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公開番号2024048574
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-09
出願番号2022154554
出願日2022-09-28
発明の名称横紐支持具
出願人有限会社シーム
代理人個人,個人,個人
主分類A01G 9/12 20060101AFI20240402BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】葉の成長に伴う横紐の高さ調整を容易に行うことが可能な横紐支持具の提供。
【解決手段】土に挿し込み可能な棒状の第1挿込部10と、第1挿込部10に連続して第1挿込部10の延びる方向に延び、横紐を掛けるための紐掛け部21が所定間隔で複数設けられた支持部20とを備えた支持具本体2を有する横紐支持具であり、紐掛け部21は支持部20に所定間隔で複数設けられているため、葉の成長に合わせて選択した紐掛け部21に横紐を掛け替えるだけで横紐の高さ調整を容易に行うことができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
土に挿し込み可能な棒状の第1挿込部と、
前記第1挿込部に連続して前記第1挿込部の延びる方向に延び、横紐を掛けるための紐掛け部が所定間隔で複数設けられた支持部と
を備えた支持具本体を有する横紐支持具。
続きを表示(約 550 文字)【請求項2】
土に挿し込み可能な棒状の第2挿込部と、
前記第2挿込部に連続して前記第2挿込部の延びる方向に延びる延長部と、
前記延長部の端部に前記第1挿込部が挿入されて連結される連結部と
を備えた延長アタッチメントを有する請求項1記載の横紐支持具。
【請求項3】
前記第2挿込部は、前記連結部に挿入して連結可能な形状である請求項2記載の横紐支持具。
【請求項4】
前記紐掛け部は、前記横紐を保持する紐保持部と、前記紐保持部へ前記横紐を導く紐導入部とを備え、
前記紐保持部は、前記紐導入部との接続部分の隙間を狭める第1返し部を備え、
前記紐導入部は、入口部分の隙間を狭める第2返し部を備える
請求項1から3のいずれか1項に記載の横紐支持具。
【請求項5】
前記第1挿込部は、側面に突起を備え、
前記連結部は、軸方向に切り欠かれて前記突起を前記第1挿込部の挿入方向に導入する突起導入部と、前記突起導入部に連通され、かつ周方向に切り欠かれて前記突起が係合される突起係合部と、前記突起導入部の切り欠かれた部分を橋渡しして連結する架橋部とを備える
請求項2または3に記載の横紐支持具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、横紐の高さを変更可能に支持する横紐支持具に係り、より詳しくはイチゴの玉出し作業に用いられる横紐支持具に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
イチゴ栽培において、イチゴの実に太陽光が多く当たるようにイチゴの玉出し作業が行われる(例えば、非特許文献1参照。)。イチゴの玉出し作業では、例えば非特許文献2に記載のイチゴ玉出し棒を用いて横紐を取り付け、この横紐を用いて葉を除けることにより、イチゴの日当たりを良くする。
【0003】
図7は従来のイチゴ玉出し棒100の使用例を示す斜視図である。図7に示すように、イチゴの玉出し作業では、葉S3を引っ掛けるための横紐S2を張る。この横紐S2の高さを調整するため、イチゴ玉出し棒100を数メートルおきに土S1に挿し、上端部の輪101を利用して横紐S2を張る。横紐S2は葉S3を引っ掛けて支持するため、相当なテンションを掛けて張る。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
“イチゴの玉だし 11/25-26”,[online],2014年11月26日,[令和4年9月13日検索],インターネット<URL:https://blog.goo.ne.jp/k_nouen/e/207b613a916543928df90e9bf43e46f5>
“C-1652|イチゴ玉出し棒”,[online],タキゲン製造株式会社,[令和4年9月13日検索],インターネット<URL:https://www.takigen.co.jp/pdf/T-003/C-1652.pdf>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
そして、葉S3の成長に伴い、横紐S2の位置を徐々に高くしていく必要があるため、土S1に挿しているイチゴ玉出し棒100を上に引き上げるが、この引き上げたイチゴ玉出し棒100を挿していた箇所は空洞となっているうえ、横紐S2には相当なテンションが掛かっているため、引き上げたイチゴ玉出し棒100が押し下げられてしまい、横紐S2の高さを上手く調整できなくなることがある。
【0006】
そこで、本発明においては、葉の成長に伴う横紐の高さ調整を容易に行うことが可能な横紐支持具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の横紐支持具は、土に挿し込み可能な棒状の第1挿込部と、第1挿込部に連続して第1挿込部の延びる方向に延び、横紐を掛けるための紐掛け部が所定間隔で複数設けられた支持部とを備えた支持具本体を有するものである。
【0008】
本発明の横紐支持具によれば、支持具本体の第1挿込部を土に挿し込み、支持部の紐掛け部に横紐を掛け、この横紐に葉を引っ掛けることができる。また、紐掛け部は支持部に所定間隔で複数設けられているため、葉の成長に合わせて選択した紐掛け部に横紐を掛け替えるだけで横紐の高さ調整を容易に行うことができる。このとき、第1挿込部の土への挿し込み高さは変わらないため第1挿込部の下に空洞が形成されることがなく、横紐に相当なテンションが掛かっていても、横紐支持具が押し下げられることがない。
【0009】
本発明の横紐支持具は、土に挿し込み可能な棒状の第2挿込部と、第2挿込部に連続して第2挿込部の延びる方向に延びる延長部と、延長部の端部に第1挿込部が挿入されて連結される連結部とを備えた延長アタッチメントを含むものであることが望ましい。この延長アタッチメントの連結部に支持具本体の第1挿込部を挿入して連結し、延長アタッチメントの第2挿込部を土に差し込むと、横紐をかけるための紐掛け部が所定間隔で複数設けられた支持部の高さを高くすることができる。
【0010】
ここで、第2挿込部は、連結部に挿入して連結可能な形状であることが望ましい。これにより、上記のように延長アタッチメントの連結部に支持具本体の第1挿込部を挿入して連結し、さらにこの延長アタッチメントの第2挿込部を別の延長アタッチメントの連結部に挿入して連結することができ、複数の延長アタッチメントによりさらに支持部の高さを高くすることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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