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公開番号2024053162
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-15
出願番号2022159237
出願日2022-10-03
発明の名称乗用型苗植機
出願人井関農機株式会社
代理人個人
主分類A01C 11/02 20060101AFI20240408BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】従来、圃場を走行しながら苗を植え付ける乗用型苗植機において、走行車体に2つの積載台を設けた予備苗載部を装備し、該2つの積載台が機体前後方向に同一平面状に連なる状態と折り畳んだ状態に切り換えるものがある。然しながら、乗用型苗植機から空の苗箱を取り出す作業が未だ作業性及び作業効率の悪いものであった。そこで、乗用型苗植機から空の苗箱を取り出す作業の作業性及び作業効率を向上させることができる乗用型苗植機を提供する。
【解決手段】走行車体の後部に苗植付部を装着し、走行車体の前部に苗箱Nを載置する積載台51U,51Dを装備した予備苗載部50を設けた乗用型苗植機において、予備苗載部50の積載台51U,51Dの側方に空の苗箱Nを縦に載置する機体前後方向に長い空箱載部58を設け、積載台51D上の空の苗箱Nを空箱載部58に移載する苗箱回収体61設ける。
【選択図】図3

特許請求の範囲【請求項1】
走行車体(2)の後部に苗植付部(30)を装着し、走行車体(2)の前部に苗箱(N)を載置する積載台(51U,51D)を装備した予備苗載部(50)を設けた乗用型苗植機において、予備苗載部(50)の積載台(51U,51D)の側方に空の苗箱(N)を縦に載置する機体前後方向に長い空箱載部(58)を設け、積載台(51D)上の空の苗箱(N)を空箱載部(58)に移載する苗箱回収体(61)設けたことを特徴とする乗用型苗植機。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
予備苗載部(50)の複数の上積載台(51U)と下積載台(51D)が上下複数段となって平面視で重複した積層状態と、上積載台(51U)が下積載台(51D)の前方に移動した上積載台(51U)と下積載台(51D)が前後方向に直線状に展開した展開状態に切り替え自在であって、上積載台(51U)と下積載台(51D)の外側方に空箱載部(58)の前載部(58F)と後載部(58R)を設けたことを特徴とする請求項1に記載の乗用型苗植機。
【請求項3】
苗箱回収体(61)が回収ペダル(62)の操作にて下積載台(51D)に収納された収納状態から下積載台(51D)上方に立ち上がって後載部(58R)に向けて外方が低い傾斜状態に切り換えられることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の乗用型苗植機。
【請求項4】
苗箱回収体(61)が下積載台(51D)に載置されている苗箱(N)が空の時に付勢装置(75)にて下積載台(51D)に収納された収納状態から下積載台(51D)上方に立ち上がって後載部(58R)に向けて外方が低い傾斜状態に切り換えられることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の乗用型苗植機。
【請求項5】
空箱載部(58)に載置された苗箱(N)を機体前方に移送する移送装置(64)を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の乗用型苗植機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、予備苗載部を装備した乗用型苗植機に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、圃場を走行しながら苗を植え付ける乗用型苗植機において、走行車体に2つの積載台を設けた予備苗載部を装備し、該2つの積載台が機体前後方向に同一平面状に連なる状態と折り畳んだ状態に切り換えるものがある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-000045号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
乗用型苗植機の前部を畦や道路に着けて、予備苗載部の2つの積載台を機体前後方向に同一平面状に連なる状態にすれば、畦又は道路から乗用型苗植機へ育苗した苗箱を供給する作業が容易に行えるが、乗用型苗植機から空の苗箱を取り出す作業が未だ作業性及び作業効率の悪いものであった。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、乗用型苗植機から空の苗箱を取り出す作業の作業性及び作業効率を向上させることができる乗用型苗植機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1記載の発明は、走行車体2の後部に苗植付部30を装着し、走行車体2の前部に苗箱Nを載置する積載台51U,51Dを装備した予備苗載部50を設けた乗用型苗植機において、予備苗載部50の積載台51U,51Dの側方に空の苗箱Nを縦に載置する機体前後方向に長い空箱載部58を設け、積載台51D上の空の苗箱Nを空箱載部58に移載する苗箱回収体61設けた乗用型苗植機である。
【0007】
請求項1記載の発明によれば、予備苗載部50の積載台51U,51Dの側方に空の苗箱Nを縦に載置する機体前後方向に長い空箱載部58を設け、積載台51D上の空の苗箱Nを空箱載部58に移載する苗箱回収体61設けたので、乗用型苗植機の前部を畦や道路に着けて、畦又は道路から予備苗載部50の積載台51U,51Dへ育苗した苗箱を供給する作業が容易に行え、且つ、苗箱回収体61にて積載台51D上の空の苗箱Nを空箱載部58に移載して、空箱載部58から空の苗箱Nを取り出す作業が作業性及び作業効率良く行える。
【0008】
請求項2記載の発明は、予備苗載部50の複数の上積載台51Uと下積載台51Dが上下複数段となって平面視で重複した積層状態と、上積載台51Uが下積載台51Dの前方に移動した上積載台51Uと下積載台51Dが前後方向に直線状に展開した展開状態に切り替え自在であって、上積載台51Uと下積載台51Dの外側方に空箱載部58の前載部58Fと後載部58Rを設けた請求項1に記載の乗用型苗植機である。
【0009】
請求項3記載の発明は、苗箱回収体61が回収ペダル62の操作にて下積載台51Dに収納された収納状態から下積載台51D上方に立ち上がって後載部58Rに向けて外方が低い傾斜状態に切り換えられる請求項1又は請求項2に記載の乗用型苗植機である。
【0010】
請求項4記載の発明は、苗箱回収体61が下積載台51Dに載置されている苗箱Nが空の時に付勢装置75にて下積載台51Dに収納された収納状態から下積載台51D上方に立ち上がって後載部58Rに向けて外方が低い傾斜状態に切り換えられる請求項1又は請求項2に記載の乗用型苗植機である。
(【0011】以降は省略されています)

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