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公開番号2024020688
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-15
出願番号2022123050
出願日2022-08-02
発明の名称弁装置
出願人株式会社ミクニ
代理人個人
主分類F16K 1/00 20060101AFI20240207BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】流体が弁体に衝突することによる圧力損失を低減し、又、流体の通路抵抗を低減できる弁装置を提供する。
【解決手段】流体を通す上流側通路12a及び下流側通路13a,上流側通路と下流側通路の間に介在する作動室C及び弁座面11dを画定するハウジング10と、弁座面に対して着座及び離脱するべく作動室において往復動する弁体20と、弁体に連結されたシャフト40を有し弁体を駆動する駆動ユニットUを備えた弁装置において、上流側通路12a及び下流側通路13aは同一の軸線L上に配列され、弁座面11dは軸線Lを中心として軸線Lに対して傾斜して配置されている。
【選択図】図4

特許請求の範囲【請求項1】
流体を通す上流側通路及び下流側通路,前記上流側通路と前記下流側通路の間に介在する作動室及び弁座面を画定するハウジングと、
前記弁座面に対して着座及び離脱するべく前記作動室において往復動する弁体と、
前記弁体に連結されたシャフトを有し前記弁体を駆動する駆動ユニットを備え、
前記上流側通路及び前記下流側通路は、同一の軸線上に配列され、
前記弁座面は、前記軸線を中心として前記軸線に対して傾斜して配置されている、
ことを特徴とする弁装置。
続きを表示(約 760 文字)【請求項2】
前記弁座面は、内側の輪郭が楕円形状に形成され、
前記弁体は、円形状に形成されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の弁装置。
【請求項3】
前記弁体には、前記弁座面に当接し得る円環状のシール部材が装着されている、
ことを特徴とする請求項2に記載の弁装置。
【請求項4】
前記弁座面は、前記上流側通路の下流端に形成され、
前記弁体は、前記上流側通路から流れ込む流体に対抗する向きに閉弁する、
ことを特徴とする請求項1に記載の弁装置。
【請求項5】
前記駆動ユニットは、前記シャフトに駆動力を及ぼす電磁アクチュエータを含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の弁装置。
【請求項6】
前記電磁アクチュエータは、固定子と、励磁用のコイルと、前記シャフトが連結されて前記コイルの通電により作動位置に移動し前記コイルの非通電により休止位置に戻る可動子を含む、
ことを特徴とする請求項5に記載の弁装置。
【請求項7】
前記休止位置は、前記弁体が前記弁座面から離脱した開弁位置に対応し、
前記作動位置は、前記弁体が前記弁座面に着座した閉弁位置に対応する、
ことを特徴とする請求項6に記載の弁装置。
【請求項8】
前記シャフトは、前記軸線に対して垂直方向に往復動するように配置されている、
ことを特徴とする請求項1ないし7いずれか一つに記載の弁装置。
【請求項9】
前記シャフトは、前記弁座面に対して垂直方向に往復動するように配置されている、
ことを特徴とする請求項1ないし7いずれか一つに記載の弁装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、流体の通路を開閉する弁装置に関し、特に、通路の途中に配置された弁座に対して弁体が着座及び離脱するように往復動することにより、通路を開閉する弁装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来の弁装置としては、流体が流入する上流側通路、流体が流出する下流側通路、上流側通路と下流側通路を接続するU字状又はクランク状の屈曲通路、屈曲通路の途中において通路に垂直に形成された弁座面、弁座面に対して着座及び離脱するように往復動する弁体、弁体を駆動するソレノイド等を備えた電磁制御弁又は電磁弁が知られている(例えば、特許文献1~3を参照)。
【0003】
上記電磁制御弁又は電磁弁においては、上流側通路から流入した流体は、屈曲通路において弁体に正面から衝突し、その後、弁体を回避するように弁体の周りを流れて下流側通路に流れ出る。すなわち、流体が弁体に衝突することにより、流体の圧力損失が大きくなる。また、上流側通路と下流側通路が屈曲通路により接続されているため、直線状の通路に比べて通路抵抗が増加し、同様に流体の圧力損失を助長することになる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開昭62-56679号公報
特開平3-172694号公報
特開2002-250460号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、上記の事情に鑑みて成されたものであり、その目的とするところは、流体が弁体に衝突することによる流体の圧力損失の低減又通路抵抗の低減を図れる弁装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の弁装置は、流体を通す上流側通路及び下流側通路,上流側通路と下流側通路の間に介在する作動室及び弁座面を画定するハウジングと、弁座面に対して着座及び離脱するべく作動室において往復動する弁体と、弁体に連結されたシャフトを有し弁体を駆動する駆動ユニットを備え、上流側通路及び下流側通路は、同一の軸線上に配列され、弁座面は、軸線を中心として軸線に対して傾斜して配置されている、構成となっている。
【0007】
上記弁装置において、弁座面は、内側の輪郭が楕円形状に形成され、弁体は、円形状に形成されている、構成を採用してもよい。
【0008】
上記弁装置において、弁体には、弁座面に当接し得る円環状のシール部材が装着されている、構成を採用してもよい。
【0009】
上記弁装置において、弁座面は、上流側通路の下流端に形成され、弁体は、上流側通路から流れ込む流体に対抗する向きに閉弁する、構成を採用してもよい。
【0010】
上記弁装置において、駆動ユニットは、シャフトに駆動力を及ぼす電磁アクチュエータを含む、構成を採用してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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