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公開番号2024034430
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-13
出願番号2022138659
出願日2022-08-31
発明の名称圧入成形物の製造法
出願人個人
代理人個人
主分類F16C 35/063 20060101AFI20240306BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】ボールベアリングの内輪および/または外輪の適正な位置に、部材を配置可能な圧入成形物の製造法を提供する。
【解決手段】シャフト33を第1のボールベアリング31の内輪の環状部に圧入し、圧入動作に伴って、第2のボールベアリング31aの外輪にハウジング32へ第2の圧入を、圧入動作と同時期に行うことが可能であり、圧入および第2の圧入の際に、部材および/または工具の弾性変位量よりも小さな公差で、圧入成形物の組み立てをする。
【選択図】図17
特許請求の範囲【請求項1】
シャフトをボールベアリングの内輪の環状部に圧入することが可能であり、
前記圧入の際に、部材および/または工具の弾性変位量よりも小さな公差で、圧入成形物の組み立てが可能な、
圧入成形物の製造法。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
ハウジングをボールベアリングの外輪に圧入する第2の圧入を行うことが可能であり、
前記第2の圧入の際に、部材および/または工具の弾性変位量よりも小さな公差で、圧入成形物の組み立てが可能な、
圧入成形物の製造法。
【請求項3】
シャフトを第1のボールベアリングの内輪の環状部に圧入し、
前記圧入動作に伴って、第2のボールベアリングの外輪にハウジングへ第2の圧入を、前記圧入動作と同時期に行うことが可能であり、
前記圧入の際、および前記第2の圧入の際に、部材および/または工具の弾性変位量よりも小さな公差で、圧入成形物の組み立てが可能な、
圧入成形物の製造法。
【請求項4】
シャフトをボールベアリングの内輪の環状部に圧入する工程、および/またはハウジングを前記ボールベアリングの外輪に圧入する第2の圧入を行う工程を有し、その工程を行うに際し、
前記ボールベアリングに、スラスト方向の荷重をかけることにより、
内輪押し面と、外輪押し面との間に、段差を設け、
前記圧入の際、および前記第2の圧入の際に、部材および/または工具の弾性変位量よりも小さな公差で、圧入成形物の組み立てが可能な、
圧入成形物の製造法。
【請求項5】
ハウジングをボールベアリングの外輪に圧入する第2の圧入の工程を有し、
前記ハウジングの内周面には、段差がなく、
前記第2の圧入の際に、部材および/または工具の弾性変位量よりも小さな公差で、圧入成形物の組み立てが可能な、
圧入成形物の製造法。
【請求項6】
請求項1から6のいずれか1項に記載の圧入成形物の製造法において、
前記部材および/または前記工具の弾性変位量よりも小さな公差で、圧入成形物の組み立てをする際に、前記部材および/または前記工具を加振する、
圧入成形物の製造法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、圧入成形物の製造法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
ボールベアリングとは、その内輪と外輪に、部材を、たとえば摩擦を生じさせつつ固定し、内輪と外輪の回転運動に伴って、内輪と外輪に固定された部材も回転運動させる装置である。
【0003】
特許文献1では、2つのボールベアリングに適正な与圧を印加することのできる軸受装置を備えた回転駆動装置を提供することを目的とした発明が開示されている。たとえば、図28に示すように、回転駆動装置101においては、軸受装置131の第1ボールベアリング81および第2ボールベアリング82に与圧を印加するにあたって、内輪811、821の間にはスペーサ部材86が設けられている一方、外輪812、822の間および外輪812、822のモータ軸線L方向における外側位置のうち、外側位置のみで外輪812、822の離間距離を規定する一対の位置規定部(第1位置規定部84および第2位置規定部89)が設けられている。このため、スペーサ部材86については、内輪811、821側のみに設けるだけで、第1ボールベアリング81および第2ボールベアリング82に定位置与圧を印加することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-148169号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このように、ボールベアリングに適正な与圧を印加することは難しい。同様にボールベアリングには、適正な位置に、圧入によって、上述の内輪と外輪に固定された部材を配置することも難しいのである。
【0006】
そこで本発明の目的は、ボールベアリングの内輪および/または外輪の適正な位置に、部材を配置可能な圧入成形物の製造法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本発明の圧入成形物の製造法は、シャフトをボールベアリングの内輪の環状部に圧入することが可能であり、圧入の際に、部材および/または工具の弾性変位量よりも小さな公差で組み立てが可能である。
【0008】
上記目的を達成するため、本発明の圧入成形物の製造法は、ハウジングをボールベアリングの外輪に圧入する第2の圧入を行うことが可能であり、第2の圧入の際に、部材および/または工具の弾性変位量よりも小さな公差で組み立てが可能である。
【0009】
上記目的を達成するため、本発明の圧入成形物の製造法は、シャフトを第1のボールベアリングの内輪の環状部に圧入し、圧入動作に伴って、第2のボールベアリングの外輪にハウジングへ第2の圧入を、圧入動作と同時期に行うことが可能であり、圧入および第2の圧入の際に、部材および/または工具の弾性変位量よりも小さな公差で組み立てが可能である。
【0010】
上記目的を達成するため、本発明の圧入成形物の製造法は、シャフトをボールベアリングの内輪の環状部に圧入する工程、および/またはハウジングをボールベアリングの外輪に圧入する第2の圧入を行う工程を有し、その工程を行うに際し、ボールベアリングに、スラスト方向の荷重をかけることにより、内輪押し面と、外輪押し面との間に、段差を設け、圧入の際に、部材および/または工具の弾性変位量よりも小さな公差で組み立てが可能である。
(【0011】以降は省略されています)

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