TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2023181155
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-12-21
出願番号2023095926
出願日2023-06-10
発明の名称締結具
出願人個人
代理人個人,個人
主分類F16B 35/00 20060101AFI20231214BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】ボルトに螺着したナットが弛緩してしまうのを抑制すること。
【解決手段】本発明では、ボルト2とナット3、4とからなる締結具1において、ボルト2の基端部(頭部)側に、第1のナット3を螺着するための第1のネジ部9を形成するとともに、ボルト2の先端具側に、第2のナット4を螺着するための第2のネジ部10を形成し、第2のネジ部10の呼び径を,第1のネジ部9の谷径よりも小さくするとともに、第2のネジ部1の螺旋方向を、第1のネジ部9とは逆向きにし、第1のナット3と第2のナット4とを連結具5で連結することとした。また、第2のナット4の外寸を、第1のナット3の外寸と同一又は第1のナット3の外寸よりも小さくし、連結具5に第1及び第2のナット3、4と嵌合する挿通孔12、13を形成することにした。また、連結具5の脱落を防止するための脱落防止具6を設けることとした。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ボルトとナットとからなる締結具において、
ボルトの基端部(頭部)側に、第1のナットを螺着するための第1のネジ部を形成するとともに、ボルトの先端部側に、第2のナットを螺着するための第2のネジ部を形成し、 第2のネジ部の呼び径を、第1のネジ部の谷径よりも小さくするとともに、第2のネジ部の螺旋方向を、第1のネジ部とは逆向きにし、
第1のナットと第2のナットとを連結具で連結したことを特徴とする締結具。
続きを表示(約 170 文字)【請求項2】
前記第2のナットの外寸を、第1のナットの外寸と同一又は第1のナットの外寸よりも小さくし、連結具に第1及び第2のナットと嵌合する挿通孔を形成したことを特徴とする請求項1に記載の締結具。
【請求項3】
前記連結具の脱落を防止するための脱落防止具を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の締結具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ボルトとナットとからなる締結具に関するものである。
続きを表示(約 990 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、締結具としては、ボルトと、ボルトに形成したネジ部に螺着するナットとで形成したものが広く利用されている。
【0003】
このボルトとナットとからなる締結具では、締結後に振動等の影響によってナットがボルトのネジ部で回転して弛緩してしまうおそれがあった。
【0004】
そのため、これまでにナットの弛緩を抑制するために様々な構造の締結具が開発されており、その中には、ボルトに2個のナットを螺着する構造の締結具も開発されている(たとえば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2016-211649号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記従来のボルトとナットとからなる締結具では、振動等の影響によってボルトに螺着した2個のナットが交互に弛緩することがあり、ナットの弛緩を良好に抑制することができないものであった。
【課題を解決するための手段】
【0007】
そこで、請求項1に係る本発明では、ボルトとナットとからなる締結具において、ボルトの基端部(頭部)側に、第1のナットを螺着するための第1のネジ部を形成するとともに、ボルトの先端部側に、第2のナットを螺着するための第2のネジ部を形成し、第2のネジ部の呼び径を、第1のネジ部の谷径より小さくするとともに、第2のネジ部の螺旋方向を、第1のネジ部とは逆向きにし、第1のナットと第2のナットとを連結具で連結することにした。
【0008】
また、請求項2に係る本発明では、前記請求項1に係る本発明において、前記第2のナットの外寸を、第1のナットの外寸と同一又は第1のナットの外寸よりも小さくし、連結具に第1及び第2のナットと嵌合する挿通孔を形成することにした。
【0009】
また、請求項3に係る本発明では、前記請求項1又は請求項2に係る本発明において、前記連結具の脱落を防止するための脱落防止具を設けることにした。
【発明の効果】
【0010】
そして、本発明では、以下に記載する効果を奏する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許