路と接続される、
請求項1に記載の噴射弁。
【請求項3】
前記螺旋状流路の軸方向に直交する断面での前記螺旋状流路の周方向長さは、上流側から下流側に向かうにつれて長くなる、
請求項1に記載の噴射弁。
【請求項4】
前記螺旋状流路の軸方向に直交する断面での前記螺旋状流路の流路断面積は、いずれの軸方向位置においても、上流側から下流側に向かって増加しない、
請求項1から3のいずれか一項に記載の噴射弁。
【請求項5】
前記螺旋状流路の軸方向に直交する断面での前記螺旋状流路の流路断面積は、軸方向位置によらず一定である、
請求項4に記載の噴射弁。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、噴射弁に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
液体を噴射する噴射弁として、筒状の本体を備え、本体の壁部の内部に形成された液体流路を通過して液体が噴射される噴射弁がある。このような噴射弁では、噴射される液体を、その周囲に形成される空気の流れによって微粒化することができる。噴射される液体を空気の流れによって微粒化する噴射弁は、気流噴射弁とも呼ばれる。例えば、特許文献1には、ガスタービン等のエンジンに用いられる液体燃料を微粒化する気流噴射弁が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-214604号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
液体を噴射する噴射弁では、液体を適切に微粒化する等の観点で、噴射弁内を流れる液体の流量を周方向に均一化する必要がある。液体の流量を周方向に均一化するために、例えば、噴射弁内の液体流路において、流路断面積が局所的に小さくなる絞り部を設ける場合がある。しかしながら、液体の供給量が少なくなると、絞り部において液体が堰き止められ、液体が間欠的に噴射される場合がある。よって、液体が間欠的に噴射されることを抑制し、噴射弁内での液体の流量を適切に周方向に均一化することが望まれている。
【0005】
本開示の目的は、噴射弁内での液体の流量を適切に周方向に均一化することが可能な噴射弁を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本開示の噴射弁は、筒状の本体と、本体と接続され、液体供給流路を含む液体供給管と、本体の壁部の内部に形成され、液体供給流路と連通する上流端を含む螺旋状流路と、本体の壁部の内部に形成される筒状流路であって、筒状流路の上流端は螺旋状流路の下流端と全周で接続されており、筒状流路の下流端に噴射口が形成されている、筒状流路と、を備える。
【0007】
液体供給流路は、本体の中心軸に対して偏心して螺旋状流路と接続されてもよい。
【0008】
螺旋状流路の軸方向に直交する断面での螺旋状流路の周方向長さは、上流側から下流側に向かうにつれて長くなってもよい。
【0009】
螺旋状流路の軸方向に直交する断面での螺旋状流路の流路断面積は、いずれの軸方向位置においても、上流側から下流側に向かって増加しなくてもよい。
【0010】
螺旋状流路の軸方向に直交する断面での螺旋状流路の流路断面積は、軸方向位置によらず一定であってもよい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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