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公開番号2024057444
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-24
出願番号2022164191
出願日2022-10-12
発明の名称複数作業車の連携制御システム
出願人井関農機株式会社
代理人個人
主分類A01B 69/00 20060101AFI20240417BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】本発明は、圃場に植生する穀物の穀粒収穫をコンバインで行い、その収穫跡地をトラクタの耕耘装置で耕耘して圃場を更新する作業を効率よく短時間で行える作業システムとすることを課題とする。
【解決手段】コンバイン1の機体後部にターゲット2を設け、収穫作業を行うコンバイン1のターゲット2に向かって一定間以内に近づかないようにトラクタ3を走行させながら耕耘装置5を駆動して走行させる作業車両の自動制御システムとする。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
コンバイン(1)の機体後部にターゲット(2)を設け、収穫作業を行うコンバイン(1)のターゲット(2)に向かって一定間隔以内に近づかないようにトラクタ(3)を走行させながらその耕耘装置(5)を駆動して走行させる作業車両の自動制御システム。
続きを表示(約 440 文字)【請求項2】
コンバイン(1)の刈幅(W1)がトラクタ(3)の装着耕耘装置(5)の耕耘幅(W2)よりも狭い場合は、コンバイン(1)が一回目の周回刈取を終わらせるまでトラクタ(3)の走行を待機させ、2回目の周回刈取がトラクタ(3)の前を通過してからトラクタ(3)をコンバイン(1)に追従させることを特徴とする請求項1に記載の作業車両の自動制御システム。
【請求項3】
コンバイン(1)が周回刈取でコーナー旋回を開始する際にトラクタ(3)へ旋回信号を出力することで、その旋回信号を受けたトラクタ(3)が走行を一時的に停止させることを特徴とする請求項1に記載の作業車両の自動制御システム。
【請求項4】
トラクタ(3)が地図データで既耕耘地を記憶し、コンバイン(1)が既耕耘地を走行した場合に、その走行跡をトラクタ(3)に記憶し、トラクタ(3)が記憶した走行跡に沿って再度耕耘走行を行うことを特徴とする請求項1に記載の作業車両の自動制御システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、同一圃場内で複数の作業車が互いの作業走行を邪魔することなく連携して短時間で作業を終了させるよう自動的に制御する連携制御システムに関する。
続きを表示(約 920 文字)【背景技術】
【0002】
同一圃場内を複数の作業車で作業を行うことで作業効率を向上させることが考えられている。
【0003】
例えば、特許文献1には、二台のトラクタで圃場を耕耘することが考えられているが、第一トラクタが圃場を耕耘している間に、第二トラクタが圃場に近づき、第一トラクタの作業が終わるのを圃場の入口で待機して引き続いて作業を行う第一の作業システムが記載されている。
【0004】
また、特許文献2には、同一圃場の作業域を分担して二台のコンバインで収穫作業を行う第二の作業システムが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021―182887号公報
特開2020―178714号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
前記第一の作業システムでは、圃場の入口で待っている第二トラクタは第一トラクタの作業が終了するまで作業を開始することが出来ず、同一圃場で二台のトラクタでそれぞれ分担する作業を終わらせるには長時間が必要になる。
【0007】
また、前記第二の作業システムでは、作業能力の違うコンバインで同時に作業を終了する圃場の分担作業領域の設定が難しく、同時に作業を開始しても終了時間が一致するとは限らない。
【0008】
本発明は、圃場に植生する穀物の穀粒収穫をコンバインで行い、その収穫跡地をトラクタの耕耘装置で耕耘して圃場を更新する作業を効率よく短時間で行える作業システムとすることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記本発明の課題は、次の技術手段により解決される。
【0010】
請求項1の発明は、コンバイン1の機体後部にターゲット2を設け、収穫作業を行うコンバイン1のターゲット2に向かって一定間以内に近づかないようにトラクタ3を走行させながら耕耘装置5を駆動して走行させる作業車両の自動制御システムとする。
(【0011】以降は省略されています)

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