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公開番号2024054042
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-16
出願番号2022160615
出願日2022-10-04
発明の名称作業台車
出願人みのる産業株式会社
代理人個人
主分類A01B 69/00 20060101AFI20240409BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】 軽量な構成の作業台車であっても、その進行方向を安定的にガイドすること。
【解決手段】 発明の作業台車としての除草機1は、平行に延びる二条の畝Uに沿って走行する。そして、前記二条の畝間Uaを畝長方向に走行するための走行手段3と、該クローラに支持された機体2と、該機体2の前側に設けられ、該機体2の進行方向をガイドするための進行方向ガイド手段5とを備える。前記進行方向ガイド手段5は、前記二条の畝Uの畝間Uaに対峙する左右の畝側面にそれぞれ当接するように設けられた一対のガイドローラ22と、前記機体2から前方に離間させた位置に、該一対のガイドローラ22を支持する支持部21とを備えている。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
平行に延びる二条の畝に沿って走行する作業台車であって、
前記二条の畝上又は/及び同畝間を畝長方向に走行するための走行手段と、
該走行手段に支持された機体と、
該機体の前側に設けられ、該機体の進行方向をガイドするための進行方向ガイド手段とを備え、
前記進行方向ガイド手段は、前記二条の畝の畝間に対峙する左右の畝側面にそれぞれ当接するように設けられた一対のガイドローラと、前記機体から前方に離間させた位置に、該一対のガイドローラを支持する支持部とを備えている作業台車。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
前記走行手段は、畝間を走行する一つの走行要素を備えており、
前記進行方向ガイド手段は、平面視における前記機体と前記一対のガイドローラとの相対位置が変動しないように前記支持部が支持しており、
前記畝側面に当接する前記一対のガイドローラによって前記走行手段の進行方向がガイドされるように構成されている態様を例示する。
請求項1記載の作業台車。
【請求項3】
前記走行手段は、前記二条の畝上をそれぞれ走行する一対の走行要素を備え、該一対の走行要素は互いに独立に駆動制御可能に構成されており、
前記進行方向ガイド手段は、前記支持部が、前記機体に取り付けられる基端部と、該基端部に対して上下方向に延びる軸を介して左右に揺動可能に支持され、先端側に前記一対のガイドローラが取り付けられる揺動部とにより構成されるとともに、該基端部に対する該揺動部の揺動角度を検知する角度センサーを備え、
該揺動角度に基づいて、前記基端部に対する前記揺動部の長さ方向が前記機体の前後方向と一致する状態になるように、前記一対の走行要素の駆動が制御されるように構成されている請求項1記載の作業台車。
【請求項4】
前記走行手段は、前記二条の畝間を並んでそれぞれ走行する一対の走行要素を備え、該一対の走行要素は互いに独立に駆動制御可能に構成されており、
前記進行方向ガイド手段は、前記支持部が、前記機体に取り付けられる基端部と、該基端部に対して上下方向に延びる軸を介して左右に揺動可能に支持され、先端側に前記一対のガイドローラが取り付けられる揺動部とにより構成されるとともに、該基端部に対する該揺動部の揺動角度を検知する角度センサーを備え、
該揺動角度に基づいて、前記基端部に対する前記揺動部の長さ方向が前記機体の前後方向と一致する状態になるように、前記一対の走行要素の駆動が制御されるように構成されている請求項1記載の作業台車。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、圃場に設けられた畝に追従して走行する作業台車に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
背景技術としては、特許文献1に記載された自走式防除機を例示する。この自走式防除機は、図11に示すように、車体フレーム101の中程の左右に駆動車輪105を装着している。その車体フレーム101の四角に駆動車輪105を支点として、前後方向に揺動可能となる位置に走行用補助車輪前側106a、後側106bをハの字形に装着し、かつ駆動車輪105の外側面となる位置の直近、もしくは外側の位置に持ち出している。重量物であるバッテリーと駆動用モーター103は車体の総重量が駆動車輪105の接地面に集中するように装着し、スプレーホース102を車体フレーム101の底部にて牽引するように構成されている。自走式防除機は、このように噴霧部、バッテリー及びモーターを搭載するとともにスプレーホースを牽引可能に頑丈に構成され、それ故に重量な構成となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-253088号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところが、自走式防除機では、圃場に設けられた畝への追従は、重量のある作業機の駆動車輪を、その前後の走行用補助車輪前側106a、後側106bが畝の側面に当接することによる反作用で機械的にガイドすることで実現している。このように重量のある機体を機械的にガイドするためには、頑丈な畝が必要であったり、走行用補助車輪前側106a、後側106bの軸を機体に対してしっかりと支持させる必要があったりするという課題がある。また、走行用補助車輪前側106a、後側106bは操向の役割だけでなく、接地面に対して機体を支持する役割もあるため、畝側面における傾斜角度が緩やかな裾の部分に接地するように設ける必要があり、畝側面からの操向ガイドが得られにくいという課題もある。
【0005】
例えば、畝をフィルム状の被覆材でトンネル状に覆って作物を栽培するトンネルハウス栽培において、トンネルハウス内のような狭い空間内で作業させるための作業台車は小型に構成する必要があり、それ故に軽量な構成となる。そのような軽量な構成になると、畝側面形状の細かな変動により機体の進行方向が影響を受けやすく、走行が安定し難いという課題がある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するために、第1の発明の作業台車は、
平行に延びる二条の畝に沿って走行する作業台車であって、
前記二条の畝上又は/及び同畝間を畝長方向に走行するための走行手段と、
該走行手段に支持された機体と、
該機体の前側に設けられ、該機体の進行方向をガイドするための進行方向ガイド手段とを備え、
前記進行方向ガイド手段は、前記二条の畝の畝間に対峙する左右の畝側面にそれぞれ当接するように設けられた一対のガイドローラと、前記機体から前方に離間させた位置に、該一対のガイドローラを支持する支持部とを備えている。
【0007】
前記走行手段としては、特に限定されないが、クローラ、車輪等を例示する。
【0008】
作業台車としては、畝上への播種作業を行う播種機や、畝上又は/及び畝間の除草作業を行う除草機や、畝上の作物への防除作業を行う防除機等を例示する。
【0009】
この構成によれば、前記機体の進行方向をガイドするための前記一対のガイドローラを、該機体から前方に離間させた位置に前記支持部により支持させているので、軽量な構成の作業台車であっても、畝側面形状の細かな変動の影響を受けにくく、機体の進行方向を安定させることができる。そのため、畝の湾曲に沿った安定な走行が可能になり、作物への不要な接触の可能性を低減することができる。また、前記一対のガイドローラを前記機体の前方に設けることにより、前後方向に機能要素を配置しているので、トンネルハウス栽培におけるトンネルハウス内のような狭く長い空間内でも容易に使用することができる。
【0010】
第2の発明の作業台車としては、前記第1の発明において、
前記走行手段は、畝間を走行する一つの走行要素を備えており、
前記進行方向ガイド手段は、平面視における前記機体と前記一対のガイドローラとの相対位置が変動しないように前記支持部が支持しており、
前記畝側面に当接する前記一対のガイドローラによって前記走行手段の進行方向がガイドされるように構成されている態様を例示する。
(【0011】以降は省略されています)

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