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公開番号2024047183
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-05
出願番号2022152662
出願日2022-09-26
発明の名称作業車両
出願人井関農機株式会社
代理人個人
主分類A01C 11/00 20060101AFI20240329BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】 苗を苗ポットから取出す苗取出し装置と、取出された苗を圃場へ植付ける苗植付け装置と、を有する、走行しながら苗を植付ける移植機のような作業車両が、知られている。しかしながら、従来の作業車両については、植付けられた苗における肥料不足が発生することがある。
【解決手段】 走行しながら苗700を植付ける移植機であって、苗700を苗ポット610から取出す苗取出し装置200と、取出された苗700を圃場900へ植付ける苗植付け装置300と、植付けられる苗700へ供給される肥料800を貯留する肥料貯留部500と、を備えており、肥料800は、苗700が苗ポット610から取出される苗取出し位置の近傍において苗700へ供給される移植機である。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
走行しながら苗(700)を植付ける作業車両であって、
前記苗(700)を苗ポット(610)から取出す苗取出し装置(200)と、
前記取出された苗(700)を圃場(900)へ植付ける苗植付け装置(300)と、
前記植付けられる苗(700)へ供給される肥料(800)を貯留する肥料貯留部(500)と、
を備えており、
前記肥料(800)は、前記苗(700)が前記苗ポット(610)から取出される苗取出し位置の近傍において前記苗(700)へ供給されることを特徴とする作業車両。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記肥料貯留部(500)は、液状の前記肥料(800)を貯留する肥料貯留タンク(510)を有し、
肥料供給注射針(530)が、前記肥料貯留タンク(510)へ接続された肥料供給ホース(520)の先端部へ取付けられており、
前記肥料(800)の前記苗(700)への供給は、前記肥料供給注射針(530)からのプランジャー押出し操作を利用することにより行われることを特徴とする請求項1に記載の作業車両。
【請求項3】
前記肥料供給注射針(530)は、前記苗取出し装置(200)の苗取出し具(210)へ取付けられていることを特徴とする請求項2に記載の作業車両。
【請求項4】
前記苗取出し具(210)は、前記苗ポット(610)が収容する育苗土(620)へ突刺さって前記苗(700)を前記苗ポット(610)から取出す、二股分岐形状を有する爪状の苗取出し具であり、
前記苗(700)が前記苗ポット(610)から取出されるとき、前記肥料供給注射針(530)は前記苗取出し具(210)とともに前記育苗土(620)へ突刺さり、
前記肥料供給注射針(530)は、前記苗取出し具(210)の前記二股分岐形状の間に配置されており、
前記肥料供給注射針(530)の排出孔(531)は、前記肥料供給注射針(530)の側面へ設けられた横孔であることを特徴とする請求項3に記載の作業車両。
【請求項5】
前記肥料貯留部(500)は、液状の前記肥料(800)を貯留する肥料貯留タンク(510)を有し、
前記肥料貯留タンク(510)は、前記苗取出し位置の上方に配置されており、
肥料供給ノズル(540)が、前記肥料貯留タンク(510)へ接続された肥料供給ホース(520)の先端部へ取付けられており、
前記肥料(800)の前記苗(700)への供給は、前記肥料供給ノズル(540)からの自重による落下現象を利用することにより行われることを特徴とする請求項1に記載の作業車両。
【請求項6】
前記肥料貯留部(500)は、相異なる粒径を有する粒状の前記肥料(800)を貯留する肥料貯留タンク(510)を有し、
前記肥料貯留タンク(510)は、前記苗取出し位置の上方に配置されており、
前記相異なる粒径に応じたサイズを有する肥料供給孔(551)または肥料供給切欠き(552)が設けられている回転プレート(550)が、前記肥料貯留タンク(510)の底部へ回転可能に取付けられており、
前記肥料供給孔(551)または前記肥料供給切欠き(552)は、前記回転プレート(550)の回転で選択可能であり、
前記肥料(800)の前記苗(700)への供給は、選択された前記肥料供給孔(551)または前記肥料供給切欠き(552)を通っての自重による落下現象を利用することにより行われることを特徴とする請求項1に記載の作業車両。
【請求項7】
前記肥料貯留部(500)は、複数の種類の前記肥料(800)をそれぞれ貯留する複数の肥料貯留タンク(510)を有し、
前記複数の種類の前記肥料(800)は、あらかじめ定められた成分比率に基づいて前記複数の肥料貯留タンク(510)からそれぞれ排出され、
前記肥料(800)の前記苗(700)への供給は、前記複数の肥料貯留タンク(510)から前記それぞれ排出された前記複数の種類の肥料(800)の混合操作を利用することにより行われることを特徴とする請求項1に記載の作業車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、移植機などのような作業車両に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
苗を苗ポットから取出す苗取出し装置と、取出された苗を圃場へ植付ける苗植付け装置と、を有する、走行しながら苗を植付ける移植機のような作業車両が、知られている(たとえば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-146529号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述された従来の作業車両については、植付けられた苗における肥料不足が発生することがある。
【0005】
本発明は、上述された従来の課題を考慮し、植付けられた苗における肥料不足の発生を抑制することができる作業車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の本発明は、走行しながら苗(700)を植付ける作業車両であって、
前記苗(700)を苗ポット(610)から取出す苗取出し装置(200)と、
前記取出された苗(700)を圃場(900)へ植付ける苗植付け装置(300)と、
前記植付けられる苗(700)へ供給される肥料(800)を貯留する肥料貯留部(500)と、
を備えており、
前記肥料(800)は、前記苗(700)が前記苗ポット(610)から取出される苗取出し位置の近傍において前記苗(700)へ供給されることを特徴とする作業車両である。
【0007】
第2の本発明は、前記肥料貯留部(500)は、液状の前記肥料(800)を貯留する肥料貯留タンク(510)を有し、
肥料供給注射針(530)が、前記肥料貯留タンク(510)へ接続された肥料供給ホース(520)の先端部へ取付けられており、
前記肥料(800)の前記苗(700)への供給は、前記肥料供給注射針(530)からのプランジャー押出し操作を利用することにより行われることを特徴とする第1の本発明の作業車両である。
【0008】
第3の本発明は、前記肥料供給注射針(530)は、前記苗取出し装置(200)の苗取出し具(210)へ取付けられていることを特徴とする第2の本発明の作業車両である。
【0009】
第4の本発明は、前記苗取出し具(210)は、前記苗ポット(610)が収容する育苗土(620)へ突刺さって前記苗(700)を前記苗ポット(610)から取出す、二股分岐形状を有する爪状の苗取出し具であり、
前記苗(700)が前記苗ポット(610)から取出されるとき、前記肥料供給注射針(530)は前記苗取出し具(210)とともに前記育苗土(620)へ突刺さり、
前記肥料供給注射針(530)は、前記苗取出し具(210)の前記二股分岐形状の間に配置されており、
前記肥料供給注射針(530)の排出孔(531)は、前記肥料供給注射針(530)の側面へ設けられた横孔であることを特徴とする第3の本発明の作業車両である。
【0010】
第5の本発明は、前記肥料貯留部(500)は、液状の前記肥料(800)を貯留する肥料貯留タンク(510)を有し、
前記肥料貯留タンク(510)は、前記苗取出し位置の上方に配置されており、
肥料供給ノズル(540)が、前記肥料貯留タンク(510)へ接続された肥料供給ホース(520)の先端部へ取付けられており、
前記肥料(800)の前記苗(700)への供給は、前記肥料供給ノズル(540)からの自重による落下現象を利用することにより行われることを特徴とする第1の本発明の作業車両である。
(【0011】以降は省略されています)

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