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公開番号2024050538
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-10
出願番号2023215924,2022172349
出願日2023-12-21,2019-08-30
発明の名称作業車両
出願人井関農機株式会社
代理人
主分類F16H 61/02 20060101AFI20240403BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】農業用トラクタなどのような作業車両に関し、作業機などの状態に応じて、必要とされる車速規制制御を適切に行うことができる作業車両を提供する。
【解決手段】制御部100は、車体10の位置を測定するGNSS機構70による測定結果に基づいて車体が圃場の外に位置していると判断するとともに、作業機200が車体へ装着されていると判断するとき、車速規制制御を行う。車速規制制御は上限値の車速を超えない速度による車速規制制御を設定できる設定手段を備え、車体に対して昇降可能に装着する作業機の昇降位置が、所定以上の場合に車速規制を行う。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
上限値の車速を超えない速度による車速規制制御を設定できる設定手段を備えたことを特徴とする作業車両。
続きを表示（約 160 文字）【請求項２】
変速レバーの位置が前記設定した車速規制の車速を超える位置に変速レバーがあるときには、発進を規制することを特徴とする請求項１記載の作業車両。
【請求項３】
車体に対して昇降可能に装着する作業機の昇降位置が、所定以上の場合に前記車速規制を行うことを特徴とする請求項１又は請求項２記載の作業車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、農業用トラクタなどのような作業車両に関する。
続きを表示（約 770 文字）【背景技術】
【０００２】
走行車体に反射材を備えた作業車両において、作業機が上昇した状態の時でも、安全性が確保され、路上走行にも適した作業車両が、知られている（たとえば、特許文献１参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１７－１０８６８７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、上述された従来の作業車両は、必要とされる車速規制制御を適切に行うことができない。
【０００５】
本発明は、上述された従来の課題を考慮し、必要とされる車速規制制御を適切に行うことができる作業車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
第１の本発明は、上限値の車速を超えない速度による車速規制制御を設定できる設定手段を備えたことを特徴とする作業車両である。
【０００７】
主変速設定上限値を超える主変速設定値の設定操作は無効化されるので、走行における安全性が向上される。作業機に応じた車速規制を設定できる。
【０００８】
第２の本発明は、変速レバーの位置が前記設定した車速規制の車速を超える位置に変速レバーがあるときには、発進を規制することを特徴とする請求項１記載の作業車両である。
【０００９】
これにより、車速規制制御は開始されないので、安全性が向上される。
【００１０】
第３の本発明は、車体に対して昇降可能に装着する作業機の昇降位置が、所定以上の場合に前記車速規制を行うことを特徴とする請求項１又は請求項２記載の作業車両である。
（【００１１】以降は省略されています）

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