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公開番号2024057427
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-24
出願番号2022164159
出願日2022-10-12
発明の名称農作業機
出願人株式会社IHIアグリテック
代理人弁理士法人英知国際特許商標事務所
主分類A01B 63/06 20060101AFI20240417BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】作業効率の向上。
【解決手段】昇降リンクを備えた走行車両に取り付けられる農作業機であって、農作業機は、農作業部と復帰機構とリンク接続部を支える取付フレームを備えるものであり、農作業部は、取付フレームの後方にあり、取付フレームに対して左右に回動できるものであり、復帰機構は、誘導部材と被誘導部材を備え、誘導部材は、取付フレームに直接または間接的に取り付けられ、農作業部に向けて誘導部を有するものであり、被誘導部材は、その一端が誘導部に向いており、誘導部と当接する被誘導部を備えており、その他端が農作業部に固定されており、誘導部は、農作業機をリフトアップしたときに、農作業部と取付フレームの位置関係が定められた位置関係になるように、被誘導部を誘導するものである
ことを特徴とする農作業機。
【選択図】 図6
特許請求の範囲【請求項1】
昇降リンクを備えた走行車両に取り付けられる農作業機であって、
前記農作業機は、農作業部と復帰機構とリンク接続部を支える取付フレームを備えるものであり、
前記農作業部は、前記取付フレームの後方にあり、前記取付フレームに対して左右に回動できるものであり、
前記復帰機構は、誘導部材と被誘導部材を備え、
前記誘導部材は、
前記取付フレームに直接または間接的に取り付けられ、
前記農作業部に向けて誘導部を有するものであり、
前記被誘導部材は、
その一端が前記誘導部に向いており、
前記誘導部と当接する被誘導部を備えており、
その他端が前記農作業部に固定されており、
前記誘導部は、前記農作業機をリフトアップしたときに、前記農作業部と前記取付フレームの位置関係が定められた位置関係になるように、前記被誘導部を誘導するものである
ことを特徴とする農作業機。
続きを表示(約 740 文字)【請求項2】
前記被誘導部材は、被誘導ロッドであることを特徴とする請求項1記載の農作業機。
【請求項3】
前記被誘導ロッドは、その一端側に被誘導拡径部を備えており、前記被誘導拡径部に前記被誘導部が設けられていることを特徴とする請求項2記載の農作業機。
【請求項4】
前記誘導部材は、V字状溝部を有し、前記V字状溝部の左右側壁を前記誘導部とする部材であり、
前記被誘導拡径部は前記誘導部材に向いた頂点を中心に左右に拡がる前記被誘導部を備えた部材であることを特徴とする請求項3記載の農作業機。
【請求項5】
前記誘導部または前記被誘導部は、ローラを有するものである請求項4記載の農作業機。
【請求項6】
前記被誘導ロッドは、その一端が伸縮部となっており、前記誘導部材に左右回動に固定されている請求項2記載の農作業機。
【請求項7】
前記農作業部と前記走行車両の位置関係が定められた位置関係になるとは、走行車両側センター軸と農作業機側センター軸が、平面視で一直線に繋がる位置関係になることである請求項1記載の農作業機。
【請求項8】
さらに、傾斜規制部材を備え、
前記傾斜規制部材は、
前記誘導部材より上方位置であって、前記取付フレームに直接または間接的に取り付けられており、
前記農作業部をリフトアップしたときに、前記取付フレームの上部側を所定の傾斜角度の範囲で前記走行車両側に傾くことを許す部材であることを特徴とする請求項1記載の農作業機。
【請求項9】
前記農作業部が、レーキを含む請求項1~8のいずれか1項記載の農作業機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、走行車両のリンクに接続する農作業機に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
走行車両(トラクタ)のリンクに接続する農作業機は、たとえば集草機やスクエアベーラなどの様々なものがある。中には、枕地で旋回するなどのとき、旋回方向に追随するよう農作業部が曲がるように設計されているものがある(特許文献1)。
農作業を終えるなどしたとき、作業者は、走行車両の前後方向となるセンター軸に農作業機の前後方向軸を合わせてリフトアップする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平9-220017号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
農作業部が曲がるように設計されている農作業機では、作業者はリフトアップ前にセンター軸に農作業部が揃うようにした後、リフトアップするなどしている。
しかし、農作業機が曲がるように設計されているため、遊びがあり、リフトアップした農作業機の前後方向軸が、センター軸からずれることがあった。
また、作業者はセンター軸に合わせて農作業機がリフトアップされているかを走行車両から降り確認し、ずれているときは、再度リフトアップを繰り返すなどの作業を行わねばならず、作業性が悪かった。
【0005】
本発明は、リフトアップ時の作業性の向上を課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、昇降リンクを備えた走行車両に取り付けられる農作業機であって、前記農作業機は、農作業部と復帰機構とリンク接続部を支える取付フレームを備えるものであり、前記農作業部は、前記取付フレームの後方にあり、前記取付フレームに対して左右に回動できるものであり、前記復帰機構は、誘導部材と被誘導部材を備え、前記誘導部材は、前記取付フレームに直接または間接的に取り付けられ、前記農作業部に向けて誘導部を有するものであり、前記被誘導部材は、その一端が前記誘導部に向いており、前記誘導部と当接する被誘導部を備えており、その他端が前記農作業部に固定されており、前記誘導部は、前記農作業機をリフトアップしたときに、前記農作業部と前記取付フレームの位置関係が定められた位置関係になるように、前記被誘導部を誘導するものであることを特徴とする農作業機とすることで課題を解決した。
【発明の効果】
【0007】
本発明は、作業効率の著しい向上をもたらした。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は農作業機の全体構成の説明図である。図1(A)は、旋回時の平面図であり、図1(B)は作業時の側面図、図1(C)は移動時の側面図である。
図2は農作業機を正面側からみた斜視図である。
図3は農作業機の側面図である。
図4は復帰機構の説明図である。図4(A)は復帰機構の下部リンク付近の説明である。図4(B)は誘導部材の説明図である。図4(C)は被誘導拡径部の説明図である。
図5は農作業部が接地状態直進作業中の復帰機構の説明図である。図5(A)は、図5(B)に付した矢印Aの方向からみた復帰機構の平面図であり、図5(B)は農作業部と取付フレームの位置関係を示す側面図である。
図6は農作業部をリフトアップして直進中の復帰機構の説明図である。図6(A)は、図6(B)に付した矢印Bの方向からみた復帰機構の平面図であり、図6(B)はリフトアップ中の農作業部と取付フレームと走行車両の位置関係を示す側面図である。
図7は変形例の被誘導ロッド(被誘導部材)と誘導部材の説明図である。
図8は旋回中(農作業部が回転した状態)にリフトアップした直後の復帰機構の説明図である。図8(A)は、図8(B)に付した矢印Cの方向からみた復帰機構の平面図であり、図8(B)は農作業部と取付フレームの位置関係を示す側面図と平面図である。図8(C)は、復帰途中の誘導部材と被誘導拡径部の位置関係を示す平面図である。
図9は傾斜規制部材の説明図である。図9(A)は、傾斜規制部材の平面図である。図9(B)は傾斜規制部材が設けられている位置を示す説明図である。
図10は傾斜規制部材の長孔と上側回動軸の位置関係の説明図である。図10(A)は、農作業中の、傾斜規制部材の状態を示す説明図である(θT=0°、θR=0°)。図10(B)はθT=10°・θR=0°で直進中に農作業機を持ち上げた際の傾斜規制部材の状態を示す説明図である。
図11は農作業機が農作業中に旋回したときの、傾斜規制部材の状態(θT=0°、θR=30°)を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下の説明で、異なる図における同一符号は同一機能の部位を示しており、各図における重複説明は適宜省略する。
【0010】
[実施例]
図1は農作業機2の全体構成の説明図である。図1(A)は、旋回時の平面図であり、図1(B)は作業時の側面図である。
農作業機2は、大きく分けて、取付フレーム3、農作業部21及び復帰機構5で構成されている。
(【0011】以降は省略されています)

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