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公開番号2024054539
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-17
出願番号2022160818
出願日2022-10-05
発明の名称降雨制御システム
出願人株式会社クボタ
代理人個人,個人
主分類A01G 15/00 20060101AFI20240410BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】降雨を制御するのに好適な降雨制御システムを提供する。
【解決手段】海上の水蒸気量に関する情報を含む気象データに基づいて、海上における降雨剤の散布条件を決定する計算装置30と、計算装置30により決定された降雨剤の散布条件に従って、水蒸気に対して降雨剤を散布する散布装置10と、を具備し、気象データは、線状降水帯の発生予測に関する情報を含み、計算装置30は、線状降水帯が発生すると予測された場合、当該線状降水帯の原因になる水蒸気Jが存在する海域を推定し、当該海域に降雨剤Kを散布することを決定可能である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
海上の水蒸気量に関する情報を含む気象データに基づいて、海上における降雨剤の散布条件を決定する計算装置と、
前記計算装置により決定された前記降雨剤の散布条件に従って、水蒸気に対して前記降雨剤を散布する散布装置と、
を具備する降雨制御システム。
続きを表示(約 640 文字)【請求項2】
前記気象データは、
線状降水帯の発生予測に関する情報を含む、
請求項1に記載の降雨制御システム。
【請求項3】
前記計算装置は、
線状降水帯が発生すると予測された場合、当該線状降水帯の原因になる水蒸気が存在する海域を推定し、当該海域に降雨剤を散布することを決定可能である、
請求項2に記載の降雨制御システム。
【請求項4】
前記計算装置は、
仮の散布条件で前記降雨剤を散布したと仮定した場合における陸地の気象状況を予測し、前記予測の結果に基づいて、前記降雨剤の散布条件を決定可能である、
請求項1に記載の降雨制御システム。
【請求項5】
前記計算装置は、
前記予測の結果を学習データとする機械学習によって、前記降雨剤の散布条件を決定可能である、
請求項4に記載の降雨制御システム。
【請求項6】
前記降雨剤は、
粉体状の藻類により形成される、
請求項1に記載の降雨制御システム。
【請求項7】
前記散布装置から散布される前記降雨剤を帯電させる帯電装置をさらに具備する、
請求項1に記載の降雨制御システム。
【請求項8】
前記降雨剤の散布後、海上に着水した前記散布装置を回収する回収装置をさらに具備する、
請求項1から請求項7までのいずれか一項に記載の降雨制御システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、降雨を制御するための降雨制御システムの技術に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、降雨を制御するために降雨制御システムに関する技術が用いられる。
【0003】
特許文献1には、深刻な気象災害を阻止する方法として、雲に対して降雨剤を散布することで人工降雨を発生させ、気象災害を抑制する技術が開示されている。しかし、降雨を制御する降雨制御システム又は当該降雨制御システムに含まれる技術に関して、更なる改善が求められる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表2016‐522393号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示の一態様は、以上の状況を鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、降雨を制御するのに好適な降雨制御システム又は当該降雨制御システムに含まれる技術を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
次に上記課題を解決するための手段を説明する。
【0007】
本開示の一態様においては、海上の水蒸気量に関する情報を含む気象データに基づいて、海上における降雨剤の散布条件を決定する計算装置と、前記計算装置により決定された前記降雨剤の散布条件に従って、水蒸気に対して前記降雨剤を散布する散布装置と、を具備するものである。
本開示の一態様によれば、降雨を制御するのに好適な降雨制御システムを提供することができる。
【0008】
本開示の一態様においては、前記気象データは、線状降水帯の発生予測に関する情報を含むものである。
本開示の一態様によれば、豪雨となる可能性の高い線状降水帯の発生を抑制することができ、災害の発生を効果的に抑制することができる。
【0009】
本開示の一態様においては、前記計算装置は、線状降水帯が発生すると予測された場合、当該線状降水帯の原因になる水蒸気が存在する海域を推定し、当該海域に降雨剤を散布することを決定可能である。
本開示の一態様によれば、豪雨となる可能性の高い線状降水帯の発生を効果的に抑制することができる。
【0010】
本開示の一態様においては、前記計算装置は、仮の散布条件で前記降雨剤を散布したと仮定した場合における陸地の気象状況を予測し、前記予測の結果に基づいて、前記降雨剤の散布条件を決定可能である。
本開示の一態様によれば、好適な降雨剤の散布条件を決定することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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