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公開番号2024053171
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-15
出願番号2022159250
出願日2022-10-03
発明の名称加工装置および加工方法
出願人株式会社IHI
代理人弁理士法人青海国際特許事務所
主分類G05B 19/4097 20060101AFI20240408BHJP(制御;調整)
要約【課題】低コストで高精度に加工する。
【解決手段】加工装置100は、マスターワークの表面形状および加工対象ワークの表面形状を計測する計測部110と、計測されたマスターワークの表面形状に基づき、工具130の基準加工軌道を補正して補正後加工軌道を生成し、補正後加工軌道と、計測された加工対象ワークの表面形状との差分を算出する演算部210と、算出された差分に基づいて加工条件を変更し、補正後加工軌道に基づいて加工対象ワークを工具130により加工する加工部220と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
マスターワークの表面形状および加工対象ワークの表面形状を計測する計測部と、
計測された前記マスターワークの表面形状に基づき、工具の基準加工軌道を補正して補正後加工軌道を生成し、前記補正後加工軌道と、計測された前記加工対象ワークの表面形状との差分を算出する演算部と、
算出された前記差分に基づいて加工条件を変更し、前記補正後加工軌道に基づいて前記加工対象ワークを前記工具により加工する加工部と、
を備える、加工装置。
続きを表示(約 650 文字)【請求項2】
前記加工条件は、前記加工対象ワークへの前記工具の目標押し付け力を含む、請求項1に記載の加工装置。
【請求項3】
前記加工条件は、前記工具の送り速度を含む、請求項1に記載の加工装置。
【請求項4】
前記加工条件は、前記工具の実加工軌道を含む、請求項1に記載の加工装置。
【請求項5】
前記基準加工軌道および前記補正後加工軌道において、軌道上の各点に対して前記工具の押し付け方向および送り方向が設定されており、
前記演算部は、
前記基準加工軌道を前記マスターワークの表面形状に沿うように補正して前記補正後加工軌道を生成し、
前記補正後加工軌道上の各点の前記工具の押し付け方向を前記マスターワークの表面に直交するように設定し、
前記補正後加工軌道上の各点の前記工具の送り方向を前記マスターワークの表面に平行になるように設定する、請求項1から4のいずれか1項に記載の加工装置。
【請求項6】
マスターワークの表面形状および加工対象ワークの表面形状を計測し、
計測した前記マスターワークの表面形状に基づき、工具の基準加工軌道を補正して補正後加工軌道を生成し、
生成した前記補正後加工軌道と、計測した前記加工対象ワークの表面形状との差分を算出し、
算出した前記差分に基づいて加工条件を変更し、前記補正後加工軌道に基づいて前記加工対象ワークを前記工具により加工する、加工方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、加工装置および加工方法に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
加工装置において加工対象ワークの三次元形状を計測し、計測された三次元形状と、設計形状とを比較して、加工対象ワークに対し、切削、研磨等の加工を施す技術が広く利用されている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-346899号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、従来技術において、三次元形状の計測は、絶対位置決め精度に依存する。このため、加工精度を高くしようとすると、絶対位置決め精度の高い加工装置が必要となり、加工装置に要するコストが高くなるという問題が生じる。
【0005】
そこで、本開示は、このような課題に鑑み、低コストで高精度に加工することが可能な加工装置および加工方法を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本開示の一態様に係る加工装置は、マスターワークの表面形状および加工対象ワークの表面形状を計測する計測部と、計測されたマスターワークの表面形状に基づき、工具の基準加工軌道を補正して補正後加工軌道を生成し、補正後加工軌道と、計測された加工対象ワークの表面形状との差分を算出する演算部と、算出された差分に基づいて加工条件を変更し、補正後加工軌道に基づいて加工対象ワークを工具により加工する加工部と、を備える。
【0007】
また、加工条件は、加工対象ワークへの工具の目標押し付け力を含んでもよい。
【0008】
また、加工条件は、工具の送り速度を含んでもよい。
【0009】
また、加工条件は、工具の実加工軌道を含んでもよい。
【0010】
また、基準加工軌道および補正後加工軌道において、軌道上の各点に対して工具の押し付け方向および送り方向が設定されており、演算部は、基準加工軌道をマスターワークの表面形状に沿うように補正して補正後加工軌道を生成し、補正後加工軌道上の各点の工具の押し付け方向をマスターワークの表面に直交するように設定し、補正後加工軌道上の各点の工具の送り方向をマスターワークの表面に平行になるように設定してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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