TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024047754
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-08
出願番号2022153418
出願日2022-09-27
発明の名称ルアー
出願人グローブライド株式会社
代理人個人,個人
主分類A01K 85/16 20060101AFI20240401BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】実釣時において、フォール操作してもライントラブルが発生し難いルアーを提供する。
【解決手段】本発明に係るルアー1は、先端側に設けられたライン用の第1のアイ3aと、後端側に設けられたリアフック用の第2のアイ3bとを備えた本体2と、本体2の後方側に設けられ、第2のアイ3bの上方に配置されて整流する平面を備えた尾翼20とを有する。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
先端側に設けられたライン用の第1のアイと、後端側に設けられたリアフック用の第2のアイとを備えた本体と、
前記本体の後方側に設けられ、前記第2のアイの上方に配置されて整流する平面を備えた尾翼と、
を有することを特徴とするルアー。
続きを表示(約 760 文字)【請求項2】
前記尾翼は、前記本体に対して上方に突出する第1の部分と、前記第1の部分の両側でそれぞれ側方に突出し、前記第1の部分と一体形成された第2の部分及び第3の部分とを有することを特徴とする請求項1に記載のルアー。
【請求項3】
前記本体の尾翼の下方には、後方に向けて突出した規制部が形成されており、
前記第2のアイは、前記尾翼の下方と前記規制部の上方との間の凹所内に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のルアー。
【請求項4】
前記第2のアイには、スプリットリングが取り付けられており、
前記規制部は、その断面の径が、前記第2のアイに取り付けられたスプリットリングの径よりも小さく形成されていることを特徴とする請求項3に記載のルアー。
【請求項5】
前記尾翼の後端縁には、前記スプリットリングに取り付けられるスイベルが当て付いてスイベルの回動を規制する回動規制部が形成されていることを特徴とする請求項4に記載のルアー。
【請求項6】
前記尾翼の形成位置は、前記本体の重心位置よりも上方に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のルアー。
【請求項7】
前記尾翼は、前記本体の全長をLとした場合、前記ルアーの後端から0.3Lの位置よりも後方側に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のルアー。
【請求項8】
前記本体はタングステンで形成されていることを特徴とする請求項1に記載のルアー。
【請求項9】
前記第2のアイには、スプリットリングを介してブレード及びリアフックを備えた仕掛けパーツが取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のルアー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、魚釣りに際して用いられるルアーに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、実際の魚と同じような外観模様を呈した金属製のルアー(メタルジグとも称される)が知られている。そのようなルアーには、例えば、特許文献1に開示されているように、先端側にリールからのラインを取り付けるアイ(先端アイ)が設けられており、後端側にリアフック(釣針)を取り付けるアイ(後端アイ)が設けられている。また、後端アイには、集魚効果を高めるように、ブレードを取り付けることもある。この場合、ブレードやリアフックは、固定状態にあると糸縒れが発生し易くなるため、後端アイにスイベルを介して取り付けることが行なわれている。
【0003】
そして、上記のルアーは、遠投してリールを巻き取り操作する釣法(リトリーブ)、或いは、船などでそのまま落下させたり遠投して落下させたりして巻き取り操作する釣法(フォール)などに利用される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6047788号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
図7(a)(b)で示すように、従来のルアー100は、フォールさせると、後端アイ101にスイベル102を介して取り付けられたブレード105やリアフック106が抵抗となり、頭部が下を向いて落下するようになる。このため、後方側が浮き上がってライン200とルアー100の間隔が狭くなってしまい、ブレード105と一緒に回転するリアフック106がライン200に絡み付き易く、ライントラブルが発生し易くなる。特に、後端アイ101は、ルアー100の後端部位から後方に向けて突出させているため、リアフック106の回動範囲が広くなり、リアフック106がライン200を拾い易く、上記したライントラブルが発生し易い。
【0006】
本発明は、上記した問題に着目してなされたものであり、実釣時において、フォール操作してもライントラブルが発生し難いルアーを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記した目的を達成するために、本発明に係るルアーは、先端側に設けられたライン用の先端アイと、後端側に設けられたリアフック用の後端アイとを備えた本体と、前記本体の後方側に設けられ、前記後端アイの上方に配置されて整流する平面を備えた尾翼と、を有することを特徴とする。
【0008】
上記した構成のルアーの本体は、後端アイの上方に配置された尾翼が平面を有することで整流効果が得られ、ルアーが水中に落下する際に、フォール姿勢の安定化が図れる。また、後端アイにリアフックやブレードを取り付けた状態でルアーをフォールした際、本体の尾翼が後端アイの上方に配置されているのでリアフックやブレードの可動範囲が狭くなり、上記した整流効果による本体の安定化に加え、リアフックやブレードラインに絡み付き難くなる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、実釣時において、フォール操作してもライントラブルが発生し難いルアーが得られる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明に係るルアーの一実施形態を示す図であり、(a)は前方の上方側から見た斜視図、(b)は後方の下方側から見た斜視図。
図1のルアーを示しており、(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は平面図、(d)は下面図、(e)は背面図。
図2に示すルアーの本体の主要部を示す図であり、後端アイ(第2のアイ)にスプリットリングを介して取り付けられるスイベル、及び、スイベルにスプリットリングを介して取り付けられるブレードとリアフックを示す図。
後端アイにスプリットリングを介して取り付けられたスイベルの可動範囲を説明する図。
尾翼に対して回動したスイベルが当て付いた状態を拡大して示す平面図。
図5のA-A線に沿った断面図。
(a)及び(b)は、従来のルアーをフォールした際に生じる問題を説明する図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
産卵床
5日前
個人
魚釣用ルアー
27日前
個人
動物飼育用ケージ
12日前
個人
猫用のトイレ
12日前
株式会社シマノ
釣竿
今日
個人
水中生物採集器
5日前
井関農機株式会社
作業車両
21日前
井関農機株式会社
作業車両
21日前
個人
計量カップ付き肥料袋
25日前
個人
木造人工島の海産物農業
21日前
井関農機株式会社
収穫機
22日前
井関農機株式会社
作業車両
20日前
井関農機株式会社
作業車両
22日前
株式会社大垣化工
糸収容具
13日前
井関農機株式会社
作業車両
12日前
井関農機株式会社
苗移植機
12日前
井関農機株式会社
作業車両
25日前
株式会社大貴
動物用トイレ
5日前
みのる産業株式会社
作業台車
14日前
井関農機株式会社
乗用型作業機
今日
ロンタイ株式会社
植生体
12日前
井関農機株式会社
防除システム
19日前
井関農機株式会社
台木切断装置
25日前
井関農機株式会社
乗用型苗植機
15日前
MWPO株式会社
キャットタワー
5日前
個人
水田用除草機器および水田用除草体
13日前
株式会社クボタ
田植機
12日前
有限会社伊藤テクノリサーチ
防草施工方法
6日前
グローブライド株式会社
ルアー
22日前
株式会社 ジークラック
ルアー
13日前
株式会社クボタ
降雨制御システム
13日前
有限会社シーム
横紐支持具
21日前
住友化学株式会社
有害生物防除方法
28日前
トヨタ自動車株式会社
資源化支援システム
27日前
アース製薬株式会社
線香
19日前
個人
豚舎、およびそれを利用した養豚方法
13日前
続きを見る